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霧のめぐり逢い / 岩崎宏美

「ロマンス」から1年…同じ「あなた」始まりの曲です:

感傷時代.jpg

チャートアクション等

「霧のめぐり逢い」は岩崎宏美さんの6枚目のシングルとして1976年8月に発売され、
オリコン最高4位(同年8月23・30日付)、同100位内に15週ランクインし
23.4万枚の売り上げを記録しています。

デビュー曲から前作「未来」まで単語タイトルが続き、それから脱出した初のシングルです。
また、オリジナル・アルバムに収録されない初めてのシングルでもあります。

1976年に発売された岩崎宏美さん著「この指とまれ、愛」に、
この曲のレコーディングで筒美京平氏に初めてダメ出しされて悩んだ事が綴られています。
…と、その事についてはその本が私の手元にあるわけではなく、
読んだのが30年以上前なので、記憶が曖昧です。
その本を持っている方、おられましたらそのあたりの記述をお知らせ下さいm(__)m


作家について

「ロマンス」~前作同様、作詞が阿久悠氏、作・編曲が筒美京平氏のコンビの作品です。


作品について

歌詞では♪もうあなたの私よ もう私のあなたよ♪が、前作「未来」での
♪ああ私の未来はあなたと同じ あああなたの未来は私と同じ♪ と発想が似ていますし、
曲調も前作まで同様のディスコ歌謡を踏襲したものとなっています。

その曲作り・サウンド作りについては、聴くほどに力の入った作品であると感じます。
そのあたりは次からちょっと詳しく書きますね。


楽曲について

全体の曲調はアップテンポで16ビートの忙しく動くオケに、8ビートのゆったりとした
メロディーを乗せる事でボーカルを浮き上がらせ、じっくりと聴かせるタイプと言えます。

キーは「ロマンス」と同じく Dm で始まりますが、間奏以後は半音上がって E♭m となります。
パターンとしては、同じ筒美氏作・編曲の「森を駈ける恋人たち」(麻丘めぐみ)と同じですね。

Aメロ: ♪あなたね やはりあなたなの 逢えたのね 夢じゃないのね ほんとに♪
Bメロ: ♪力がぬけていってしまうわ … よろめいたからだささえてね お願い♪
Cメロ: ♪もうあなたの私よ … はなれて生きるなんて駄目よ駄目よ できないわ♪
Dメロ: ♪あなたに逢えてよかったわ 一つだけ今はいわせてね しあわせ♪

コード進行は特に難しい箇所はありません。
哀愁系6thがさりげなく使われている(Bメロ♪…うれしさで…♪)のが
特に筒美氏らしいように思います。


アレンジはかなり凝りまくった、複雑なものとなっています。

クラビネット、エレキギター、アコースティックギターのそれぞれが違うパターンで
演奏する事により複雑なリズムを組み立て、
そこにストリングスキーボード(ソリーナでしょう)、本物のストリングス、
ホーンセクションが時にかわるがわる、時に合同で厚いハーモニーを構築しながら
歌メロを盛り上げにかかっている印象で、
録音も当時(1976年)に使えるテクニックをすべて動員したような音作りがされています。

特にAメロ等での、右から聞こえてくるアコギのカッティング。
そのスピードとパターンは、意識して聴いていると気が遠くなるほどの正確さで、
案外目立たないながらもこの曲を盛り上げる最も重要な音と言えます。

Cメロではアコギから替わり、左でエレキギターがコードをカッティングしています。


本物のストリングスとストリングスキーボードとの共演は、1978年にヒットした
筒美氏作・編曲の「たそがれマイ・ラブ」(大橋純子)、1977年にヒットした
馬飼野康二氏作・編曲の「愛のメモリー」(松崎しげる)でも聴く事ができます。
一般にストリングスキーボードは本物のストリングスが使えない時の代用
である事が多いのですが、「霧の…」「たそがれ…」「愛の…」のいずれも
そのような使い方ではなく、それ独特の音として扱っているんですね。


もう一つ重要なサウンドがシンガーズ・スリーによるバックコーラスで、
「ロマンス」「センチメンタル」「ファンタジー」のように
岩崎宏美さんのリードボーカルと絶妙に絡むのが聴き物です。


そしてさらにもう一つ、間奏も大きなポイントです。
デキシー風なホーンセクションにストリングスキーボードが重なり、
ディレイで左右に広げたエレキギターのソロが導かれます。

このギターのフレーズはアドリブのように聞こえますが、
採譜してみると四七抜き音階の、意外にキッチリとしたメロディーであり、
筒美氏が書き譜したものをギタリスト(この曲でも水谷公生さんかな)が
自分の解釈で味付けしたもののように、私には感じられます。

では、間奏のギターソロを採譜したものを…
(細かいチョーキング等は省略しています):
霧 ギターソロ.jpg
(画像上クリックで大きく見られます)

岩崎宏美さんの歌唱は、前作「未来」までよりも一歩大人っぽさを感じるものになっています。
その要因としてビブラートの周期が遅めに、振幅が大きめになってきた事が挙げられます。
変声期のためと思われる声質の変化も感じられ、それらはデビュー曲「二重唱(デュエット)」
での歌唱と比較すると如実にわかります。

