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未来 / 岩崎宏美

前回は自己都合で選曲を変更してしまったので(^^;)、今回はそれを取り返す
意味で「サウンド・イン・ナウ」で放送された曲を採り上げます:


岩崎宏美さんの、デビュー以来初めて日本語のタイトルがついた楽曲ですね(^^)
(「二重唱」は「デュエット」と読むので除外です(^^;))
そしてタイトルがそのまま歌詞に出てくるのは「ロマンス」以来ですね:

未来.jpg

「未来」は岩崎宏美さんの5枚目のシングルとして1976年5月に発売され、
オリコン最高2位、同100位内に15週ランクインし31.4万枚の売り上げとなりました。

この年は前半「およげ!たいやきくん」と「ビューティフル・サンデー」が続けて大ヒットし、
その2曲だけで半年間首位を独占していたので、
岩崎宏美さんの「ファンタジー」と「未来」はそのために首位になり損ねた、
と言って良いでしょう(^^;)


「およげ!…」も「ビューティフル…」も楽曲としては比較的平易で、
親しみやすさが身上と言った感じでしたが、
それらに対し「未来」は音楽的に非常に高度です。
そんな楽曲を、岩崎宏美さんはレコードでもテレビでも
やすやすと歌っていたんですね(^^;)


私にとって、当時から曲そのものに非常に興味を持っていた1曲なので、
ちょっと分析させて下さい(^^;)


まずコード進行。 この曲はキーがB♭mですが、説明しやすくするために
半音下げますね(^^)

「未来」は「二重唱」や「ロマンス」と同じようにサビから始まりますが、
その ♪ああ私の未来はあなたと同じ ああ私の未来はあなたと同じ♪ の部分は
Am→D7→Dm7→Cmaj7→Dm7→Cmaj7 Am→D7→Dm7→Cmaj7→Dm7→E7→Am
となっており、おおよそ歌謡曲らしくないコード進行です。

従来ならば
Am→F→G→C→F→C… と、ギターを始めたばかりの人でも楽に弾けるような
コードをつけていたところだと思うんです。


そして ♪あなたの甘い口づけが私の未来を決めるのよ 愛されてしまったの♪のところは
Cmaj7→Am7→Dm7→Em7→Fmaj7→F/G→G→Am
と言った具合に徐々に音の高いコードにつなげていき、
メロディーもそれに伴ってだんだん高い音程になっていくという進行で、
いきなりサビで強いインパクトを与えた後に一旦落ち着き、そしてまた少しずつ
高揚していって2回目のサビにつなげると言った感じになっているんですね。


初期の岩崎さんの楽曲の特徴の一つに、歌メロでの16分音符の多用があります。
つまり、早口ですね。

「未来」では先ほども例にあげた ♪あなたの甘い…♪ などの部分、
前作「ファンタジー」では ♪心に感じたあなたのまなざしを…♪ など。
次作の「霧のめぐり逢い」でも ♪もうあなたの私よ もう私のあなたよ♪
などがそうですし、B面曲やアルバム曲にもその特徴を持つものがあります。
それは今になって聴くと改めて、初期の岩崎さんらしさのようなものの一つ
になっている事がわかります(^^)


「未来」ではさらにもう一つ、歌唱に大きなワザがあります。
この曲の最高音は ♪白い部屋~♪、♪青い径~♪ の部分のD♭ですが、
ここで思い切り音を伸ばしている事です。

喉を大きく開けて、限界に近い高さの音をロングトーンで出すのは
大変な仕事で、発声が正しくないとすぐに喉を痛めてしまうでしょう。

岩崎さんにとってもそれはきつかったようで、1979年夏に発売された
3枚組LPセット「宏美」に封入されていたご自身によるライナーにも、
「未来」について「風邪をひいているとつらいほど、私にとって
高音をよく使った曲」と述べています。


また、前作「ファンタジー」までと比較すると歌唱に抑揚が効いてきて、
また声変わりなのか声質が少し大人っぽい感じになってきて
いる事もわかりますね(^^)


ベストアルバム「ダル・セーニョ」に収録されたこの曲のリミックスバージョンを聴くと、
元々のアレンジはストリングスがより複雑に絡み合っていた事がわかります。
理由・経緯は知る由もありませんが、シングル盤やこのカラオケのミックスでは
かなり音が整理されたようです。


当時「私とあなたの未来は同じ」という歌詞にはやや反発する向きもあったようですが(^^;)、
ディスコビートの上に高度な曲・アレンジ・演奏・歌唱が盛り込まれたこの曲は、
岩崎さんの資質と実力の高さを大衆により知らしめる1曲になった事は間違いないようです。


1976年6月オンエア。


「未来」
作詞 : 阿久悠
作曲 : 筒美京平
編曲 : 筒美京平
レコード会社 : ビクター
初発売 : 1976年5月1日

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コメント 61

uncle bear

来ましたね。「未来」・・・この頃のこの人の声は好きでしたね〜。
ただ、歌のうまさを強調するように低音を響かせようとし始めたところは、せいいっぱい「背伸び」しているという印象でした。
by uncle bear (2010-06-10 00:53) 

ゆうのすけ

納得しました!(^^
『宏美』のライナーの意味は、こういうことだったんですね!
私個人としては、ロングトーンが得意な方でないので、細かい譜割の早口 と ロングトーンの この曲は唄い易くて好きです。(上手くはありませんが/笑)
「♪白い部屋~」「♪青い道~」の スパーっと勢いよく 真っすぐ空間を 切り裂くような歌唱が、気持ちいいですね。今の時期の 新緑と青い空のコントラストに映え、一気に視界が開ける気持ちよさを感じます!
by ゆうのすけ (2010-06-10 03:20) 

テッチ

ヒロリンは本当に上手ですよね!
最近TVで歌っていましたが当時のオリカラじゃ流石に高すぎてなのか、ファルセットも使って歌っていました。
未来も大好きな曲でした!
by テッチ (2010-06-10 08:39) 

Nori

来ましたねぇ!実家の木目調のステレオの前に座って、何度も針を落としたのを思い出します。

岩崎宏美。もう勢いが止まらない程、パワー全開の頃ですね!^^

私自身ギターを始めて楽しい盛りの頃で、毎週日曜日にはRKBラジオの『ベスト歌謡50』を聴きながら、月刊明星の歌本(『ヤングソング』でしたっけね?)を片手に、一日中弾きまくっていた時期です。

しかしあれだけファンだったのに、宏美ちゃんの曲をギターで弾いた記憶がない。仰る通り、コード進行が複雑だったんですねぇ。代わりに「ディスコサウンド」と称されてていたように、この頃のアルバム『ファンタジー』辺りから、ドラムに興味持ち始めたものでした。この曲もそうですが、ハイハットを叩いてから開く奏法(打法)が、何故かしら私のリズム感を刺激したのを思い出します。流石に親父の強硬な反対に遭い断念しましたが。。。^^;

あと宏美サウンドに欠かせないのがコーラスですね。当時の歌謡曲には、レコードにしろ歌番組にしろ、必ずと言っていい程、女性コーラスがついていました。特に宏美サウンドにはB面を含めて、殆どの曲に同じコーラスグループが参加してるんじゃないでしょうか?♪フ~フ~♪♪ハ~ハ~♪だけでなく、本編に出て来ないフレーズを歌ってる曲も多く、存在感バッチリです。

蛇足(1)私の中ではこのレコードからシングル1枚¥500に値上がりしたのが印象的です。

蛇足(2)このジャケ写の顔が、長男の元気君に似てるんだそうです。
by Nori (2010-06-10 10:32) 

直樹

未来は岩崎宏美35周年コンサートでもご本人が歌唱している名曲です。アイドル時代は名曲が一杯でした。岩崎宏美さんは近年は声質が変わりましたがお元気な様子です。未来はあと追いで当時聞きました。
by 直樹 (2010-06-10 20:40) 

直樹

岩崎宏美さんのディスコ路線の中に於ける清涼剤ですね。
by 直樹 (2010-06-10 21:27) 

ぽぽんた

uncle bearさん、こんばんは!

私もこの頃の岩崎さんの声が最高に好きです。 表情も倍音も豊かで、作られて
間もないが優れた演奏者に恵まれたバイオリンのような感じを受けるんです(^^)

岩崎さんは筒美京平氏に「君は高い声を多くの人にほめられるだろうけど、君の
本当の良さは低音域にあるんだよ」と言われていたそうなので、声変わりで
微妙に変化を見せた岩崎さんの声を聞いて実験的に低い音を使った曲を書いた
のかも知れませんね(^^)

by ぽぽんた (2010-06-10 23:27) 

ぽぽんた

ゆうのすけさん、こんばんは!

う~ん、私はとてもこの曲が歌いやすいとは言えません(^^;) ゆうのすけさんは
かなり色んな曲を歌い慣れているのではないかな。

この頃の突き抜けるような声の良さが最高に発揮されているのは、私はやはり
アルバム「飛行船」のラストに入っている「愛の飛行船」と思います。 それと
最近復刻された「ALBUM」でも、そのアルバムが発売されるまでにはなかなか
聴けなかったような声・歌い方を聴く事ができます(^^)

by ぽぽんた (2010-06-10 23:37) 

ぽぽんた

テッチさん、こんばんは!

岩崎さんは、今では割り切ったように昔とは違う歌い方をしている事が多いですね。

大体1985年あたりから急に、過去の曲の高音部をファルセットで歌う事が多く
なってきたようです。 1983年頃、テレビの歌番組で岩崎さんが「聖母たちの
ララバイ」を歌っていた時に最後の♪熱い胸に甘えて…♪の部分で声が思い切り
ひっくり返ったのを見た憶えがあって、今思うとその頃から少しずつ変化していた
のかも知れません。

by ぽぽんた (2010-06-10 23:56) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは!

