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B'zと歌謡曲


これまでにも何度かちょろっと書いた事があるのですが、
私、B'zのファンでして(^^)
ツアーがある年には必ず一度は会場に足を運びます。
ライブを初めて観たのは少し遅くて、
1999年夏、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)での「Brotherhood」でした。
これまで最も多かったのは、私の生まれ故郷・東京都文京区の東京ドームかな。


初めてB'zの音楽を耳にしたのは、多分「カメリア・ダイアモンド」のCMでした。
それに使われていたのは「Easy Come, Easy Go!」だったので、1990年ですね。

当時は音楽プロダクションのビーイングがタイアップ戦略で急成長していて、
BBクイーンズ「おどるポンポコリン」が大ヒットし、
CMでは大黒摩季さんの「DA・KA・RA」やWANDS「もっと強く抱きしめたなら」、
DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」、ZARD「揺れる想い」等々、
数年にわたって破竹の勢いでヒットを量産していました。

その頃はまだB'zのファンと言うわけではなかったので、
WANDSと区別がつかなかったのですが(^_^;)


月日は流れ、WANDSは解散、大黒摩季さんは長期療養中、ZARDの坂井泉水さんは死去…
と様々な変化があり、その中でB'zだけがデビュー27年目の現在も、
楽曲を出せば必ずオリコンチャートの1位を獲得する勢いを持ち続けています。

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ライブに行くと凄いですよ~(^_^;)
常に超満員なのは当然として、あの会場の一体感は他の追従を許しません。
時々「これはカルト教団か」と思ってしまうほどです。

私は耳が弱いのか、PAの音が強過ぎるのかわからないのですが、
常に音が割れて聞こえて、歌詞など全く聴き取れません。
終演後の数時間は半難聴状態になって困るのですが、
それでも「あのB'zの生演奏」が聴きたいんですね。

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B'zのファンにとって、最も大きな魅力は稲葉浩志さんのボーカルでしょう。

普段の話し声は男性の中でもむしろ音程が低い方であるのに、
歌となると突然1オクターブ以上に上がって、女性歌手さえ凌駕する声域となり、
ライブでは20曲以上、体を動かしながらも終始全く乱れず嗄れず歌い通してしまう。
ライブのパフォーマンスを何度観ても、またDVD化されたライブ映像を観ても、
とても人間技とは思えないその歌唱には畏敬の念さえ覚えます。


そして、ここからが本題です。

B'zの楽曲はそのほとんどが作詞:稲葉浩志さん、作曲:松本孝弘さんによるものです。
そして多くの曲のアレンジと全曲でのギター演奏は松本孝弘さんによるものなのですが、
そのメロディーやギターサウンドなどには、
多分に歌謡曲とポップスのエッセンスが感じ取れるんですね。

松本さんが歌謡曲好きなのは、ビーイング所属の女性歌手を総動員し
(稲葉さんも1曲参加しています)「THE HIT PARADE」なるカバーアルバムを
2003年に制作し、成功させた事でも明らかですが、
B'z名義のヒット曲にも、これはもろ歌謡曲と思える大ヒット「ultra soul」、
牧歌的でカントリーの雰囲気も持つ「Easy Come, Easy Go!」、
単純明快かつ豪快でやはりCMソングに使われ大ヒットした「裸足の女神」等、
キャッチーなメロディーとわかりやすい構成、そして充実したハーモニーで
歌謡曲に大いに通じる作品が数多く発表されています。


B'zは勿論、基本的にロックのバンドであり、
ギターサウンドが常に前面に聴かれるのが基本なのですが、
ディストーションでロックっぽいのにフレーズをよく聴くとペンタトニック歌謡だったり、
ギターソロのフレーズをチェックしたら有名な洋楽の歌メロに酷似していたりと、
曲を知るほどに「松本さんはメロディーがきれいな曲が好きなんだね」とわかります。

それは時に「パクってる」と揶揄される事があり、私も「これは確かに…」と思う事はあります。
しかし質の良いフレーズのアイディアを自曲に取り込む事は、コピーでない限りは
そのオリジナルに敬意を持っているものと解釈する事もできます。