この時期はシングル、アルバム共に歌メロの最高音が上の D♭(=C#)である曲が多く、
作曲もその音にポイントを置いていると思われます(この曲では2コーラス目の
♪駄目よ駄目よ♪、「未来」では ♪…白い部屋♪、次曲の「ドリーム」では
♪(このぼくが決めた人)ただひとりだけ♪ 等々…)。
それは、その音が当時の岩崎宏美さんが地声で余裕をもって出せる最高音であり、
音色にどこか切なさを伴っていた事によるものでしょう。


サウンドについて

マルチトラックレコーダーをフル活用した多層的な音作りで、
どの楽器も明瞭な音質で収録されています。

1コーラス目のAメロに続きストリングスキーボードの音が1オクターブずつ下がりながら
右→左→右と移動しますが、この音が収録されているのは1トラックであり、
ミックス時にそのように操作しているのでしょう。


シンガーズ・スリーによるコーラスは多重録音によってより多い人数感(6人分?)
に聞かせているようです。


間奏のギターソロは、左から原音、右から30ミリ秒ほど遅らせた音を出して
左右一杯に広がった感じを出しています。


付記

「霧のめぐり逢い」のシングル盤は、現在ではむしろB面の
「感傷時代」の方が人気があるようです(^^;)

「霧の…」は、当時人気・実力共に最高の評価を得ていた岩崎宏美さんに見合うべく、
曲作り・音作り共にとても手の込んだ、筒美氏渾身の1曲のはずなのですが、
往々にして制作側に力が入り過ぎているとセールスが伸びない事が多いもので、
この曲もそれまでのシングルと比較するともう一つと思える結果でした。
シンプルな「ロマンス」のような楽曲の方が、一般には受け入れられやすいもの
なのかも知れませんね。

因みに「感傷時代」は3年半余り前にすでにこのブログで採り上げていますので、
良かったらご参照のほどを…。
http://orikarapoponta.blog.so-net.ne.jp/2011-12-11


「霧のめぐり逢い」
作詞 : 阿久悠
作曲 : 筒美京平
編曲 : 筒美京平
レコード会社 : ビクター
レコード番号 : SV6038
初発売 : 1976年8月1日
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コメント 20

Nori

お久しぶりです。
どーもこの曲はイントロがぶつ切りで入ってくるようにしか聞こえなくて、レコードの製作段階でのカッティングミスのように感じられて仕方がありません。どんなにリズムを刻んでも、歌入りのタイミングが合わないんですよねぇ。まぁそれも40年前(今年デビュー40周年だから、正確には39年前ですかね。)の事なんですが。

本当にお久しぶりですがブックマークにはずーっと残ってまして、ちょいちょい見てます。青大将さんもお元気そうで何よりです。また暫くROMに戻りますが、正月には「♪ツンツクツクツクツン♪」と戻ってくるかも知れません。それまでお元気で、否それ以降もお元気で。
by Nori (2015-06-21 22:27) 

青大将

こんばんは! (このブログで)岩崎宏美モノでは、この曲と「ドリーム」はなかなか行らないので、イライラ・ムカムカしてましたが(って、嘘、嘘(笑))、
そのうちやるだろうとは確信して居りました。m(__)m なので、今日タイトル見た時、「おっ!遂に。」という気持ちで記事を読ませて頂きました。(^-^)

コメント書く前にちゃんとシングル盤に針を落として聴きましたけど、改めて感じたのは、この短く地味なイントロでよく遂行したな、という事です。
これは新曲当時にも思ってたんだけど、長年聴き込んで居るうちに、それもすっかり解消されてて、かなり耳に馴染んだメロディーで、寧ろこれ以外のイントロは考えられないほどに成ってる事に驚きます。 ボーカルの背後で鳴り続けるシャカシャカした音(「感傷時代」にも部分的に使われてるが)と、間奏のエレキギターのテクニックが兎に角、冴え渡り、印象的なナンバーです。

間奏に入る前のコーラス(イエイ!!みたいな?)も、最初本人が参加してるのかと一瞬思ってましたが、んな訳あるまい・・・・・・・・。(笑)
テレビでの歌唱時では、この部分は見事に省かれ、間奏もTVサイズに省略されたアレンジですね。

当時、歌番組で何度か観て居る筈なのに、この曲に限っては振り付けの記憶が飛んでて、ただリズムを取り乍ら歌ってたんじゃ無いのか?と勝手に推測して居ったんだけど、
近年YouTube等の動画を視ると、(と、言ってもこの「霧のめぐり逢い」は今のところ、夜ヒットの映像だけ)しっかりイントロからちゃんとした振り付けが施されてました。

この曲を知ったのは、「スタ誕」のゲスト出演時だった事は鮮明に覚えてます。 当時は新曲と言えば、明星(或いは平凡)歌本からとパターンが決まってたのに、このスタ誕で聴く迄、寝耳に水な曲だったんです。 その回は、オーディション前のオープニング・ゲストで、いきなり聴かされ(?)ました。
兎に角、前曲「未来」が好きすぎて、その日も「未来」が聴ける!とワクワクしてたら、このマイナー調が新曲と知ってガックリ来たのは確かです。

唯一、♪もう~あなたの私よ~♪でガラッとメロディーが転調して呉れるのが救いだけの曲・・・・・・・これが最初の印象でした。
勿論、デビューから此処迄の中で、順位を付けるとすれば最下位の曲・・・・・・が、・・・・・不思議なもので、現在では岩崎宏美楽曲中、ベスト5の中に入る位にまで大好きな曲に存在が変わりました。