Noriさんも楽器を演奏されるんですね(^^) ギターは私も小学生の頃から弾いて
いましたが、ドラムスは手を出した事がありません。 なので奏法も詳しくわから
ないのですが、ハイハットを叩いてから開くというのはどんな音になるのですか?
ハイハットは閉じている時叩いても「チッ」としか鳴らないから、叩いてから開いても
音が出ないような気がするんですけど(^^;) 良かったら教えて下さい。

初期の岩崎さんの楽曲に登場する女性コーラスはシンガーズ・スリーで、
伊集加代子(現・加代)氏、団洋子氏、尾形道子氏の3人組コーラス隊です。
この当時の、特に筒美京平作品には数多く起用されていますし、大瀧詠一さんの
ベストセラーアルバム「A LONG VACATION」でも何曲かでその声を聴く事が
できます。

「未来」から、シングル盤は¥600 になったんです(^^)

by ぽぽんた (2010-06-11 00:18) 

ぽぽんた

直樹さん、こんばんは!

「ディスコ路線の中に於ける清涼剤」とは良い表現ですね(^^) 私はこの曲を
聴いていると、なぜか緑色の風景が浮かんでくるんです。 歌詞の内容とはあまり
関係なく、爽快な感じがする曲ですね。

by ぽぽんた (2010-06-11 00:22) 

Nori

あぁ!¥600だったですかねぇ?それまでが¥400でした?なんせ「えらい値上がりしたなぁ。。。」と思ったもんで。。。^^;

シンガーズスリーって、聞いた事があるような気がします。各人のお名前まで、どこで調べるんですか?アルバムかなんかのジャケットに表記されてましたかねぇ?凄すぎる!^^;

ドラムは私も全然分からないんですが、サビの「あ~私の未来は~~~」の部分で、♪ツッチーツッチー♪と聞こえる部分の事です。確か叩いてすぐ踏む(開く)と、こーなるんだと思いましたが、詳しくは分かりません。
あとBメロで右チャンネルから聞こえるリズムギターの♪チョンワ~チャッチャチョンワ~チャッチャ♪と聞こえる部分。フェイズが掛ってると言うのか、デストーションを掛けたと言うのか、あの部分も、初期の岩崎サウンドに多いですね。左チャンネルのギターの三連譜も懐かしいです。
by Nori (2010-06-11 01:17) 

かまたひろたか

はじめまして。
検索でたどりつきました。興味深いブログですね。
読者にならせていただきます。

♪ああ私の未来はあなたと同じ ああ私の未来はあなたと同じ♪
のところ、ベースラインは、細かいおかずを除くと、

A-D-G-C-D-G-C, A-D-G-C-D-E-A

ですね。(本文同様、Bb minorをA minorに移調しています。)

コードは、

Am-D7-Dm/G-CM7-Dm-Dm/G-CM7, Am-D7-Dm/G-CM7-Dm-E7-Am

と聴こえます。いかがでしょうか。
by かまたひろたか (2010-06-11 22:08) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは!

シングル盤の価格は1973年にそれまでの¥400から¥500に値上がりし、
1976年前半に¥600にまた値上げされたんですね。 子供には大きい金額でした。

シンガーズ・スリーのメンバーの中でも伊集加代氏はソロでアニメの主題歌を
歌ったりスキャットを担当したりと活動されています。 ナイアガラ・サウンドの要人
として松田聖子さんのアルバム「風立ちぬ」にもコーラスで参加したりされてます。
以前も書いたと思いますが、2005年のピンク・レディーのラストコンサートで伊集氏が
登場し「アルプスの少女ハイジ」の1節を歌った時には鳥肌ものでした(^^)

ドラム・マシンでそのようなディスコっぽいハイハットを入力する時には、オープン
ハイハットを一つ叩いて次の拍でクローズハイハットを叩くという作業になるんです。
生のドラムスで実際にどのように演奏しているのかは、正直私もよくわからない
んです(^^;) もしこの事をご存知の方がおられたら教えて下さい!

右チャンネルのギターのその音は、オートワウ(一定レベル以上の音が入るたびに
設定したタイミングでフィルターが閉じ、ワウワウという感じの音にするエフェクター
です)が掛かっているんですね。 似たような効果を欧陽菲菲さんの「夜汽車」の
イントロでかなり派手に効かせているのを聴く事ができます(^^)

by ぽぽんた (2010-06-11 23:51) 

ぽぽんた

かまたひろたかさん、初めまして! コメントをありがとうございます(^^)

ベースの音の動きはその通りです。 本文では、Am→D7→Dm→Cmaj7といった
ハーモニーの進行を強調したかったので、ベースは無視していました。 しかし
Dmの部分でのGは非常に意味の大きい音なので、きっちり書けば良かったと
少々後悔しています。
ご指摘、ありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

by ぽぽんた (2010-06-11 23:58) 

かまたひろたか

こうやって宏美さんをぐっと深く聴いている人がいるのは、本当にうれしいです!!!

Dm/G->DM7はドミナントモーションなので機能的にはおっしゃるようにベースラインがとても重要ですよね。

で、ハイハットですが、オープンー>スティックー>クローズみたいな動きになるのかなと想像します。リズム・マシンとかシーケンサーだとおっしゃるようにスティックー>クローズの繰り返しで同じ感じの音が得られますね。

音楽を作っておられるのですか?
by かまたひろたか (2010-06-12 00:48) 

かまたひろたか

失礼。上記コメント中、

Dm/G->DM7 は、
Dm/G->CM7
の間違いです。
by かまたひろたか (2010-06-12 00:50) 

ぽぽんた

かまたひろたかさん、こんばんは!

ブログの記事を書いていて、コード進行などの事を書いても読んで下さる人には
面白くないかな…と気になってしまうので、かまたさんからそのようなコメントを
戴いて私も嬉しいです(^^)

以前にも書いたと思うのですが、筒美氏アレンジの楽曲ではベースの動きがとても
大きく、ハーモニーを支えるという任務を逸脱(?)してそれ自体が歌っているように
聞こえる事が多いんですね。 それは「想い出の樹の下で」でも感じられます。
…そう言えば、マイナーとメジャーの違いがありますが「想い出の…」は「未来」の
姉妹曲のような気がします(^^)

私は小学生の頃に多重録音の真似事を始めて、それからはいろいろとやって
来ました。 今はあまり時間がなくなかなか制作まではできないのですが、最近
オリジナル・カラオケに行き当たりばったりのピアノ演奏を重ねるやり方で10曲
ほど録音し、YouTubeにアップしました。 岩崎宏美さんの曲は

http://www.youtube.com/watch?v=ljcaOvc1utA

です。 良かったら聞いてみて下さい(^^)

by ぽぽんた (2010-06-12 22:34) 

かまたひろたか

ピアノのオーバーダブ、おもしろそうですね。
思い切ってフェイクしたり、ハーモニーを厚くつけてコンチェルトみたいにしちゃっても面白いかもしれませんね。

ああ、「想い出の樹の下で」のベースラインは、歌っていますね。
「霧のめぐり逢い」のシンコペーテッドなランニング・ベースはカッコいいですね。
by かまたひろたか (2010-06-13 00:26) 

Nori

思わず全12曲聞かせていただきました。
素晴らしいですねぇ!これぐらい弾ければ気持ちイイでしょう。^^

私は小3の1学期で、幼稚園から習ってたオルガンからバイエルに移行する時に辞めちゃったので、未だに左手で別の動きが出来ません。

カラオケに遠慮して抑え気味に弾いていらっしゃるようですが、太田裕美の曲なんかは、音が被ってでも美味しい所を弾いても良いのでは?と思いますよ。^^;
by Nori (2010-06-13 00:53) 

マコジ

こんなブログがあったなんてビックリ!!
僕も高校生の頃、彼女のアルバム全ての音を記憶するくらい聞き込んでました^^;

Bメロ右チャンネルでチャカポコ鳴ってるギターは、普通にクライベイビーあたりのワウペダルだと思います。
オートワウを使うと、B面夏からのメッセージで「ああー小さく砕けた・・・」のセンターで短く鳴ってるようなアクの強い感じになりますね。

たしかに初期の彼女の曲はベースが歌ってるのが多いですね。セカンドアルバムのキャンパス・ガールのベースは歌いまくっていて大好きです。この辺はベーシストの裁量なのか、筒美先生の譜面どおりなのか、興味ありますね。
by マコジ (2010-06-13 03:03) 

青大将

俺も、この曲は最初聴いた時から興味深く、♪あなたのあまい くちづけが~ 〓 の早口や、♪ああ 私の未来は~〓のメロ等、 それ迄、聴いた事の無いパターンの斬新な楽曲だったのは紛れも無い事実で、ダニエル・ブーン「ビューティフル・サンデー」が遮らなければ、間違い無く1位を獲得したに違いない(ファンタジー含め)ナンバーだったと悔やまれます。 (ロマンスから4曲連続1位という快挙も遂げてた筈。) あ、そう言えば、当時日曜の正午に放送してた、牧 伸二 司会の「大正お笑い寄席(日曜寄席?)」 で、年配の漫才コンビが、 この「未来」をネタにしてて、「最近も色んな唄ありますねぇー、岩崎宏美の未来、(そこで触りを少し歌う) わしと未来が同じやったら、一緒に漫才やるんかい!」・・・これは、未だ脳裏に焼き付いております。 大好きな曲を茶化されたショックもあったんでしょうね、きっと(笑)。
by 青大将 (2010-06-13 09:57) 

ぽぽんた

かまたひろたかさん、こんにちは!

私もピアノを弾いていて時々オカズを入れたくなったりするのですが、録音時は
パンチインをなるべく入れずに最後まで通して弾くのを原則にしているので、
無難な演奏になりがちなんです(^^;) それでも「ひまわりの花」あたりは少しだけ
ジャズっぽい感じを採り入れてます(^^)

筒美氏アレンジの曲ではあらゆる曲でベースが活躍していますね。 それを意識
して聴き直すと次々に新しい発見があります。

by ぽぽんた (2010-06-13 10:08) 

ぽぽんた

Noriさん、こんにちは!