ただ、DVDでライブ映像を観ていて「もう一度キスしたかった」のエンディングで
ギターソロになった時に「恋はみずいろ」のメロディーがさりげなく演奏されたのには
かなり驚きましたが(その会場で気づいた人はどれくらいいるんだろうか(^^;))。


B'zがいつまでも人気を保っているのは、歌謡曲やポップスを常に取り込んでいる事で
日本人が本質的に好むメロディーラインやフレーズが思い起こされ、
もっと聴きたい…と思わせる力につながっているからでは、と私は思っています。

もしかするとB'zは、昔よりもうんと小さくなってしまった歌謡曲やポップスの火を、
ロックと言う風防で目立たぬよう守っているグループなのかも知れません。


…とは言え、最新アルバム「EPIC DAY」の表題曲では、
「Burn」(ディープ・パープル)の有名なギターのリフのアイディアが、
わかる人にはすぐにわかるように使われていたりで、
隅に置けないグループであるのは確か、ですね(^_^;)

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風の精

ぽぽんたさん こんにちは~

B'zが お好きだったんですね~(;^_^A

実は私、B'z 苦手なんです…


多分、デビュー当時のPVでの 松本さんの 目つきが…


あの無表情な『目』が 嫌だったので そのファーストイメージを いまだに引きずってます… 音楽性とかとは 別の話で ごめんなさいm(__)m


ただ、稲葉さんに関しては 10何年か前に出した ソロの曲を何かで聞いて ちょっとだけ スゴい声やな~と 驚いた記憶があります



B'zって 松本さんのイメージを再現するために作られたユニット!…みたいな聴き方(ラジオとかで曲がかかった時とかです) をすると また考え方とか変わって 魅力的に感じるかもしれないんですが

やっぱり 最初に見た PVの あの松本さんの『目』が フラッシュバックしてしまい


私も頑固なんで あれなんですが

私の中では やっぱ自分からは聴こうとは思わない唯一のビッググループになっています

昔、かなり宅録にハマっていた頃 ギターの音がかなり良い感じで録れたので 嬉しがって 友人に聴かせたら

『B'zみたいね♪』とか言われて なんか即座に反論した記憶もあるんですが やっぱそれだけ 巷にB'z(松本)サウンドが 浸透していたって事なんでしょうね~…(-。-)y-~



ちなみに話は変わるんですが 今回の記事 なんとなく ぽぽんたさんにしては 尻切れトンボみたいな気がするんですが 気のせいですか…?(;^_^A


なんか 書きたいこと まだまだ沢山あるみたいな気がします…


余談ですが B'zにあやかってか、ピーズやFuse(フューズ) みたいなバンドもいました(インディーズ系ですが)


私は田村直美さんがいた Perl がスゴく好きでした…



またまた 長文 だらだら書いてしまいましたが すみません…m(__)m

別にB'zを けなしているわけではないのだけは わかってくださいね

もしもB'zとの出会いが違っていれば…

もしかしたら私もB'zのファンになっていたかもしれないです…m(__)m







by 風の精 (2015-04-08 10:56) 

コトブキ

コトブキと申しますが、B'zの歌のメロディーラインの重要性については全く同意です。
なんだろ、「民謡」の範疇に入れてしまえるメロかもとも思っています。松本さん。
以前私こちらでどっかで、「明治のばあさんの子守唄」と書きましたがそんなんかも。
四半世紀支持されている事実の要因として、稲葉氏の声や詞と同等に大きいかと感じますな。
まあペンタトニックが基本なんだけど、大事なのは音の飛び方とか上がり下がりなんでしょうが、
そこらをキチンと分析し切る根性が無いですヾ('-';。垢抜けないメロなんですけどね。(^^;
てか歌謡曲とつなげられなくてごめんなさい。平尾昌晃やハマクラ辺りなら共通項が多く拾えるかも。
てか「THE HIT PARADE」での選曲のメロも正直、相当カタ寄っていると思うので許してくだされ。
なんせ私は過去に馬飼野康二や吉田拓郎をこちらで持ち上げさせて頂いてる手前、
ここにもコメントを入れましたってことで良いのではと。メロやらのカテゴリとしては近いかもとか。
なんでしょうね、ラ→ド→ラとかシ→ミ→シとかド→ソ→ラとかばっかな旋律な気とかしますな。
一応書いておくとこの世代の人って、第二次拓郎世代、とかは呼ばれてましたな昔。氷室とか。