これは、篠山紀信撮影のジャケットの出来具合や雰囲気、B面「感傷時代」の作用も在ったでしょうし、また己の成長過程での変化も在ったんでしょう、きっと。
初めて聴いたスタ誕を視聴した日曜日は、朝から曇天だったので、曲の雰囲気にピッタリ過ぎて、今でもこのイメージですね。

レコーディングの逸話は、30thBOXや5th『宏美』のライナーノーツでも語られてましたね。
前者の商品には「霧のめぐり逢い」のレコーディング日迄、記載が在りました。 1976年6月25日らしいです。

また何か思い付いたら出没しますね。(^^;

あ、(早速思い付いた!)前回の松村和子ですが、デビュー迄、三味線は全く弾けなかったそうですよ。(意外!!)民謡に三味線は不可欠だろうという事で、「帰ってこいよ」1曲だけを弾ける(奏ける?)様に特訓してのデビューだった様です。

それと、またコチラの深夜のラジオ番組に林 寛子 経由で天地真理本人から近況が寄せられたんですが、「昨日は、親友の南 沙織ちゃんと2時間ほどお喋りして楽しい時間を過ごしました」との事だったんですが、こちらの方も意外でした。 天地真理は確かアイドル時代、周りはみんなライバル視してて、当時のアイドル仲間に友人が居た事に驚きました。しかも南沙織! 南沙織は麻丘めぐみとも親友ですし、案外色々と繋がりが在るかも、ですね。



by 青大将 (2015-06-21 22:31) 

青大将

今、結構時間かけてコメント打ったら既に先客が・・・・・・誰かと思えばNoriさん!!
お久し振りです。 ♪ツン・ ツクツクツン ♪ 御懐かしいです。
何よりも、お元気そうで嬉しいです。\(^^)/
by 青大将 (2015-06-21 22:39) 

おかやまん

はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いてます。
初コメント、失礼します。

今、ちょうどNHK-FM「ミュージックプラザ~つのだ☆ひろのこだわりの昭和歌謡」を聴いていて、これはぜひコメントしなければと思いまして。
この番組で何週か前に、岩崎宏美さんがゲストに来て、印象に残っている歌ということで、この曲の話題になりました。
歌い出しの「あなたね」の部分で、普通に「あーなーたーね」と歌う癖が抜けず、「あ・な・た・ね」と前の音に引っ張られないように歌うようダメ出しをされて、レコーディングの時に苦労したそうです。

この曲、ほとんどのヒット曲が収録されているCD「ツインベスト」では外されていてがっかりした記憶が。
でも、初期のディスコ歌謡路線としては、まさにど真ん中。
大好きな曲です。
by おかやまん (2015-06-22 17:07) 

マコジ

「この指とまれ、愛」はそれこそ擦り切れるくらい読みましたが、あの歌唱指導は京平先生だったんですねえ。

おかやまんさんのような指導があったのは初めて知りましたが、僕が勝手に想像していたのは、それまでの天まで届く透明感溢れる歌唱は卒業して、いわゆる大人臭い歌唱へとイメチェンすることを推められたのだと思っていました。
「できないわ~」のロングビブラートが大仰な感じで、僕はこの歌い方が大嫌いなんですよね。その後ずっと踏襲されますが。
「だめよ、だめよ」の所はなぜか南沙織っぽさを感じました。この理由はいまだに自分でもわかりません。

彼女のディスコ路線シングルで嫌いなワーストスリーは「ファンタジー」「霧のめぐり逢い」「シンデレラハネムーン」なんですが、京平さんがこの路線を歌える人を探してたのは良くわかるんですけど、岩崎宏美には合わなかったと思ってます。
彼女にはほとばしる大人のエロスが無いですからね。
僕がそれを彼女に求めていなかったという方が正しいのかな。
彼女はロックンロールを歌うと最低にダサイのですが、ロックを歌うとキマる要素が上記3曲には必要だったんじゃないかという気がします。

「夏からのメッセージ」は大大大好きなので、マイナー系のディスコ自体が合わないというわけでは決してないですよ。

う~ん、今回はネガティブな話でごめんなさい!(^^;
「感傷時代」には恋してますけどね!!(^^
篠山紀信のジャケ写もべっぴんさんです!!!(^^
by マコジ (2015-06-22 22:44) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは! ホントお久しぶりですね!(^^)

う~ん、色々な聞こえ方ってあるものなんですね。 私は常に自分の聴き方しか意識していなくて、
それもパターン化されているようなので、もしかしたら作家はこう聴かせたいのかも…
と言った事を理解できないまま聴いている事があるかも知れません。
因みに私はこの曲のイントロを聴いた時に感じたのは「おどろおどろしい」でした(^^;)

ROM(何だかこの表現も久しぶり(^^))に戻るなんて言わずに時々コメントを
入れて下さい(^^) ブックマークから消さないでねm(__)m

by ぽぽんた (2015-06-22 23:32) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

この曲の登場を待って下さっていたとは嬉しいです(^^) 「感傷時代」はずっと前に
書いた事があったのですが、この曲は最近になって「あれ、いいじゃん」って思える
ようになったんですよ。 そうなると書きたい事が次々に出てくるのに、今回はちょっと
端折り過ぎてしまった気がして、ちょっと後悔してます(>_<)

仰るように短いイントロですね。 宏美さんの曲で短いイントロなのは他に
「あざやかな場面」や「そうなのよ」など数えるほどで、他は大抵、意味ありげで
やや長めのイントロがついた曲が多い気がします。
「霧の…」のイントロは、Noriさんへのコメントにも書きましたが、音色からして
ややオカルトチックで怖い感じがしたのを憶えています。
本当はもっと長いイントロなのに編集でカットする、なんて事もよくあるので、
もしかしたらこの曲も… いや、それはないかな(^^;)