え、全部一度に聴いて下さったんですか! ありがとうございます(^^)
実は私もマジメにピアノ教室に通っていたわけではなくて中途半端だったので、
独学が大部分なんですよ(^^;) 私は右手・左手と区別するのではなくて、
両方の共同作業という意識で弾いているんです。 Noriさんもそんな感じでまた
弾いてみて下さい。 基礎があればきっとできますよ(^^)

「九月の雨」では他の方からも同じような意見を頂きました。 その曲はコードは
分数コードだらけ、メロディーの音域は高いところに集中しているといった感じで、
弾いていると中音が薄くなってしまい、それが「オケに遠慮している」という印象に
つながっているようです。 これは私の技量不足以外の何物でもないので、いつか
それを克服した演奏ができれば、と思っています。
ご意見、ありがとうございます!

by ぽぽんた (2010-06-13 10:22) 

ぽぽんた

マコジさん、初めまして! コメントをありがとうございます(^^)

ワウ・ペダルですか~、気付きませんでした。 ギターのエフェクターはキーボード用
やレコーディング用よりも種類が多いので勉強不足でした(^^;) ご指摘を
ありがとうございました! 「夏からのメッセージ」でカポカポいっているギターも
とても面白いですよね。 以前「涙の太陽」の回で、そのアレンジの川口真氏が
トランペットにフェイズ・シフターをかけるよう指示をしたというエピソードを書きました
が、「夏からの…」でのオート・ワウも筒美氏からの指示だったのでしょうね。

私の想像ですが、ベースに関しては大まかなパターンとコード進行を提示し、
後は演奏者のセンスに任せるやり方でレコーディングされる事が多かったのでは、
と思います。 その分、演奏者の選択はシビアだった事でしょう。

by ぽぽんた (2010-06-13 10:41) 

ぽぽんた

青大将さん、初めまして! ですよね(^^;)

そうなんです、「ビューティフル・サンデー」「およげ!たいやきくん」の壁は強固
だったんです。 あらゆる世代にアピールした曲でしたから、支持が長く続いて
しまったんですね。

そのような漫才があったんですか(^^;) ファンとしては面白くないですが、
今となるとわかる気もします。 現実に「あなたと私の未来は同じ」と言われたら
大抵の人は「いくら好きでもそれはイヤ」と反発しそうですし(^^;)
しかし漫才ネタになるのはそれほど影響力が大きかった証明と思いますし、
作詞の阿久悠氏としてもその反発心がフックになってより曲が印象的になる、
と計算したのかも知れません(^^)

by ぽぽんた (2010-06-13 10:59) 

大朝

 岩崎宏美さんに関する話だとつい読んでしまいます。

 この「未来」は、歌詞やメロディーより、曲自体のスピード感と爽快さが持ち味だと思います。

 その後、「ファンタジー」と「ウィズ・ベスト・フレンズ」を購入しました。「ファンタジー」では「愛よ、おやすみ」と「ひとりぼっちの部屋」、「ウィズ・ベスト・フレンズ」では「コンサート」が気に入りました。特に「ひとりぼっちの部屋」では穂口雄右先生の遊び心に魅了されました(最初は、何だこりゃ、と思いましたが)。

 「未来」のある「飛行船」がやはり名盤で、その後、以前挙げた曲より穂口雄右先生の「ケン待っててあげる」と「霧の日の出来事」のほうが気に入りました。「ケン~」ではバイオリンのポルタメント(私はこれに弱い)やハープの幻想的な響きが魅力的で、また「霧の日の~」では哀愁のある間奏に酔いしれました。
 「愛の飛行船」は地味ですが、コンサートの最後に披露してもいいような名曲です。曲の盛り上がりの所が四七抜き風のメロディーになっていて、何となく飛行船に乗っているようなふわりとした感じがするように作られているので、さすが筒美京平先生だなと思いました。
by 大朝 (2010-06-14 00:26) 

百恵ファン

お久しぶりです、未来いいですね~岩崎さんのあの高音の部分を聴くと
とても気持ちがいいです。ところでぽぽんたさんの方で、岩崎さんの
2枚目のシングル、ロマンスはエアチェックされているのでしょうか?
チェックされているのならばこのブログで聞いてみたいです。
よろしくお願いします。

by 百恵ファン (2010-06-14 17:04) 

ぽぽんた

大朝さん、こんばんは!

岩崎宏美さんの初期のアルバム、楽しんでおられるようですね(^^) 私に
とっても一生大事に聴いていたいCDなんですよ。

岩崎宏美さんの楽曲でない時にもぜひ読んで下さいね(^^;)

by ぽぽんた (2010-06-14 21:23) 

ぽぽんた

百恵ファンさん、こんばんは! お久しぶりです(^^)

やっぱりこの時代の岩崎さんの、高音域はとても魅力的ですよね。

「ロマンス」は夏の間に採り上げたいと思っています。 楽しみにしていて下さい(^^)

by ぽぽんた (2010-06-14 21:39) 

青大将

ぽぽんたさん、今晩は~! 今、全コメント拝見させて頂きましたが、ぽぽんたさんのコメントの中に、この曲を聴くと、緑色の風景が内容とは無関係に浮かんで来るという文面を見て、驚いたと同時に、嬉しくなりました! 実は俺も、この曲のイメージ・カラーは発売当初から「緑色」で、未だそれは一貫しております。(レコード・ジャケットも多様に影響してるのでしょうが・・・・) 因みに、妹・良美のデビュー曲「赤と黒」のジャケットを左、「未来」のジャケットを右に並べて見ると、姉妹で同一方向を見て居て愉しい◎^∇^◎です。(俺丈か・・・?) 岩崎宏美の曲は他に- センチメンタル/水色 ドリーム/ 黄緑色 想い出の樹の下で/黄色 霧のめぐり逢い/ブルー・グレイ 悲恋白書/白、ライト・グレイ と、いったイメージ・カラーが俺の中には在ります。
by 青大将 (2010-06-16 01:50) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

おっと、気が合いますね(^^) 私もなぜ「緑色」なのか自分ではわからない
のですが、新緑の季節の曲だったから?とか言っても後付けでしかないですよね。

曲に対して特定の色や景色などをイメージできる事もヒットの一因なんですよね、
きっと。 筒美京平氏はそういうイメージ作りも実に巧いな、と思うんです。

「赤と黒」のシングルは私も持っていますが、なるほど~、そういう見方がある
んですね(^^) 昔のシングル盤はCDより写真がずっと大きいし、今見ても
楽しめるものが多いですね(^^)

次々にそのようなイメージカラーを持つという事はきっと、青大将さんはロマンチスト
なんですね(^^)

by ぽぽんた (2010-06-16 23:37) 

百恵ファン

こんばんわ~ コメント見ました、ロマンス エアチェックされていたんですね
ありがとうございます。デビューシングルよりロマンスがなんか
好きなんですよね~。期待しています、ところでぽぽんたさんに
お願いがあるのですが、週に何回か採りあげる番外編で松田聖子さんの
シングル曲を解説していただきたいのですが、と言うか自分
百恵ファンというペンネームなのに聖子さんも好きなんですよね~
採りあげるのであればA面に限らずB面の解説もよろしくお願いします。

by 百恵ファン (2010-06-19 02:18) 

ぽぽんた

百恵ファンさん、こんばんは!

私の知り合いにも、「二重唱」より「ロマンス」の方が色っぽくて好きという人が
います(^^) 声がまだ幼いところもいいのかも知れませんね。

私も松田聖子さんの音楽は大好きですし、今後も採り上げる予定です。 ただ
このブログではヒット曲のカラオケという事が前提なので、B面曲はちょっと難しい
かな(^^;) 因みに私が今の季節に聴きたい松田さんの曲は「マドラス・チェック
の恋人」と「あ・な・たの手紙」、そして「SQUALL」です(^^)

by ぽぽんた (2010-06-19 23:37) 

百恵ファン

こんにちは~コメント見ました、可能であれば聖子さんの楽曲はこのブログ
でどんどん採りあげて下さい、お待ちしています。それからロマンスの
カラオケを聞いてみたいと私申しましたが、ロマンス以外だと
すみれ色の涙が聞いてみたいです。聖子さんのB面の曲で聞いてみたいのは、レモネードの夏・ボン・ボヤージュ・硝子のプリズムなどなど・・・・・・
ちなみに瞳はダイアモンドのB面蒼いフォトグラフは持っています・・・
以下長文で申し訳ありません・・・・・・
by 百恵ファン (2010-06-23 12:45) 

ぽぽんた

百恵ファンさん、こんばんは!

松田聖子さんの曲は今後もいくつか採り上げたいと思っていますが、頑張って
週に2回の更新で他にもご紹介した楽曲が沢山あるので、なかなかご期待に
お応えできないかも知れません。 ご容赦下さいねm(_ _)m

岩崎宏美さんの曲も、季節に応じてこれからもいくつかご紹介したいと思って
います(^^)

by ぽぽんた (2010-06-23 19:56) 

百恵ファン

聖子さん以外の楽曲でもぽぽんたさんの解説はわかりやすく
とても聞きごたえがあります。聖子さんの番がくるまで気長に待ちますので
どうか焦らずブログを続けてください、楽しみにしています。
ちなみに聖子さんのB面の曲のカラオケ聞いてみたいと言ったのは
裸足の季節から素敵にOnce AgainまでのシングルA面のカラオケは持っているんです、それから、私の大好きな山口百恵さんのカラオケは
全シングル曲AB面のカラオケを持っています。百恵さんのシングル曲で
聞いてみたいカラオケはありますか?
またまた長くなり申し訳ありません・・・・・・・・・・

by 百恵ファン (2010-06-24 03:55) 

ぽぽんた

百恵ファンさん、こんばんは!

