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夜桜お七 / 坂本冬美

坂本冬美さんがこの1月に発売したビリー・バンバン「また君に恋してる」の
カバーが現在オリコンの週間シングルチャートで6位になっています。
これは坂本冬美さんとしては実に21年ぶりのトップ10入りとなると聞いて、
改めて驚いてしまいました。

演歌はあまり聴かない私でも「あばれ太鼓」や「能登はいらんかいね」などは
知っていましたし、デビュー以来、休養されていた期間以外はテレビにもよく
出演されていてその存在を忘れる事はなかったので、トップ10ヒットもきっと
多いだろうと思い込んでいたんです。


今の季節に合わせて、私がこれまでの人生で唯一、演歌のシングルを自分で
買い求めた「夜桜お七」が今週のカラオケです。
これまでで採り上げてきた楽曲よりも20年前後、新しめの曲ですが…(^^;)

夜桜お七.jpg

レコードやCDなどの録音物でなく、テレビで歌番組を見ていて、そのパフォーマンスで
「本当にうまいなぁ」と私がいつも必ず思ってしまう歌手が3人おられます。

それは故・美空ひばりさん、ちあきなおみさん。
そしてもう一人が坂本冬美さんなんですね。


それはテクニックもそうですが、それ以上に安定感によるものが大きいんです。

坂本さんの場合、特に音程の安定感が凄いんです。 演歌ですから、コブシが
沢山入って常に音程は揺れているわけですが、その芯になっている音が極めて
強固なんですね。

またリズム感も素晴らしくて、ノリの良さは坂本さん以前の演歌歌手には
あまり見受けられなかった気がします。

演歌ではない「また君に恋してる」でもそれは遺憾なく発揮されていて、
音がしっかりしているからメロディーがはっきりわかる。 そして歌詞と
メロディーの関係もはっきり伝わる、だから曲の良さがしっかり広まる、
と私は思うんです。


2、3日前に報道番組を観ていて、若い人、特に女子高生の間にその「また君…」が
非常に人気があるという事を知りました。
どのような経緯で坂本さんがこの曲のカバーを発表したのかはわからないのですが、
世代が変わっても、日本人は根本的にこのような叙情的な曲が好きなんだ、と
わかってとても嬉しかったのと共に、そのオリジナルのアーティストである
ビリー・バンバンと、カバーとして採り上げた坂本さんに敬意を感じました。


さて「夜桜お七」ですが、タイトルのわりには発表されたのが秋口だったんですね。
当時AMラジオをよく聴いていた私は、いつも聴く番組で新曲としてこの曲を耳に
した時に「なぜ今、サクラ?」と思いました(^^;)

しかしその歌詞の斬新さ、和洋折衷なメロディーとアレンジ、そして坂本さんの
確かで情感に満ちた歌声で、一聴して好きになりました。
私にとっては、演歌のシングルを買うという事は一大事件だったんですよ(^^)


アレンジは若草恵氏。 このブログでは、河合奈保子さんの「ラブレター」も氏の
アレンジですが、ストリングスとブラスが大活躍なのが共通していますね。
「夜桜お七」ではさらに琴や鼓などの和楽器(サンプリングかも)やシンセサイザーも
使われ、能のような一種独特な世界を感じさせてくれますよね。

個人的なイメージですが、ちょっと掴み所がなくて、でも情景が浮かんでくる
ようなアレンジは若草恵氏と武部聡志氏が双璧、という感じです(^^)


最後になりましたが、「夜桜お七」はオリコン最高24位で100位内に25週、
約15万枚の売り上げでした。 う~ん、この成績も知名度のわりには意外だなぁ。


「夜桜お七」
作詞 : 林あまり
作曲 : 三木たかし
編曲 : 若草恵
レコード会社 : 東芝EMI
初発売 : 1994年9月7日

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コメント 6

オリ25

いや~またまた どストライク な作品でございます
カラオケに行くと必ず歌ってしまうほど十八番です
雅やかな音色の中に、歌謡ロックなテイストも
盛り込まれたサウンドが素晴らしいですよね