青大将さんに触発されて(!)、今、昭和51年9月27日放送の「夜ヒット」を観てみました。
紺色上下の清楚な衣装でこの曲を歌っているのですが、何となく歌いにくそうな…
どうもテンポがレコードよりも遅いのですが、そのせいかな? しかし声は良く伸びてます(^^)
そして右腕を上下させる振りがついていますね。

「未来」は気持ちいいほど快活な曲だったので、「霧の…」でちょっとガッカリしたと仰るのは
よくわかります。 特に若い頃ってそんな傾向、誰でもあるのではないかな。
今はかなり年とっていても若作りする人が多いのですが、この時代って若い人もそうでない人も、
ちゃんと年齢なりの雰囲気を持たせる工夫がされていましたよね。
この曲も、阿久悠氏が言っていた「うまく年を取らせる」の一環かも知れません。
…それにしても、この曲をスタ誕で初めて観た日の天気まで憶えておられるんですか!?
マジすごいっす((+_+))

確かにダメ出しされた事については「宏美」のライナーに書いてありますね。
私は「宏美」は持ってないのですが、「ダル・セーニョ」CDにそのコピーが…
今改めて、なんてありがたいCDなんだ!って思ってます。

「霧の…」のレコーディングは6月25日ですか! 1ヶ月ちょいで発売にこぎつけるのは
かなり大変だったのでは、と思ってしまいます。

松村和子さんと天地真理さんの情報、ありがとうございます。
当時松村和子さんは18歳でしたよね。 三味線の特訓、それもテレビ出演に
耐えられるほどの腕になるには相当な苦労をした事と思います。

天地真理さんは、ニューミュージック系統の歌手と仲の良い南沙織さんが「羨ましい」と
思っていた…と何かで読んだ事がありますが、そんな二人が今も交流があると知るのは嬉しいですね(^^)

by ぽぽんた (2015-06-23 00:08) 

ぽぽんた

おかやまんさん、初めまして! コメントをありがとうございます。 岡山県の方、ですか?
いつも読んで下さっているとの事で、誠にありがとうございます!

もうここ何十年も、NHK-FMはきちんと聴いていなくて、そのような番組があるとも
知りませんでした。 知らせて下さってありがとうございます(^^)
「霧の…」でダメ出しされたとは、その事だったんですね。 全く知りませんでした。
地方出身の人が標準語(実際には江戸弁ですが)のアクセントがわからず苦労する、
と言った話はよく聞きますが、東京出身の岩崎宏美さんがそのような発音で苦労する、
と言う事はとても貴重な情報である気がします。 そういったクセは自分ではわからないもの
なのかも知れませんね。

ベスト盤はこの曲、外されているのですか!? 意外です。 人気はともかく、
位置的に重要な曲だと思うのですが…ベストものの選曲って「?」ってものが結構、多い気がします。

これからもよろしくお願いします!

by ぽぽんた (2015-06-23 00:19) 

ぽぽんた

マコジさん、こんばんは!

私もマコジさんとほぼ同じで、「これまでは勢いで歌ってきてそれはそれで良かったが、
もう6枚目なんだから細かいニュアンスも表現できなければダメだ」とか言われたのかな、
と思っていました。

う~ん、確かにエロスと呼べるものは無かったかも知れませんが、少し年齢的に
上の世代に感じられる詞をストレートな声で若い宏美さんが歌う事で色気を感じると言う人も、
きっといると思うんですよ。 ちょっとベクトルはズレますが「若妻風」っていうかな(^^;)
当時、宏美さんのファンは宏美さんと同年代の男性が多かったと思うので、
そんなイメージもそういったファンにアピールするものがあったのでは、と…。

「夏からのメッセージ」は私も好きな曲ですが、ディスコ調にしてはかなりスローですよね。
この曲を「霧の…」なみにアップテンポにすると、また全然違う雰囲気になりそうです(^^♪

by ぽぽんた (2015-06-23 00:31) 

コトブキ

私も当時はこの曲は、ほとんどサビしか印象が無かったです。
ちゃんと聞いたのはダルセーニョからですな。二十才前ですが。私の年齢がですが。

今年の半年に限っては、ドリームに次いで多く聞いている曲ではありますが、
これは私が今更エレキベースを弾き始めていて、練習がてらによく弾いてるという、
特殊な事情に拠るもので、てか正直ドリームのついでに覚えたって気がする。('-';
久しぶりにオケに合わせて弾いてみましたが、どちらもホントこれはもう、楽しいですな。


てかこの曲は私、20代の頃には間奏の転調前後の鍵盤ストリングスを生弦だと思っていました。
今でもこの曲を脳内再生すると、該当箇所の音は生弦の音で聞こえてしまいまする。

これはしかしちょいと多分理由があって、私の音の好みってことなんでしょうが、
私はこの曲のイントロみたく、弦楽器が4小節近くルートとかの一音を引っ張るってのが、
好きなんだか何なんだか、なんせ印象に残るタチみたいで、
以前あれです私、同じ作家の「ともだち」でもその箇所には触れておったり、
「いきがい」のフルートも、「これは弦でやるべきことを管でやったのでする。」みたく、
断言しておりましたが、まあそんななので多分この曲の間奏も聞き始めた頃に、
単にイントロのイメージをそのまま頭でスライドさせてたんだと思います。
てか正直こんなスリリングな転調箇所で、個々の音をキチンと聴こうとかしませんかも普通。(笑
今とか聞くと、生弦のキレイな音よりも多少歪んだこの音で正解なんだらうとか思いますが、
なんせ未だに、脳内で鳴らす際には普通の弦の音で聞こえまする。困ったものです。