ありがとうございます(^^) 聖子さんの曲は最低でも各季節に1曲は採り上げたい
と思いますので、楽しみにして下さいね。

私も山口百恵さんの楽曲のカラオケはシングルA面全曲とB面の主要曲、そして
いくつかのアルバム曲を所有しています。 市販されていないので聴く事はまず
不可能なのですが、聴けるならば初期のアルバム「としごろ」「青い果実/禁じ
られた遊び」「百恵の季節」「ひと夏の経験」に収められた曲のカラオケを聴いて
みたいものです。 中でも今の季節にぴったりな「お元気ですか」がいいかな(^^)

by ぽぽんた (2010-06-24 23:38) 

青大将

以前のコメントにロマンティストという、くすぐったいお言葉頂戴し、柄にも無く、照れて居ります。 f^_^; 単に小学生の頃の感性を、オッサンに成ってもズルズルと引きずってる丈なんですけどね・・・(笑)。最初、「未来」のカラオケ聴いた時は、女性コーラスが邪魔っぽく思えましたが、今は、反って、良いエッセンス的役割を担ってるのかな、と感じます。 「夏からのメッセージ」に至っては、もう、カラオケ丈の演奏が聴けるだけでも御の字です(^O^)。 冒頭のコンガは、スタイリスティックス「ファンキー・ウィークエンド」のイントロから、ちゃっかり拝借してますが、この時期のヒロリン楽曲は、「ひとりぼっちの部屋」がオージェイズ「UNITY」のメロを、そっくりそのまま持って来たりする大胆な犯行(?!)を経た作りで、その他にも、この時期のフィラデルフィア系や、ソウル・ディスコを下地にした楽曲ばかりですね、何と贅沢でお洒落なサウンドが交錯してた時代だったんでしょうか。 (個人的には、シルバー・コンベンション「シスコ・ハッスル」をパクった伊藤咲子「いい娘に逢ったらドキッ」も大好きだったが) 更に、浅野ゆう子の一連のディスコ三部作、片平なぎさ「オリーブの華麗な青春」、キャンディーズ「HELLO!CANDIES」(アルバム「夏が来た!」1曲目、余談だが、このアルバムは絶品!)、 同じビクターでは、麻丘めぐみ「夏八景」、郷 ひろみは、あまり目立たないが「20才の微熱」、そして山口百恵はアルバム「横須賀ストーリー」収録曲「いま目覚めた子供のように」(これはソウル&ディスコとは言わんか、)等々・・・ソウル&ディスコと歌謡曲の融合体の傑作が集中してるのが、この時期でしたね。 筒美京平を筆頭に色んな作曲家の先生達が、それを取り入れた作品を次々と世に送り込み、今、一部ではあるが、そのカラオケ迄堪能出来るなんて、更なる贅沢だという感じがします。 (^^)
by 青大将 (2010-06-25 19:33) 

ぽぽんた

青大将さん、またまたこんばんは(^^)

洋楽もよくご存知ですね。 私は兄が洋楽好きで、1971~1977年くらいにかけては
私が邦楽、兄が洋楽のシングルを月に2枚くらいずつ買っていて、兄が買った曲を
私も一緒になってよく聴いていたものです。 その中で一番古いのは「マンダム~
男の世界」など、そして新しい(と言っても1977年くらいですが)のが「ソウル・
ドラキュラ」などです(^^)

なので、その時代の洋楽はしっかりリアルタイムで聴いているんです。 なので、
「この曲の元ネタはこれ!」と言われればわりとすぐにわかるのですが、自分では
なかなか発見できないんですね。 そういった邦楽でも、私にはどれも個性的に
聞こえてしまって、すぐその世界に入り込んでしまうようなんです。 得なのか、
損なのかわかりませんが(^^;)

気が合いますね~私も「夏が来た!」は大好きですよ(^^) 中でも3人が順番に
ソロをとる「さよならバイバイ」とランちゃんのリードヴォーカルで幻想的な感じの
「MOON DROPS」が大好きです。 しかし全体を通して聴くのが一番かも(^^)

確かに歌謡曲華やかなりし時代のカラオケが多数市販されるようになりましたが、
当時の音楽雑誌などをたまに見ているとカラオケに限らず、CD化されていない、
またはされそうにない曲がまだまだ山のようにあるんですね。 私が持っている
LPレコードもCD化されていないものが多数あるので、それらも当分、もしかすると
一生手放せないかも知れません。

by ぽぽんた (2010-06-26 00:23) 

ヒロシ

岩崎宏美さんの「私たち」のオリジナルカラオケ要望してんんですが、出来ますか?
by ヒロシ (2011-05-19 20:02) 

ぽぽんた

> ヒロシさん

基本的にリクエストは受け付けていないんです。 ごめんなさい。

by ぽぽんた (2011-05-19 23:33) 

nigori

はじめまして。一年前に盛り上がってたこのコメント欄に、今ごろになってコメントしてしまってスミマセン…。
去年の秋ごろから突然、岩崎宏美ファンになってしまった者です。きっかけはYouTubeで「聖母たちのララバイ」を聞いてしまい、それに続いて「ロマンス」も聞いてしまったことからです。
「未来」、いいですね! YouTubeで聞いた(見た)夜ヒットの「未来」は、なんだかモッサリしててディスコが感じられないので、レコードの「未来」が大好きです。トライアングルの“チキチー”やチェロのオブリガード(?)も、いい味を出してますし。
最後に。「ドリーム」のカラオケ音源の可及的速やかなupを切にお願いしますm(__)m
by nigori (2011-05-28 01:28) 

ぽぽんた

nigoriさん、はじめまして! コメントをありがとうございます(^^)

いえいえ、これまでアップした記事に関するコメントならばいつでも大歓迎ですよ(^_-)

岩崎宏美さんに目覚めてしまったんですね(^^) 近年の岩崎さんは深みを増している
感じで素晴らしいのですが、初期の頃は楽曲の良さに加えて声の伸びがすごいので
私もいまだに愛聴してます。

レコードでは筒美京平氏のアレンジの妙がこれでもか、と伝わってきていいですよね。
生演奏はそれに及ばないのは仕方ないのですが、その代わり緊張感はあると思います(^^)

「ドリーム」は秋に発表された曲なので、このブログではしばらく予定していない
のですが、「サウンド・イン・ナウ」からのエアチェック音源は確かにありますので、
速やかと言わず気長に待ってみて下さい。

これからもどうぞよろしくお願い致します!


by ぽぽんた (2011-05-29 11:40) 

コトブキ

「生きがい」の巻から跳んで参りました。
こちらの巻は2010年6月当時、リアルタイムでコメントまでROMらせて頂いていました。m(__)m
正直このあともまだまだ、どなたかのコメントが続いてほしいなとか、
そんな曲と思っております。

てか「生きがい」の回に私、「本所の姉さん」と書いて上げてしまいましたが、
なんか違和感を感じて(笑、wikiを見ました。深川とありますね。
これって私は知ってたと思うんだけど、なんかもっと台東区に近い先入観があって間違えました(笑。
東京の地理は正直わりと詳しいのです。上野から三鷹までママチャリで移動した経験もあります。ヾ(-_-;

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なんせまず大事な話なのですが、上で挙がっております漫才の方々は、
人生幸朗・生恵幸子師匠であると思われます。
なんせまず、ググってで良いので、wikiも確認しましたがおおむねあれでよいと思うので、
夫妻が当時どんな存在だったのか、体験された人々の手記を読んで頂くことを願います。

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あとあれです今さらですが、ハイハットについて、
一応ドラムの知識は少々ありますので、上で書かれてない部分を長くマトメさせて頂きますと、m(__)m
ぽぽんたさんはお気付きかもですがこの曲の、歌の部分のハイハットって、
全ていわゆるウラ打ちなんですね。8分音符のいわゆるオモテは、叩いてないのです。
この曲と「霧のめぐり逢い」とが、なんか連続でウラ打ちですな。「ドリーム」もGソロ前がウラですが。
てか「二重唱(デ)」があれですね、思いっきりそれですな。

---------
なんなのでまず基本な解説から書きますと、ハイハットって2枚のシンバルの組み合わせなワケで、
ペダルを踏むと、本体に固定された下のシンバルに、シャフトにネジ留めされた上のシンバルが、
下がって当たって閉じるワケですな。上のシンバルのネジ止め位置は、簡単に調節できまする。
で、ペダルから足を離した状態では人や曲により、5~10mm辺りで離れて開ける調整が多分主流ですが、
普通な奏法ならオープンハイハットは実際、足を離して全開に開けるってワケではありません。
各自で千差万別っぽいですが、つま先を少し上げるとか、かかとを支点に踏み方を緩めるとか、
なんせこの曲のサビの音なら、3mm以下程度なノリで開けてる感じかと。適当な憶測な数字ですが。

あれです一応書いておくと、いわゆる普通のツッチーツッチーは、
右手は普通に8分で叩きながら、左足で踏む緩めるを繰り返すだけで、音を出す分には楽勝であります。
この曲みたいなウラ打ちも、正直それ自体は、高度な技とかでは全然無いですけどね。
私なぞは多分すぐには出来ないですが。ハットのウラ打ちって正直実際、叩いた憶えがないので…。

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なんせつまりこの曲のサビ部分、ツッチーツッチーではないのですね。
あえて書くならそうですな、〇チー〇チーになりますな。
〇は8分休符です。ドラムの譜面もウラ打ちのリズムの表記は実際、そんな感じで休符入りなのです。
この曲辺りがツッチーと聞こえてしまうのは、実はそれって錯覚なのですね。
メロ部はクローズなので、〇チッ〇チッ、ですな。あえて書くなら例えばですが。

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サビ部の実際の演奏方法は、右手でなんせウラだけを、ウラ四分音符なタイミングで叩いて、
左足は、拍のアタマで踏んで、鳴ってるシンバル音を足で消してるワケなのですが、
閉める際のclose音が鳴らないように、静かに丁寧に閉めてます。
で、次に叩くのと同時だか直前に少し開けると。ここらは鍵盤楽器のPedalなノリですな。

いっそ強く踏んで、オモテの拍を足で鳴らすってのも、マニアックな奏法としてはアリですが、
それって手で8分を刻むのと音としてあんまり変わらんし、歌謡曲ではそこまであんまり無いかもで、
この曲はなんせ拍アタマは、鳴らしてないですな。これはアレンジャーの命令ですな。