♪燃えて燃やした肌より白い花
♪あびて私は夜桜お七

ここの啖呵を切るような歌唱、カッコいいですよね~
音源の歌唱よりも、唄いこなれた現在の歌唱が好きです


話題がずれますが・・・
三木たかし氏+若草恵氏 のコンビと言えば
石川さゆりさん「風の盆恋歌」もいいですねぇ

伊藤咲子さん「乙女のワルツ」、岩崎宏美さん「あざやかな場面」
森昌子さん「愛傷歌」、石川さん「風の盆~」、香西かおり「花挽歌」
どれも大好きな作品なんですが、三木さんはこういった淡々とした曲調が
お気に入りだったんでしょうかね

しっとりとした川中美幸さんの「遣らずの雨」も大好物です
高田弘氏の編曲も良い味出してます
by オリ25 (2010-04-05 18:20) 

ぽぽんた

オリ25さん、こんばんは!

「夜桜お七」はちょっと新しすぎたかな、と少し後悔していましたが、好意的な
コメントを戴けて嬉しいです(^^)

この曲、サウンドも去る事ながら歌メロが難しいんですね。 特に♪夜桜お~七♪の
部分は正確に音を取るのは至難の業です。 そんな事もサラッとこなし、メリハリの
ある歌唱を聴かせてくれる坂本さんはやはり、凄いです。 確かに、近年の歌い方の
方がこなれていて情感も増してますよね。

三木たかし氏の「淡々系」には森山良子さんの「禁じられた恋」は外せません(^^)
他にもあべ静江さんの「コーヒーショップで」も素敵ですね。

かつて活躍された作・編曲家も、近年では演歌系にそのお名前を見る事が多い
ですが、1970年代にはポップス系で活躍されていた事を考えると少し複雑な思いに
なるのは私だけでしょうか…。

by ぽぽんた (2010-04-05 23:52) 

Marco Polo

「夜桜お七」演歌のようで演歌でない
不思議なアレンジが凄いですね。

6月にジェロ君がアルバムでカバーしますが
どんな風に歌うか期待しています。
日本人より日本人らしく好感度№1ですね、
「えいさ」「やんちゃ道」など好きです。

ジェロ君昨年、名古屋でのコンサートのファイナルでは
アンコールに「シンデレラ・ハネムーン」を
振り付けしながら歌ってくれました。

作曲家三木たかしといえば、やはりテレサ・テンですね。
「時の流れに身をまかせ」がマイべストです。
アイドル系では「哀愁のシンフォニー」「白い約束」
「思い出のカフェテラス」です。

先日は深夜に実際は数時間掛けて書き込みしたので
いつでもいいので残りのにも少しでも
コメントしてもらえるとやはりうれしいです。
by Marco Polo (2010-05-10 23:59) 

ぽぽんた

Marco Poloさん、こんばんは!

私自身はジェロさんと逆で、日本人らしくない顔で色が黒いので時々外国人に
間違われます(^^;)

ジェロさんが「シンデレラ・ハネムーン」ですか!? ちょっと想像つかない
のですが(^_^;)

私は、三木たかし氏の曲と言うと岩崎宏美さんの「思秋期」、西城秀樹さんの
「若き獅子たち」などが特に好きです(^^) アレンジも素晴らしいですよね。

そう言えば、今日(5月11日)は三木たかし氏の1周忌ですね。

日曜は新しい記事を書く事にエネルギーを使ってしまい、気付くと時間がなくなって
いました。そのためせっかく書いて頂いた何曲かについてコメントのお返事を後回し
にしてしまい、申し訳ありませんでした。

by ぽぽんた (2010-05-11 18:46) 

maro

はじめまして 夜桜お七の オリジナルのカラオケを探しておりまして こちらに たどり着きました。

近いうちに カラオケの大会がありまして ぜひこの歌をと 思っていましたので すごく 感動しました。。

ううわーー みたいな・・いっぱい 練習させていただきます。

本当に 感謝いたします。 ありがとうございました。
by maro (2010-05-26 15:04) 

ぽぽんた

maroさん、初めまして! コメントをありがとうございます(^^)

このブログの音がお役に立てて何よりです。 ぜひ沢山練習して、カラオケ大会
頑張ってくださいね!

他にもいろいろな曲を採り上げていますので、良かったらご覧になって下さい。

これからもどうぞよろしくお願い致します!

by ぽぽんた (2010-05-26 18:07) 

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