ギターのソロはこれは多分やっぱ、アレンジャーの人が鍵盤で作った旋律でしょうな。
最後の2小節辺りは、鍵盤でそのまま弾くとダサくなるかもっぽいギター臭い感じですけども。
場合によってはスタジオで、鍵盤で弾いてみせてるんじゃないですかね。アレンジャーの人が。


右のアコギはホント、スゴいですね。
こんなリズムをこんな録り方でこんなミックスした曲なんて少なくともこの当時、
大衆に広く受け入れられるワケが無いですな(笑。

ギターの反対側のシャカシャカは、なんだっけ、カバサですな。そろばんを丸めたみたいな楽器。
冒頭とアウトロで持続音が鳴っていますので。「恋の弱味」の間奏とかの音ですな。



なんなので、リズム隊周辺を確認させて頂きますと、
結局実はこの曲で重要なのは多分ベースだと思うんですけど、
Cメロ以外だとクラビの音と混ざってなんとも、今だとシンセベースみたく聞こえてしまいますな。
ベースの音自体、歪ませていたりもしますし。アンプかエフェクターか知らんけど。
てかなんか全体に、後のシンセサウンドみたいなをなんとなく'76年の歌謡曲でやってみた、
ってな匂いがしますなこの曲は。実験曲なんではとか思いますかも。

そんでベースですが、Cメロにいくと高めな音を弾いてるワケですが、
ここはドラムの音が妙に絡むんですな。♪トロツクトン♪♪みたいな。
てかバスドラムの音が、スネアドラムと区別がつかない高さと音質なのですね。
スネアも正直、スナッピー貼ってないし。すみません用語の解説は省きますが、
バスドラのチューニングをここまでやるってのは面倒な作業なワケで、
これも結局おそらく、アレンジャーの指定ですな。
多分最初にベースの音と旋律ありきで、そっからドラムの音色を決めてクラビの音と旋律を決めて、
ってな感じではないかと思えまするかも。歪んだイキのいいベースってのがイメージの根源かと。

「未来」にスデに書かせて頂きましたけど、ハイハットは裏打ちですな。箔のアタマは叩いてない。
左右で金属楽器が細かく刻んでて、しかしドラマーが出す金属リズムは音数が少ないワケですが、
しかしこの裏打ちハットのおかげで確実にアフタービートになってると、そんな曲ですな。



「未来」って正直未だに、モノ凄くカッコいいと思うんですが、
この曲のオケを繰り返して聞いたあとだと、なんだか牧歌的な曲に聞こえます「未来」が。(笑
まあしかし、「霧の~」は未だに別にそんなにあれですな、
好きな曲ってワケではないですな私も。
そんなもんでしょうね。さすが結局やっぱ田中清二バンザイですねってのもあるんですが、
そうですね、ファンタジーでも弦とか結構♪ミミレミーーソ とかヨレてたり、 ('-';
それを言うと「霧の~」でも転調前後のらっぱが正直ちょいとなんだか危ういというか妙な音ですが、
'77年辺りってのは強いて言えば結構私は何かにつけ、ひとつの境目みたいに思うかもです。
なんのこったかわかんなくなったまま終えまする。m(_)m
by コトブキ (2015-06-26 22:49) 

skyblue

お久しぶりです。
忘れたころに現れるskyblueです。

この曲の頃は私はアニメソングが好きな子供でしたので、リアルタイムでの記憶はないんです。ちゃんと聴いたのが、LP「宏美」でです。歌よりも間奏のギターが印象的で、「昔の曲の音は面白いな~」っていうようなふうに思いました(LPの入手は80年頃だったと思います)。あと、その間奏の部分だけ他の部分と別物のようにも感じましたね。

コメントにもある、夜ヒットの映像を見ましたが、その間奏が省かれてたので拍子抜けしました(笑)。でも、ヒロリンの歌は素晴らしかったです。

by skyblue (2015-06-26 23:12) 

ぽぽんた

コトブキさん、またまたこちらでもこんにちは!

筒美さんのアレンジのベースってもう、ブンブン勝手に弾いているようなものが多くないですか?
他の楽器もそうですが、完コピしようと思うとえらい苦労しそうです(^^;)

ストリングスが何小節も一音を延々と引っ張るパターンは時々耳にしますね。
私がそういったアレンジで真っ先に思い浮かぶのは、アバの「Take A Chance On Me」
なのですが…。
「霧のめぐり逢い」の転調箇所では、私はどうしてもブラスの方に気を取られてしまいます。
このおちゃらけたフレーズは何なんだ?と今も聴く度に思ってしまいます。

ストリングスキーボードは仕組みが電子オルガンとほぼ同じ…と何かで読んでいたためか、
私にはどうしてもストリングスとは全く別物に聞こえてしまいます。
こんなシャリシャリした音のどこがストリングス!?なんて思ってしまうのですが、
例えば多重録音でこの音を使うと、うんとボリュームをしぼって白玉を演奏すると
ものすごく本物のストリングスっぽく聞こえるそうです。 私は試した事がありませんが(^^;)