あるいは例えば2mm程度で開けっぱなし固定もアリかと思うんですが(笑、毎回ちゃんと閉めてますね。
やっぱ一応毎拍閉めて止めないと、メタルみたいになると思います。コージーパウエルとかなら閉めないな。


この辺り私も今回書く際に、再生速度を30%にまで落として聞いて、一応細かく確認したのです。(笑
やっぱ実は8分のアタマで音が消せてなくて、ほとんど四分音符になってる箇所も数拍ありましたが、
普通に聞いてかっこよいので全然問題ないですな。てかアホですなそんな検証。(笑
てかすみませんホボ毎週、こんな風なめんどくさい分析をされてるのですよねぽぽんたさんは。(笑
今後もなんとか末永く、月2曲とか年9ヶ月とかでいいので(笑、よろしくお願いしますm(__)m。


以上です(笑。m(__)m


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正直ハイハットの開け閉め具合なら、「センチメンタル」のハデさが愉快で痛快で奇々怪々なので、
私なぞはどちらかというとやっぱそっちが好きかもです。仕方ないですな。   ~('-'
ちょいとそちらを見ましたが、♪素敵な髪を~のシャウト(笑)は私は、良ければなんでもアリというか、
逆にムシロ、ガッツポーズなOKテイクに感じます。真面目にそう思えます。十七才ですし。
この人はあれですな姉さんは、'98年の春だと思うので四十才前な時ですか、なんて読むんだ(笑、
徳光さんの新旧なトップテンにスタジオで出てて、speedが新の上位にいるワケですがコメントで、
「10歳若かったらSPEEDに入りたいっ!」って、言いましたね。おっしゃいましたね。
見てて聞いて正直、涙が出ました正直。とてもなんだかあれです正直、嬉しかった。
あれですね機会があれば「ファンタジー」のイントロの一部がシンコペに聞こえる件については、
質問もさせて頂くかもです。不思議な現象ですねあれは。
この辺りなオケって色々と、錯覚も生まれ易いアナログ具合なのかと。楽しいオケですな。(笑

                                                                    m(__)m
 
by コトブキ (2014-06-19 00:52) 

ぽぽんた

コトブキさん、こんにちは! かなり遅れてしまい申し訳ありません。

個人的に、読んでいて良い意味でムズムズしてくるコメントをありがとうございます!
初めて読んだのが寝る前で、眠気に支配されていたためか、ハイハットの
裏打ちのくだりを読んでいて「あれ?ハイハットって下から叩く奏法なんてあったっけ?」
などとあらぬ事を考えてしまったワタシです(>_<)

それはともかく、ドラムスの奏法にお詳しいとは心強い限りです。
バンドをやっていた時にドラムセットに触る機会はあったのに、怖気づいてて
一度もスツールに腰かけた事もないもので(^^;)

なので、読ませて頂いてすごく参考になりました。 私も曲を作る時はドラムスも入れますが、
それは勿論ドラムマシンの打ち込みなので、パーツ単位で音に変化をつけようとすると
強弱しかないわけで、生楽器での微妙な調整による音の違いを表現するとか、
皮の張り具合を変えて音を変えるとかできないので、時々「欲しいのはこういう音なんだけど…
どのプリセットも何か違うなぁ」と思う事、しょっちゅうです。

でハイハットですが、ドラムマシンではオープンで一つ入れると、その音を止めるために
クローズを一つ入れなければならないんです。 「シャ~」と流せば良い時ならば
クローズは要りませんが…。
なのでそういう意味でも、実物のドラムスとはサウンドが違ってくるのでしょうね。

このブログの記事を書くにあたり、勿論音源は聴くのですが、それは確認のため
と言う意味合いが強く、実は頭の中で楽曲自体やサウンドを分解して、
気づいた事を並べているんです。
最初から音源を聴いてしまうと、細かい事にこだわり過ぎてしまう傾向がありまして…。
頭に残っている情報はきっと大切な事なのだろうと判断して、それを優先しているんです。
勿論、その後音源を聴いて「あらら」ってな事も毎回ありますが(^^;)
しかしそれは自分にとっては楽しい作業で、面倒なんて全く思わないんですよ。

♪素敵な髪を~♪ の部分、音程が上ずっている事でかえって若さを感じさせてくれますね。
今ならきっと、チマチマと画面上で音程を正してしまうに違いない(>_<) 
すごく反時代的ですが、レコーディング形態が変わるのは仕方ないにしても、
歌の音程を修正(補正)する行為は私はどうしても許せないし、大嫌いなんです、今も。
音楽にそんな部分での完璧さなど必要ないと思うし、♪素敵な髪を~♪ のような雰囲気を
殺してしまう事も多々あるでしょう。
現代のパッケージ音楽がつまらなくて売れないのは、余計な手を加えて
味を失っている事が大きいと私は思ってます。
…すみません、場違いな事を書いてしまいましたm(__)m

その徳光さんのコメント、何だかいいですね。 年齢や性を飛び越えて、
自分が本当はこうありたい!と思うような事が不意に出たのでしょうか。
きっと自覚がないだけで、誰にも多少なりともある事だと思います。

では「ファンタジー」へ…。

by ぽぽんた (2014-06-21 15:11) 

コトブキ

なんなのでこちらにも、夜中に貼らせて頂きます。m(_ _)m
昨日も明日も私は、合唱だかを成り行きで聞きに行くのです。正直寝る気が無いかもです。
昨夜の人たちは近年とても上手くなりました。スゴイ。明日の人たちはハナから上手い。(県上位レベルです。
てか会場は違うのに、明日もスタインウェイです。右へならえですな。ヤマハじゃないので良しとします(笑。

そんなことはどうでもいいのですが、
ピンポイントな楽器ネタがお役に立てたかもで嬉しゅうございます。
やっぱあれですよね、長い文をケズるのって、ムズかしいですよね(笑。
ちょいと私もDTMソフトに打ち込んでみましたが、DominoFreeですが、
ホントだ、OpenHiHatに休符は入れられないんですね…。Gateの設定欄はあるのに~。
Gateを1にしても、何も変わらんみたいですね…。ゼロは入力できないくせに。(笑

一応、[ 休符刻み(タウタウタウタウ) ]でググると出るページで、
OHH 〇 OHH 〇 なmidiは見つかりましたので、
出来ないってワケでは、ないみたいですな。
しかたないのでぽぽんたさん、休符が入れられるソフトを探して買って、
ついでにあれです、ドラムの音源もついでに購入とかしてくだされ(笑。各音1024種類くらいのとか(笑。
                                                            m(_ _)m

by コトブキ (2014-06-22 02:52) 

コトブキ

日曜に何度もマニアなネタで皆さんすみませんが訂正です。m(_ _)m
シンバルの休符ですがその後、やっぱりDominoでも出来ました。m(__)m
ぽぽんたさんのドラムマシンでも、多分できそうに思いますので書きまするが、
ご存知でしたらごめんなさいm(_)m。「未来」のサビでいうと、8分音符の間隔でOpenHHを並べて、
ウラはそのままで、オモテのベロシティーを1とかにすれば、それが休符と同等になりました。
ちょいとググりましたが、手軽な手段としては多分これが真っ当な方法っぽく思われます。
あれなのでmidiを自サバに上げました ↓。念のためzipにしました。pass無しですが。
なんでしたら落としてソフトでデータを見て下さい。色々書くとまた1000字を超えるので~。
Drum音のみ、16小節程度です。
http://www.geocities.jp/hirat65/temp14/cymrest01.zip
by コトブキ (2014-06-22 10:07) 

ぽぽんた

コトブキさん、ここでもこんにちは!

私の使っているドラムマシンはあまり細かいエディットはできないようで(^^;)
近くDAWも始めたい(まずはフリーソフトで)と思っているので、
知らせて下さった事を参考にさせて頂きますね(^^)

因みにカシオのデジピはスタインウェイをサンプルしているとの噂です。
そのためかどうかはわかりませんが、私が知る中では最もしっとりした音色に感じます。

そしてリンクを書いて下さったソフトも試してみます。 ありがとうございます!

by ぽぽんた (2014-06-22 16:23) 

マコジ

「夏のせいかしら」から飛んできました(^^
コトブキさん、未来のドラムスについてコメントされてたんですね!

僕もこの曲を死ぬほどリピートして聴いてた高1の頃から、裏のハイハットが凄くカッコイイと思ってました。
この「裏」の強調は、34秒からのBメロの右で鳴ってるギターに受け継がれますよね。そこがまたすんごいカッコイイ。
ギターもダウンストロークで裏を弾くと楽しいんですけど、ハイハットを裏だけ叩くのも同じような感覚を味わえるでしょうね。

僕がこの曲のドラムスで最高に好きなのは、BメロからCメロに移る直前の1分10秒のタカタン・タカタン・タカタン・タカタ(カ)が、2分10秒ではタカタン・タカタン・タカタン・タカタ(ン)に変えられてるところです。
1分10秒の方が疾走感が高く、歌詞の内容的にも「あ~、もう始まっちゃって誰にも止められないぞ!」というヤバい展開になっていて、2分10秒へ来るともう決意のようなものさえ感じさせるようになってますね。

つまり歌詞の展開とドラムスの音の展開がシンクロしてると言いたかったわけで。

最近ヒロリンを聴くのを少しサボってたんですが、お陰様でまた火が点いてしまいました(^^;
by マコジ (2014-07-16 21:44) 

コトブキ

ども、ちょいとぽぽんたさんの前にコメント返しっぽいです。
正直私とマコジさんとで音の捉え方に共通点が多いっぽいのは以前から明らかっぽいですが、(苦笑~
そうですねウラだけ弾くってのは、結構どんな楽器でもやりますよね。
「夏のせいかしら」でピアノがやってるってのは、正直私は面白かったです。

えっとここって、あー「未来」ですよね(笑。ちょいと聞きなおしてみました。
なるへそ、頭サビをAとするとCメロに入る前ですな。
2番は最後の一ヶだけ、スネアではなくてベードラかなで止めてますね。ホントだ決意を感じますね(笑。
ここらは正直、アレンジャーの仕事ですね。さすがですね御大ですね神ですね。   (笑
今回、って、夏木マリさんの回ですけど(笑、なんか相当色々検索してサーフィンするハメになったのですが、
筒美という名のアレンジャーの人は、やっぱドラムの譜面にかなりな注釈を入れているみたいな記述も、
ありましたんで、まあなんせあの方の意図ですな。

てか「波っ!」とかいう曲のベーシストはチー坊さんじゃないと思うので、~(_)~
あっちに訂正を明日辺り書かなければなりません。こっちも武部さんかどうか自信なくなってきた~。
なんなのでついでにこちらに書きますが、一つ前の曲のDはPさんとして良いと私は思っておりまする~。
イントロのベードラの8つ目のツッコミ方がなるほどあの人っぽい。ここを指摘してるのは私一人だな(笑
問題は霧の~とドリームですが、まあそこまではWebに載せる元気がないでする~。     m(__)m
私も正直「セン~」から「ドリ~」までの5曲ですか、多分聞いた回数なら1000回を超えていると思います。(笑
名前を入力する際に、「コメント」と打って上げそうになったので自分でワラいました~。
 

by コトブキ (2014-07-17 00:44) 

ぽぽんた

マコジさん、コトブキさん、こんばんは!