あとついでにネタ提供みたいなかもですが、
「勝手にしやがれ」って、ジュリ~のキーはAmで最高音がF辺りで一部Gとかですが、
この高さって多分一般的に、日本人男性がとっても歌いにくい音域なのですね。
カラオケでは大抵一音低いGmで、ネットの動画でも皆さんGmで歌ってますよね。
この曲辺りは皆さんホントに真面目に上手い人ばかりなので落ち込むのですが、('-';
ジュリ~さんのキーで上手に歌える人は多分、あんまりいないのではと思います。多分。
一音の違いはデカいのです。長くなりましたが何が書きたかったというと、~
稲葉さんの歌う「勝手に~」は、一音半上のCmでしたっけで最高音はG#から一部A#かなですが、
私ら世代だととてつもなく高い印象かもな音域ですけど、
多分今の日本だと、ジュリ~のキーよりは稲葉キーのほうが歌いやすいって人が、
多いだろうなと思ってます。裏付けるデータは無いですが。
分類すれば裏声なんですけどね。裏声をオモテっぽく使える人が増えたと思います。
沢田研二さんの高さって、要所がモロに普通の人ならオモテとウラの換声点に当たるので、
今日でもあのキーで上手に歌える人って、日本人では少ないだろうなとは思うのです。
なんのこっちゃ。関係ない小ネタ段落がとても長くなってしまいました~。m(_)m
by コトブキ (2015-04-09 00:01) 

ぽぽんた

風の精さん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

B'zは苦手と言うよりもお嫌いなようですね(^^;) 風の精さんに限らず、歌謡曲が好きで
B'zも好き、と言う方はそうはいないのでは、と思っていました。
ただ昨年、音楽ライターの濱口英樹さんとお話した時に、濱口さんが「実はB’zが好き」と
言っておられたので、同志がもっといてくれたらいいな、と思ってこの記事を書きました。
好き嫌いは第三者から押し付けられるものではないですし、私もこの記事で
自分の好みを皆さんに押し付けているつもりは全くないので、そこはわかって下さい。

私もB'zが作る音楽は何でも好き!と言ったファンではないんです。 ただ、
これほどの長い間支持されるのは理屈では表せない何かがあるからだと思いますし、
ライブやDVDを観ていて、音楽的な実力を含め総合的に現在の日本でトップの
ロックグループであるのは間違いないと思っています。
もし気が向いたら、一度ライブDVDを観て頂ければと思います(^^)

by ぽぽんた (2015-04-11 00:30) 

ぽぽんた

コトブキさん、こんばんは! プチお久しぶりです(^^)

私が言いだすまでもなく、B'zの音楽が歌謡曲っぽいとの事はあちこちですでに言われている
事なのですが、ディストーションギターで音の壁を作っているようなサウンドの曲が多いからか、
実は和風な音楽である事を感じない人が多いのかな、と思うんです。
逆に言うと、本質が歌謡曲であるために海外、特にアメリカでは通用しそうにないと
本人達が判断しているフシが感じられます。 民謡とまでは、私にはわかりませんが(^^;)
つまり、日本人はその素性がペンタトニックに反応して心の底から親しんでしまう
ようなところがあると思うのですが、欧米はブルーノートやテンションに反応するような素性を持っている、
とも言えるのではないでしょうか。

日本人男性の声域についてですが、確かにその通りかも知れませんね。
しかし何となく、私が子供だった頃よりも、今は全体的に音域が高い方にシフトしている
ような気がしていて、それは歌よりも話し言葉に感じます。
沢田研二さんの声は、太さを保ったままAあたりまで出ていたのが凄いと思います。
稲葉さんの声は確かに地声とは違うのですが、かと言って完全にファルセットかと言うと
それもどうなのかな、と思うんです。 詳しい発声法はわからないのですが、
男性でファルセットだと極端に倍音が少なくなって丸くなるのが普通なのに、
稲葉さんの声は高調波が非常に多い、鋭い高音域を持っているんですね。
所謂ミックスボイスの応用なのかな、と思うのですが、そのあたり、できれば
もっと掘り下げて勉強してみたいです(^^)

by ぽぽんた (2015-04-11 00:49) 

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