間奏のギターは、私にはロックと言うよりもジャズピアノのアドリブのように聞こえてしまいます。
それも予め楽譜に書いたものをアドリブっぽく弾いているような感じで、他の曲に例えると
カーペンターズ版の「マスカレード」の間奏のピアノソロ、と言ったところでしょうか。

右のアコギは、今回ちゃんと聞くまではアルペジオだと思っていたんです。
やけに忙しいアルペジオだ…と思ったまま聴き返すと実はカッティングとわかりびっくり、でした。

左のPerc.はカバサ、と言う楽器ですか! 知りませんでした。 ありがとうございます。
これを機にもっとPerc.をよく調べてみようと思います。

そしてベースとドラムスに関しての考察、すごく勉強になりました。
実際に楽器を知っている、演奏している人にしかわからない事柄ばかりで、
できれば現物を前に実際に教えて頂きたい事ばかりです。
ドラムスに関しては、例えばバスドラをわざとユルユルに張ってだらしない音にしているのに
マイクを通して録音してみるとハリのある音になってる…などと言ったノウハウは色々とあるようで、
「霧のめぐり逢い」でのそのようなチューニングもレコーディングを熟知しているゆえに
できるディレクションなのでしょうね。

確かに1976年前後は、ディスコの台頭と前後して歌謡曲なども大きく変化した時期かも知れません。
私は当時中3~高1でしたが、自分の好みが歌謡曲から洋楽にシフトした時期でもあり、
それとほぼ同期して他の若い世代の好みも大きく変化していた、そんな気がしています。

by ぽぽんた (2015-06-27 18:00) 

ぽぽんた

skyblueさん、こんばんは! お久しぶりです。 忘れてませんぞ(^^)

そう言われると、間奏が浮いているようにも感じられますね。 音の処理だけの問題
ではないようで、やはり転調も含め間奏前後で第1章、第2章のようなイメージにしたかった、
とも思えます。

そうそう!私はYouTubeではなくて録画しておいたDVDで観たのですが、
間奏がすっぽり抜けてて「?」でした。
宏美さんは「バンドの方々が私の曲を何度も何度も練習しているのをよく見ました。
筒美先生のアレンジって難しいらしくて」と語っていましたが、そのためかな。

by ぽぽんた (2015-06-27 18:08) 

コトブキ

コトブキと申しますがコメ返しありがとうございました。m(_)m
先の私のコメントは正直、チャチャッと書いてすぐUPしたノリで、
まず少々訂正というか言い訳Maybeを、またとても長いコメント返し返しになりますが、
最初に書かせてくださりませ。m(_)m

リズム周りの確認箇所辺りのクダリで、
まずスネアですが、スナッピーの音は多分鳴ってます小さく。ゆるく張ってあるってことで。m(_)m
てか、ベードラのチューニングってのは私は上では、物理的なそれしか想定して書いてませんでした~。
マイクの位置とかイコライザその他とか、そっちの効果が大きいんでしょうなこの音は。
正直 ↑ 上で書いてる時は私、生音の音色しか考えてませんでした。またやってもた~。ヾ(_)ゞ

さらに他に、ベースとクラビに対して「旋律」という用語を使っておりますが、
あんまり多分言わんですね旋律とは。「ライン」と書いて適切で無いと思ってひとまず書き直して、
そのまま結局上げてしまいました~。

で、間奏のギターソロ。
アレンジャーの人が鍵盤で作ったんでしょうな。と書いたワケですが、
これは音楽的な根拠は無いです。状況証拠みたいなからの判断です。
てかこれはモロにペンタなフレーズで、正直ギターでチャチャッと作れて2本指でチャチャッと弾ける、
正直そんなフレーズであります実際。それを踏まえた上での判断ですな。

以上が自分の先のコメントの言い訳ですかも。m(_)m


------------
ブンブン勝手に弾いてるベースといえば例えば、「想い出の~」辺りですかね。
「スクリーン」じゃなくて「樹の下で」のことですが(笑。まあなんせ、
ぽぽんたさんが上で「勝手に弾いてる」と表現しておられるのがあれですね、ワロたんですが(笑、
そう聞こえるベースですね正直。水瓶座っぽいベースかと。

例えば '60sだと、このアレンジャーといえば江藤さん (-人-) 、ってことになってるらしいですが、
結局あれでしょうねそういう風な、単純でないラインを普通に個性的に弾いてしまえるのがデフォ、
とか、そんな奏者を選んで使っておられると、そういうことにはなるでしょうね。

ついでに書くと、ことベースのラインについてはドラマとかで言う「アテ書き」みたいな、
奏者の個性を意識して書いてるってのも、あるのかなとかは思いますかも。


なんせ実際には大抵、編曲家の皆様は完全なフルスコアを書いてて、
奏者の皆様はそれを初見で演奏してた、ってのがデフォとは思っているんですが、
例えば「~樹の下で」なら多分ベース譜に、音符を書かずに「自由に」みたいな、
そういう箇所が多いっぽくも思えますな。比較的。シンデレムーンもそうなんですけどね。
「霧のめぐ~」のそれはしかし多分、なんせクラビやドラムとの絡みが計算されてると思えますし、
これはワリと理屈で考えて、キッチリと書いてるっぽく思っています。多分書いてるんだろなと。
現場で奏者が作ってるかもな箇所は、大サビの6小節くらいしか見当たらないように思えまするかも。
そこだけ書かないってのも、ちょいと不自然な話なワケで。まあ全部書いてると思ってますけどね。