解説をありがとうございます。 そのような部分まで細かく聴いているファンが
いる事は、筒美さんにとっては大きな励みでしょう。
私が口をはさむ部分が無くちょいと悔しいのですが(^^;)、昔から気づいていた
事が一つだけあって、自分の好みに曲を編集して尺を短くしたり逆に長く引っ張ったり
する時、何だかいくらやっても自然に仕上がらない曲があって、それって
大抵筒美さんの作・編曲だったんです。 きっと、丸ごと頭の中に入っているばかりに
編集するとお二人がご指摘している箇所のような細かい差異があらぬ時に
出てくるように感じ不自然に聞こえてしまうのかな、と改めてわかったような気がしてます。

私は「未来」については、エレピの演奏がすごくセンスがいい、とずっと思ってました。
リミックスバージョンを聴くとそれがもっと判然とします(^^)

これからも色々と教えて下さい(^^)/

by ぽぽんた (2014-07-18 00:22) 

もっふん

太古の昔の記事に横レス申し訳ありません。

そう言えば「未来」のコード進行って変態だったよなあ、どんなだったっけ、と検索したらある意味恐ろしいサイト(ここの事です・笑)に行き当たってしまって、凄く興味深いけれどもこんなに大量の過去記事は読み通せる訳もなく、どうしてくれようかと頭が痛いですw

なので取り敢えず「未来」に限定してお話しますが、サビから始まる歌の一発目、ベースがA(元記事に倣って半音下げ表記で書きます)を引いているのは間違いなく主旋律もAですから皆さん「Am」でファイナルアンサーとしておられるようです。

でも、実際「ラドミ」のどの展開形でどう弾いてみても「何か違う」と思われませんか?「こんなに短調モロのドマイナーサウンドではないはず」と感じられるのでは。

実はここ、筒美氏の頭の中では「C69onA」が鳴っていたらしいです。9thの音は殆ど聞こえませんが、AmをAm7に変えるだけでも雰囲気がかなり原曲に近づくと感じられるのではないでしょうか。右手のAを省略すると更にイイ感じになるでしょう?

Dm/GもニュアンスとしてはF/G、間を取ってDm7/Gの方がゴージャス感が出てきますし、Cmaj7からAメロ2週目の頭のAmに戻る部分では一拍だけマイナードミナント(E7とかBdim)が、少なくともアレンジャーの脳内では鳴っていたはずです。

最近いくつかコピーを重ねてみて、特にストリングスとコーラスの入ったアレンジにおいては、「ベースがルートを弾いている」とは限らず(「未来」ではⅡ-Ⅴ進行を強調する必然性がありました)、想像もしないようなコードが正体で、でなければ説明がつかないテンション(付加音)が使われている例が少なくない事に気づきました。

ぽぽんたさんが「尺を変えようとすると不自然になる」のも、「一見単純なコード解釈で良さそうに見えるけど、実は次のフレーズへの仕込みがバッチリ施されている」ものが、特に筒美京平作品には多いからであるように思います。

この人のアレンジは、代理コードを駆使して解釈を試みてもまだなお手に余る印象があります。まあ、だからこそ聴いていて面白いんですけどね(笑
by もっふん (2017-02-15 04:35) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは! はじめまして、ですよね?
お返事が遅くなり申し訳ありません。

短調か長調かを判断するのは簡単じゃないなぁ、と日ごろから思っていますが、
それはどちらかに決めつけようとするからなんですよね。
私は途中で転調があったりしても、全体を主導している調で判断しています。

ただ、例に出しておられるAm7のように、短調のトライアドと長調のトライアド
の合成になっているコードがトニックコードとなっている場合は、
明らかに短調なのに長調のイメージ(と言うよりも曖昧さ、かな)が重なり、
それが広がりにつながるのかな…と、音楽を何年やっていてもそのあたりの
使い方は確固たるものがつかめていなかったりします。

「未来」のサビで筒美氏がC69/Aをイメージしていたと言う事は初めて知る
事ですが、それって冷静に考えるとメロディーの音を全部重ねるとそのコードになる
って事実には関係あるのでしょうか? そこのメロディーは
ラ ドラソソラソラミ レドレミ レドミですから、C69の構成音そのものですよね。
要はそのコードを展開してメロディーにして別のコードを後付けしたのか、
メロディーを作ってみたらそのコードを展開していただけだった…
と言う事なのか、それとも全く違う発想なのか、とても興味のあるところです。

もっふんさんが分析して下さった要素を最も多く含むのは、もしかすると
「想い出の樹の下で」ではないでしょうか。
私は曲のコード進行などを知りたい時は、とにかく鳴き合わせをするんです。
つまり音源を流しながら自分もそれに合わせて演奏してみて、ピタッと合う音を
探ると言う方法なのですが、「未来」や「想い出の樹の下で」ではいまだに、
それが完全には出来ていないんです。 それはコードチェンジのすき間に
思わぬコードを使っているからか、それともベースの動きとコードの関係を
把握しきれていないか、またはその両方のためだと思っているのですが、
岩崎宏美さんの初期の曲はそんな音作りばかりだったために、他の作家が
岩崎さんに提供した曲が単調に聴こえてしまったのかな、とも思っています。

私にとっては、筒美京平氏とカーペンターズの曲作りは一生の勉強材料です(^^)

これからもよろしくお願い致します! …ところで、このブログのどこが恐ろしい、
のでしょうか?(^^;)

by ぽぽんた (2017-02-17 22:51) 

もっふん

ぽぽんたさん、乱入に際して「初めまして」の礼を失して申し訳ありませんでした。

およそ昭和の歌謡曲を聴いて音楽を覚えたような人間にとって、このサイトはどのページも懐かしさ大爆発、今なら分かるぞこのアレンジ、全部読んで全部コメントしたいけれど何年掛かるか分からないから、もういっそ見なかった事にしたい、と言う意味で「とても」恐ろしいのです(笑

物理的に考えてさすがに全記事読破は諦めましたが、今後も時々「昔語り」に訪れるかも知れませんので、その節はくれぐれもよろしくお願い致します。

で、たぶん「C69/A」のネタ元を不思議に思われてますよね。これは「月刊歌謡曲」のような雑誌が無かった時代のギター少年のバイブル、「明星」の付録の歌本「Young Song」でして(平凡の方は廃刊になりました)、当時ギターしか弾けなかった私は「こんなもん弾けねえっ!」と思わず楽譜を放り出してしまったので、一発目のコードだけは強く記憶に残っていたのです。

カラオケも無かった時代ですから耳コピ部隊を擁している出版社などまだある訳もなく、掲載されている楽譜はタレントの事務所なりレコード会社から回ってくる「オフィシャルな楽譜」でした。つまり筒美氏本人とは断定出来ないものの、楽譜を仕上げた現場の人間が「C69」と書いた事は間違いありません。

先にあったのがメロディなのかコードなのかは我々のような凡人には窺い知ることが出来ませんが、どうも一流の作編曲者さんの場合、理屈ではなくて音の塊としてのサウンドがまるごと脳内に降臨するとしか思えません。それを譜面に起こす過程で「半音クリシェ」やら「ドミナントモーション」や「対位法」「合理的なテンション選択」などの楽典的作法に基づいたブラッシュアップが行われ、素人の我々はその部分を「ああでもない、こうでもない」と考えるに留まっているようにも思えます。

どうせ正解が分からないのを良い事に、本曲について超大胆な仮説を立ててみました。

筒美氏が最初に感じたサウンドはメロディに合わせて
 C>D(もしかしてD#dim)>Dm>Em、F>G>Am(>経過ドミナント)、
 C>D>Dm>Em、F>E7>Am
みたいな「ひたすら上下する進行」だったのではないでしょうか。
メロディがコードに無い音だったりしますが、試しに弾き語ってみると意外と歌えます。

このコードを強力なプッシュ感のあるⅡ-V進行のベースラインとして
 A>D>G>C、 D>G>C(>経過音B)
で支えると、あーら不思議、上で議論していたコードにガッツリ似て来ます。
(ベースがD>G>CならアッパートライアドはF>F>EmでOKですし)

筒美氏がストリングスアンサンブルを愛している事には度々言及されておられますが、アッパーパートで弦の和声を流すとしたならば、その部分はドミナントモーションのようなダイナミックな動きよりも、上記の「大胆仮説」で示したような滑らかな音移行の方が適しています。

で、たぶんこれが全部「音の塊」としてイメージ出来たんでしょうね。

そう考えると最初のメロディが「C6」なのだと言う主張が通るかと思います。

このブログでは扱われていないと思いますが、桜田淳子「もう戻れない」など、筒美氏は歌が始まって4小節延々とEm一発と言う曲も書いておられるので、やっぱり「最初にサウンドありき」であって、コード進行の整合性などは後から「調整するもの」なのではないでしょうか。

「想い出の樹の下で」については、私の着眼は記事と少しズレた所にありますので、考えを整理したうえでまた機会を改めて語らせていただければ、と思っています。

カーペンターズの「Yesterday Once More」の歌いだしの部分はキャッチーな感じを出すためにわざと拍数を削っているのですが、三拍子の曲として作られた「Fly Me To The Moon」を売るために四拍子にした話と通底する部分もありますね。

本当に音楽って面白いです(^-^)
by もっふん (2017-02-18 05:36) 

もっふん

こんばんは

いきなり「ちゃぶ台返し」してしまいますがお許し下さい。

週末に書庫をひっくり返して件の歌本を探してみたのですが、私の手元にある76年7月号の楽譜ではB♭m記載でした。当時シングル発売の周期は概ね三か月だった事から友人二人と分担して当番制で購入していたので、私の記憶にある巻頭グラビア(リリース月)の譜面はどうやら友人が購入した巻らしいのです。が、一旦掲載された楽譜が後から修正されると言う事も考えられず、「D♭69onB♭表記」と言うのは私の勘違いかと思われます。

お騒がせして大変申し訳なかったです、と謝らなければいけない一方で、ただの勘違いにしては「I69onVI」と言う記憶がただの妄想と言うにはあまりに具体的かつ曲の状況にハマっているため、「別ソースでそういう情報に接したのではないか」と、自分でも狐に鼻をつままれたような気持でいたりもします。

訂正ついでにもう一つ「ごめんなさい」を。

>桜田淳子「もう戻れない」など、筒美氏は歌が始まって4小節延々とEm一発と言う曲も書いておられる

動画で確認したところ「4小節」ではなくて「8小節」でした(爆

これはとにかくギターを弾いている人間には退屈であること極まりなく、思い余って「僕の考えたもっと良い『もう戻れない』」を自分で作ってしまったくらいです(笑

発表された楽曲が期待に反していたので「僕の考えたもっと良い〇〇」を作ったのは、この「もう戻れない」とピンクレディの「サウスポー」だけです。「サウスポー」は大ヒット曲にこそなりましたが、「幼稚園のお遊戯路線」を決定づけてしまった事でピンクレディの歌手生命を縮めた楽曲であると思っています。その後、私の納得できる曲として「カメレオン・アーミー」もリリースされましたが、「初登場88位→ルパン映画とのタイアップ効果で翌週1位」と言う不安定ぶりで、一度定着したイメージを払拭するのは難しかったようです。

同じような事はモーニング娘。にもあり、グループとしての正統進化形と言える「サマーナイトタウン」の路線ではイマイチ順位が伸びず、キワモノに走った「LOVEマシーン」で天下を獲りましたし、昨今で言えばAKB48でも、私が「カッコイイ!」と感じる「フライングゲット」の一般における知名度は「恋するフォーチュンクッキー」の足元にも及びません。

「売れる楽曲が良い楽曲」ではないと分かってはいるのですが、ショービジネスは難しいですね。
 
by もっふん (2017-02-19 23:58) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは! …いえいえ、丁寧にありがとうございます。
このブログにかなり多くの記事を書いてきましたが、内容は最初の頃から色々と変化しています。
なので音楽的に細かく書いている事もあればオーディオ的な部分にこだわったりとか、
頂くコメントを参考に変えたりしている事もあります。
なのでもっふんさんにとって多分に食い足りない記事もあるかと思いますが、
過去の記事についても色々とご意見を頂けると嬉しいです。
お時間がある時、ぜひ過去記事を読んでみて下さいね。

私も昔は明星や平凡の歌本はよく見ていましたが、今思うとコード表記が細かい事が多かったのは
そういう理由だったんですね。 もっと大切に見ておけば良かった…。
今思い出したのですが、松田聖子さんの「渚のバルコニー」が新曲として載っていた時、
その楽譜ではイントロが現行の音源のそれと全く違っていたんです。
その楽譜が出版社に渡った後で録り直ししたのでしょうが、今思うとリアルだったな、と(^^)
コードを思い違いしていたとの事ですが、楽曲の研究として、もっふんさんの考察は
とても刺激になりました。 私はこれまで正確に聴き取る事ばかりを考えていて、
そのような発展的な発想に欠けていたな、と考えるきっかけにさせて頂きました。
ありがとうございます!

「もう戻れない」はかなりのアップテンポなので、感覚としては歌い出しのEm部分は
あっと言う間に8小節、と言う感じですね。 筒美氏の曲で、同じコードでそれほど
引っ張る曲は本当に珍しいと思います。

それにしてもお友達と当番制で明星を購入していたとは楽しいですね(^^)
私は中2の時に、同級生からそれまでの3年分くらいの月刊明星をもらった事があったのですが、
引越しの時に整理してしまって…後悔してもしきれないほどです(>_<)
今手元に残っているのは1974年暮れの歌本2冊と1981年以降の10冊余りの歌本くらいです。
松田聖子さんの「夏の扉」のイントロが極めて正確に譜面になっているのには感動ものでした。

リチャード・カーペンターが以前語っていたのが、アレンジは自分の心象風景を
音に変えていく作業だ、と言う事だったんです。
もっふんさんが仰る「音の塊が脳内に降臨する」との表現ととても通じるものがある気がします。
確かに、我々は出来上がった音を分析しているに過ぎないのかも知れません。
しかし、これは船山基紀氏に助言して頂いた事ですが、アレンジを習得するのにはとにかく
色々な曲をこれでもかと細かくコピーするのが早道との事ですので、分析する事は
アレンジ力、創作力を身につける上で何よりも有効かと思います。
それがある程度のレベルに達すると、心象風景や降臨してきた音の塊を素直に音楽に
変換できるようになる、と言う事なのではないでしょうか。

私はピンク・レディーに危機感を覚えたのは「サウスポー」の前の「UFO」で、
歌詞の内容は確かに大人っぽいのですが、テーマが「ん?もしかして子供受けにシフト?」
と不安になったものです。 その前の「ウォンテッド」が大人向けの歌謡曲としては
あまりに面白く、何度聴いても飽きないような曲だったので、尚更だったかも知れません。

2000年前後のモー娘。は楽しかったですね(^^) あの頃感じていたのは、勢いの力って凄いな、
と言う事でした。 今も好きなのは「恋のダンスサイト」で、PVも大好きです。

最近のピコ太郎さんの成功などを見るにつけ、この世の中、何が求められていて何がヒット
するのか、本当にわからないなぁ…と思います。
だからこそ面白いんですけどね(^^)

by ぽぽんた (2017-02-20 23:09) 

もっふん

ぽぽんたさん、こんにちは。

まさか船山基紀氏クラスの超一流プロから直接のお言葉を頂かれていたとは想像もしておりませんでした。ブログを隅から隅まで読めば分かる事なのでしょうが、Youtubeで拝見できるいかにも「弾き慣れた」ご様子のピアノの腕前も含めて、ぽぽんたさんは「タダモノではないのでは?(滝汗」と、今更ながら分かった風なコメントを付けた自分が末代までの恥を晒したような感覚に襲われています(^o^;

ブログのトップページマターかとも思いますが、ぽぽんたさんの音楽歴など、幾ばくかの理解を助けるお話を頂ければ有り難いと思ったりもします。

さて、私も新しい曲をモノにする過程の最初の段階では、一応「出来るだけ正確に聴き取る」事は目指してはいます。が、しかし。

1.持って生まれた才能も無く幼少時に耳の鍛錬もして来なかった私では聴き取れる精度に限界があります。ピアノを出鱈目に拳骨で叩かれても正確に譜面に書けたというさだまさしさんなどとは違い、同じ音色の和音の構成音を拾えるだけの分解能がありません。2~3声のコーラスですら怪しいです。聴こえる音(まあ普通トップノートですよね)とベースなど他の楽器の音程(縦の関係)を参考にしつつ、前後のコードシーケンス(横の関係)から「これだべ」と手探りで「それらしい音」を探すのが精一杯です。逆に言うと、常にこの「縦と横」の整合性を考える事こそが私に取っての「コピー作業」なのです。それを鳴き合わせて違和感が無ければそれでOKとして来ました。

2.苦労の末に、場合によっては市販のスコアの力を借りて、フルオケの正しい譜面に辿り着いたとしても、当時自分の弾ける楽器はギターしかありませんでした。最大発音数6、音色固定です(苦笑)。いまならシンセの音色も相当良くなっていますから、キーボード演奏が苦手でもDAWで原曲を再現すると言う遊び方もあるでしょうが、「基本的に再現できないもの」を自分で(バンドを組んでからはそのバンドの機材構成で)「どれだけそれっぽく演奏するか」と言う作業になるわけです。地方の小さな公民館でNHKのど自慢の収録があると伴奏がアコーディオン一本のみと言う時代でしたが、それに以上の「音の取捨選択」、場合によっては「嘘だけど(笑」と言う音を使わないと演奏が破綻する場合もありました。

3.少々脱線しますが、私が中学生や高校生の頃に歌謡曲を聴く場面のかなりの部分をテレビの歌番組が占めていました。当時はジャズのビッグバンドがそれだけでは食べられないため、日々のシノギとして歌番組のバックバンドを務めているケースが多く、当然ながらレコードの伴奏とはあちこち違っているけれど、一般的な視聴者の常として「でもこれはこの曲なんだ」と言う事に疑問は持ちませんでした。これを言うと笑う人も多いのですが、あれはあれで一つの「ライブ」であり、ライブがスタジオ録音と異なっているのは当たり前と言う感じでしょうか。

4.さらに言うと、音源のミックスバランスの関係で「どうやっても聴こえない音」と言うものも存在します。歌番組で演奏者の手元が映った時に「あ、こうだったのか」と分かった場合もありますが、大抵の場合聴き取れない音は聴き取れなくても構わないからそういうバランスになっているのであって、そこで真実を追求するよりも優先すべきことが私にはありました。