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adba(笑)とマスカレード、確認させて頂きました。
てかアバは生弦じゃないじゃないですかこれではダメですな。(笑
てかあの長さは生弓では1人2人じゃ弾けませんな普通の操作では。(笑
てか正直、弦が4小節引っ張っている曲って例えばどれ?、と聞かれても答えが出てきませんですな。
それこそカバサだっけの持続音なんて、なんぼでも聞いてると思いますが曲名は出てこないですよね。
上で原武Goさんの曲が出たのは、同時期の筒平作品をちょいと確認するために聞いてたからでした~。
てかマスカレードにもカバサだっけがいきなり入っててワラいました。(笑
シングの次の曲ってな認識ですな正直。あるいはもう、ジャズのスタンダードの元歌ですな。
「元歌」と書くと正確でないのかもですが、正直 stand by me もJohnLennonの曲と思ってますが、
てか私はこのピアノソロは正直、「霧の~」のGソロとの類似点はあれです、全くわからないです(笑。m(_)m


てかこのギターソロはおそらく最初は、クラビネットで演奏されることが想定されてたのではとか、
想像できますな。まあうまくいかないっぽいんで速攻ギターに変更したんでしょうが編曲者の脳内で。
てか完成品も、聞いて最初はクラビと間違うのがデフォとか思えますかも。私はそう聞こえます。

まあ曲自体がファンクを意図しているであろうなワケですが、
ギターソロもなんというか、今で言うファンキーなノリで弾いているのかなとは思いますかも。
ワウとか音質やらの効果とか、卓上での処理の結果とかは、興味を引きますな。


ついでに書くと、こういうギターやらの、ジャンル名って何?、とか考えたんですが、
ソウル系な人らだと、ブルースギターとか呼ぶのかなとか。知らないのですけど。
私なぞは普通のロック寄りなのですが、これだとペンタって呼びますけどね正直。意図が伝わりやすいし。
てか'70sくらいだと、ストーンズ辺り以降とかの英国中心のそっち方面の流れやらも、
ちょいと泥臭い、E・クラプトンのストラトのスローハンドみたいなとか、「R&B」といえばそんなを指してましたし、
リズム&ブルース ですな。てかギターソロなんて未だにその辺りの流れが普通に多いですが、

なんせあれですね大抵そんなんのルーツって結局、「ブルース」ですな。
これって日本のポップス中心な文化な中ではあんまり言わない呼び方というか分類語かもですけど、
ブルースギター、ブルースピアノ、検索をかけて頂ければ、動画とかもなんぼでも見つかりまする。
ちなみに正直、ブルースもジャズの1ジャンルって捉え方もありますが、
私はそれは好みません。なるべく明確に分ける派であります。
「ファンク クラビ」の動画検索も楽しいかもです。「ファンク ハモンド」も楽しいですな。


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てかリズム楽器について色々書かせて頂くことが多いワケですが、
私は太鼓は上手に演奏できないので、ぽぽんたさんは奏者に聞くなら、
あれですね、☆ひろさんにでも聞いてください野猿街道のホームセンターとかに行けば会えるかもです。
ついでにあれです、「街角のラ~」は結局自分で叩いてるんですか?とか聞いておいてください。
あと時間があれば「霧の~」のクラビの完全譜面起こしも是非お願いします。根性ですな(笑。
この曲のベースならコードも素直だし、結構単調な繰り返しなので採りやすいですこれは正直。
私は今日現在正確には拾ってませんが(笑。モチベーションがあんまり湧かんですねこの曲は私は。
ドリームなら正直、意地でもニュアンスまで完コピって人が多分、何万人とかいそうに思いますかも…。


鍵盤ストリングスの白玉なら確かに、他の音が充分にウルさければ、
持続音の途中だけ聞く分には生弦と区別がつかないかもですが、どうでもいいですよねそれって。(笑

あとあれです先回は、田中清の名前の字が違いますな。正直未だに「せいじ」と読んでしまう…。
「ファンタジー」の弦の ♪ ミミレミーーソッ ♪ ってのは、
2番はキチンとそう弾いてるのに、1番は「レ」が欠落して聞こえるってことで、
ヨレてるって感じでは無いですなm(_)m。てかあれも実は譜面通りなのだらうと推測されたり…。
ついでにあれですなんなのでこの曲、Dr.はホボ間違いなくファンタジーと同じ人ですな。


「霧のめ~」の転調前後のブラスは正直やっぱ、おちゃらけたフレーズですよね。(笑
てかそれもワザとかもな気もしますな。ここでやるってのがピンと来なかったんですが、
当時のファンクやブラスロックでのお約束を再現してるのかも。よく知らんから判らなくて悲しいです。


てかなんなので、
この曲はあれですね、2番が途中から始まってるというか、
なんせイントロの雰囲気そのまま混沌とした作りな1番と、突っ走ってるみたいな2番との出来具合辺り、
歌のメロを変えてドラマチックに終えるEDまでの3分ちょい、やっぱファンタジー並みに凝った作りな曲ですな。
とか書かせて頂いて終えまする。  ('д')y-~~


 
by コトブキ (2015-07-02 23:20) 

ぽぽんた

コトブキさん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

今回も評論とご意見をありがとうございます。 参考にさせて頂きますね(^^)

by ぽぽんた (2015-07-05 00:18) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、こんばんは!

私は宏美さんは好きなのですが、歌に関しては「二重唱」から「ドリーム」までの7曲は、実はものすごく好きというほどでもないのです。
「二重唱」「ファンタジー」「未来」はスピード感というか勢いがあって好きです。「センチメンタル」は明るい感じでいいと思います。でも、「ロマンス」「霧のめぐり逢い」は、どうも曲調の起伏が乏しいというかメリハリを感じられなくて、私にとってはちょっとつまらないなあと思うのです。

それから、最近思ったのですが、歌詞の内容がみんな、「あなただけの私」「あなたしか見えない」「君だけ」という感じで、二人だけが密室にいるような場面を想像してしまうのです。だから、周りの風景、たとえば街とか青空とか風とか海とかが感じられず、季節感もなく、情景が浮かばないからどれも同じように聴こえてしまうのかなと思いました。

「想い出の樹の下で」からは、情景が目に浮かぶような歌詞の歌が多くなってきたように思います。だから、「想い出~」以降の歌は、それまでの歌よりも好きな歌が多いです。「悲恋白書」なんて大好きです。


by ゴロちゃん (2015-07-05 21:11) 

ぽぽんた

ゴロちゃん、ここでもこんばんは!

私も当時(岩崎さんのデビュー時は中2でした)は、子供だったからか「ロマンス」よりは
「二重唱」の方が何だかワクワクできて好きでした。
「霧のめぐり逢い」については、曲の内容以前に「あれ~、これまで単語シリーズで
カッコ良かったのに普通のタイトルになっちゃった」とややガッカリした記憶があります。

岩崎宏美さんは声に清涼感、清潔感があふれているので、優等生的な歌詞の曲を歌うと
はまりすぎてインパクトが残らない、そのために意識的に男女間の密接な関係を感じさせる
歌詞の曲を歌わせ、声のイメージとのギャップでインパクトを作ろうとしたのでは、
と私は思っています。
「ロマンス」に関して筒美さんが「宏美さんに歌わせるには歌詞が色っぽすぎる」
と難色を示した時に阿久さんが「岩崎君なら清潔な色気を出せる」と反論した、
と言うエピソードもありますし、今になって思うと確かに「二重唱」から「ドリーム」
まで同じ路線で通した事がその後の展開の確固たる礎になった気がします。
ただそこで好き嫌いが分かれてしまったのは確かかな、とも思います。
岩崎宏美さんを「歌はうまいけど裏じゃ不良っぽい」と言う人もいたのですが、
それはやはり歌詞の影響が大きかったようです。

私は初期の岩崎宏美さんの曲で好きだったのは、1978年の初夏に発売された
「ベストヒット・アルバム」のトップに収録されていた「あざやかな場面」で、
本当に声が美しいなぁ…と思ったものです。

by ぽぽんた (2015-07-06 23:45) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、おはようございます。
お返事、ありがとうございます。

そんなエピソードがあったんですね。阿久悠さんもちゃんと意図があってあのような歌詞になったんですね。(阿久さんですのね。)
それにしても歌詞のもつ影響ってやっぱりありますね。不良とかツッパリとか早熟とか・・・
お返事はけっこうですからね。百恵ちゃんの歌、楽しみにしています。
by ゴロちゃん (2015-07-07 05:45) 

コトブキ

お邪魔致します m(_)m。他の回で書かせて頂いたとおり、
ちなみにそれは、「まちぶせ」の回の前の回(予定)でありますが、
上でコトブキさんが書いてまする変な楽器の特定、HiromiGo!とCarpenters、この2曲は、
カバサではございません。m(_)m。カバサを「シャーっ」とすれば「カーっ」みたいな音ですな。
なんとなくキハーダかなとも思っているのですが、多分やっぱビブラスラップでしょうな。
「笑って許して」は実際ビブラスラップでしょうな。マスカレードがよくわからない…。

あれですな '81年版「まちぶせ」も、
微妙に名前で呼び辛い「打楽器」があったりで困ったものですが、
'76年版って私、ちゃんと聞いたことが無かったんですけど正直、
ちょいとなんだかモノ凄い楽曲ですな… 。あれです例えばミキシング的にというか。    (笑。
正直これはネタのキーワードが多すぎな気がしますが、合計20ヶくらいあるキーワードのうちから一つ、
「鈴木茂」を書いておいて書き逃げします面白いのでごめんなさい。マコジさん読んでますかね。

「霧のめ~」のネタも探して書こうと思ってオケとかを聞いていたワケですが、
特に見つかりませんでした~。
この曲ってチェロが、4分音符を計4つだけ弾いてますってことで合ってますかね?。

by コトブキ (2015-09-27 08:37) 

ぽぽんた

コトブキさん、こんにちは!

正直なところ、私にはキハーダとビブラスラップ、音の違いがよくわかりません(^^;)
やはり実物を手にした事がないからだと思いますが、録音の仕方によっても
大いに音が変わりそうなので、やはり制作に関わった人しかわからない事が
ありそうですね…。

もうすぐアップする「まちぶせ」の記事にも書いた事ですが、
三木聖子ver.の「まちぶせ」って何となく、音がトッチラかってる感じがしませんか?
鈴木茂…とは、やはりギターの事ですよね。
何だかアレンジャーが松任谷正隆さんと言う事だけで、集められるミュージシャンも
ある程度限られてくるような気もします。
私はバックコーラスの男声が誰なのか、もしかして正隆さん?とか気になってます(^^;)

4分音符を4つだけ、ですか!? リミックス音源も含めよく聴いてみます!

by ぽぽんた (2015-09-27 15:32) 

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