「自分で、もしくは自分のバンドで演奏してカッコイイか!」

これが最終目標である私の場合、必然的に原曲に対してある程度は嘘を付き、分からないコードも「取り敢えず何か」をでっち上げ、自分なりのアイデアで柔軟にアレンジを変える事が必要でした。機材やメンバーのスキルに応じて妥協したり、何かを省いて出来てしまった「穴」に原曲に無いフレーズを入れてみたり。

ぽぽんたさんの目には「原曲に対する冒涜」にも近いアプローチと映るかもですが、この非常にガサツで乱暴な部分が、却って新鮮とご評価頂けたのかも知れませんね(笑

最初の発言で「Amトライアドでは物足りない」と書いたのもある種の経験則のようなもので、「一つのまとまったフレーズの中で7thを含めたテンションノートの数が変わると気持ち悪い」と言う「感覚」があるのです。(ドミナント的性格で使われるコードに限ってはテンションてんこ盛りで混在していてもOKです)

後に続く「D7>Dm/G>Cmaj7」の持つ曖昧さや緊張感や空間的広がりに対してAmピンではいかにも剥き出しな印象ではないかと。(Aメロ2周目の最後のように「ハイ、終わり」と言う感じを出すにはトライアドはとても良いのですが)

Dm/Gは勿論、D7も仮想G7に向けたセカンダリードミナントですから、ここで音数が増えるのは「部分的にはアリ」なんです。ただ、浮遊感すら想起させるゴージャスなイントロ、その最後に「ソドシ」と言うフレーズを置いて「次にラが来るよ」と予告しておいて「まんまAm」、ではその部分だけ痩せた(提案性が低い)印象を受けてしまいがちです。

一方で、聴く者に充分「ラ」を期待させておいて、敢えてそのラで始まるメロディをガラスのような切れ味のある岩崎宏美のボーカルでぶつける、「ド真ん中直球勝負で勝つ」ためのアレンジなのだから余計な音は一切混ぜない、と言う理屈も充分成立するとも思います。聴いた瞬間「え?」と思っても一拍半です。が、これは彼女の声ありきの話なので、他の歌い手さんやカラオケでは辛いでしょうね。

オーケストレーションの中ではさほど問題が起きない部分かと思いますが、小編成のバンドや個人で演奏するのであればAm7にしたい、とまあ、そんな感じです。

なんだか最後は「理念や節操が無いだけ」みたいな話になってしまいました。
お恥ずかしい限りです (^-^;
 
 
by もっふん (2017-02-25 05:24) 

もっふん

>「一つのまとまったフレーズの中で7thを含めたテンションノートの数が変わると気持ち悪い」

「気持ち悪い」は書き過ぎでした。
「サウンドの緊張感が変化した事をどうしても感じてしまう」と言った辺りが妥当な表現で、
勿論この効果を狙って音数を変えるアレンジもたくさんありますし、それはそれで正解と思います。

今回は「前後とのバランスとしてどうなんだろう」と感じたと言う事に過ぎません。
もっとゆっくりしたコード展開であったら「お、ここで広げて来たな」ですんだ気もしますが。

取り急ぎ訂正をば。
 
by もっふん (2017-02-26 07:59) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

いえいえ、私はタダモノです(^^;) 音楽好きが高じて厚かましくも船山氏のオフィスまで
押しかけてしまったのですが、船山氏は満面の笑顔で迎えて下さって、2時間も1対1で
色々なお話をさせて頂きました
それはもう5年も前になるのですが、その後も時折メールで質疑応答をして頂いてます。
特にストリングス関係については詳しく教えて頂いて、自分も音楽を作る時には
こういう事にも気を遣って作ろう!と思えるような知識を得る事ができました(^^)

因みに船山氏のオフィスは桜新町。 一昨日私がアップした記事「サザエさん」ゆかりの地
ですが、それはたまたまです(^^;)

私の音楽歴など全く大したものではないのですが、いずれ書かせて頂きますね。

時々感じるのですが、特に音楽が好きな人って、自分が思っている以上に細かい所まで
聴いていて、それを憶えているものなんですよ。
無意識にベースラインや、歌の裏メロのフルートだとか…。
なので、例えば音源を聴きながら譜面を書くのではなくて、頭の中にある音を拾い出して
楽譜にしてみると面白いですよ。
私がこのブログで楽譜をアップする時はそうやって作っています。
ただ細かい間違いは常にあるものなので、何度もチェックはします。
今の楽譜ソフトは書いた通りに音を鳴らしてくれるので、すごく便利ですね。

「嘘だけど」と言う音を…とてもわかります! 誰かの演奏を再現しようとすると、
常に必ずプラスαがあってそれがその人らしさそのものだったりしますよね。
それがどうしてもできないと別の所からパッチして雰囲気だけでも…と言う事があって、
これってバンド演奏する時に必要になったりするんです。
私は大昔ビートルズの「GET BACK」のエレピパートをやった時、細かい所まで拾えなくて
テキトーにやっていてそれでも雰囲気だけは出せた…と言う事をよく憶えてます(^^)

テレビの歌番組での演奏・歌唱は仰るように、レコードのそれとは全く別物であると
私も思っていました。 だからこそ、レコードを買って聴くのが楽しかったんですね。
船山氏から伺った事ですが、そういったテレビなどの演奏にもレコードでのアレンジャーが
ちゃんと関わるそうで、例えば沢田研二さんが「勝手にしやがれ」をテレビで歌っていた時も
演奏は船山氏が監修していた、と言う事なんですね。

ちょっと意味が違うかも知れませんが、例えばストリングスはバイオリン、ビオラ、チェロ
(+時にコントラバス)で構成されますが、特に低音域のチェロやコントラバスはせっかく演奏しても
ミックスの時に消されてしまう事は多々あるそうです。
チェロとベースは必要な音域が近いので、チェロにはよほど存在感のあるフレーズを書かないと
「いらない」と思われてしまうんですね(^^;)

特にバンド演奏では取捨選択を迫られる事は多々ありますから、それが「原曲への冒涜」
などとは考えません。 と言うか、レコードの演奏が完璧とは限りませんし。
個人的にはキーとコードにはこだわりたい方なのですが、反面ただのコピーじゃ本家に
勝てるわけないしな…とも考えたりして(^^;) もう理論以前のお話ですが。

基本的には、聴いていて気持ち良ければそれが一番だな、ってのがありまして。
その気持ち良さを分析するとやはりクラシックやジャズの理論が裏付けになっている事に気づいて、
恐らくそれをふんだんに利用しているのが筒美京平氏なのでは、と思ったりします。
…と言いながら私はそのような理論には全然詳しくなくて、いつも結果オーライです(^^;)

書きたい事があふれてしまってまとまらなくて(^^;) また次の機会に書かせて頂きますね。

別の曲に下さったコメントに対してもまた書かせて頂きますので、少々お待ちを…。

by ぽぽんた (2017-02-28 23:22) 

もっふん

>「書きたい事があふれてしまってまとまらなくて」

私も同じです(^^;

都内に出かけられる町に住んでおりますので、個人的な繋がりを持たせて頂いて一晩語り明かしたいくらいです(笑

「未来」についてはいろいろ試してみましたが、結局は楽器構成次第ですねえ。
m7はminor3rdの、major7はmajor3rdのそれぞれ3倍音と言う、オクターブを除くと最も低次の倍音なので、実際は演奏されていなくても聴こえる場合がありますし、もっと言うと聴こえていないのに「感じて」しまう場合もあります。

いろいろやっているうちに、シンプルなマイナートニックで演奏してもストンと腑に落ちる感じがして来ました。お騒がせしました。これ(B♭mの件)はこれで終わりにしましょう。キリがありませんので(笑

で。

ストリングスのアンサンブルにおいてチェロやコントラバスを生かすのは確かに難しいです。

コントラバスは音程もチューニングもエレキベースと同じですので、バラードやジャズの色彩が強い楽曲で生楽器感を出したい時や、エレキベースでは難しいレガートの通底音、逆にゴゴッと言う弓によるアタック音やピチカート音が欲しい時以外はなかなか使いどころがありません。

一方、エレキベース(=コントラバス)やギターは弦が一本変わると完全4度上がるチューニングが普通で、それに合った運指で弾けるフレーズを当てる事になりますが、チェロ、ビオラ、バイオリンは完全5度ずつ上がって行くので、本当はチェロのフレージングとベースのフレージングは変わってくるはずなのです(最低音も6度ほど高いですし)。

チューニングがビオラの1オクターブ下であるにも関わらず、楽器の構造と奏法の特徴を生かす事でビオラよりも高音のフレーズを弾く事も出来ます。チェロは4種の弦楽器の中で最も多芸な楽器と言われています。・・・なんですが、「多芸は無芸」と言うか「器用貧乏」と言うか。
チェロが存在感を主張すると、その分、他の楽器の仕事が無くなるんですよねぇ。(´・ω・`)

サウンド全体を俯瞰した時に、低音部にたくさんの旋律があっても殆どのリスナーはそれを峻別出来ないでしょうし(ベースでさえバスドラムで音程不明になったりしますし)、ヘ音記号より下の音域にはローインターバル・リミット(コードトーンですら同時に鳴ると濁ってしまう)の制約も存在します。

「チェロらしいフレーズ」の作れる音域はトロンボーンやサックス、エレキギター(実音は記譜より1オクターブ低いので)、キーボードの左手などで大混雑しており、「では仕方なく」と高音部を弾こうとすると「いや、そこはビオラで」ってな事になってしまうのです。

ポピュラー音楽においては不遇な楽器であると言えるかも知れません。

とは言え、世の中には「Apocalyptica」と言うチェロとドラムだけのメタルバンドがあったりもするので、一度動画をご覧になると、チェロと言う楽器の持つポテンシャルにきっと驚かれると思いますよ。(^-^)
 
by もっふん (2017-03-15 09:41) 

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