So-net無料ブログ作成
検索選択

涙 / 井上順之

当時の雰囲気が伝わる楽しいジャケ写ですね(^^)

涙ジャケ写.jpg

チャートアクション等

「涙」は元スパイダースの井上順之(じゅんじ。現・井上順)さんがソロデビューし、
3枚目のシングルとして1972年1月に発売した楽曲で、
オリコンシングルチャート最高12位(同年2月21日~3月6日付、3週連続)、
同100位内に16週ランクインし15.7万枚の売り上げを記録しました。

私は当時人気のあった金曜夜の歌謡番組「ゴールデン歌謡速報」(フジテレビ)で
何週か10位付近にランクインしたのを憶えています(確か(^^;))。


作家について

作詞は阿久悠氏、作曲が都倉俊一氏と、後に山本リンダさんやフィンガー5、
ピンク・レディーで大成功を収めたコンビによる作品です。

同コンビは「涙」の前にも、同じ井上順之さんの「昨日・今日・明日」、
和田アキ子さんの「天使になれない」等のヒット曲がありました。

「涙」では、「昨日・今日・明日」と同じように編曲も都倉氏が担当しています。


楽曲について

歌メロは何となく「学生時代」(ペギー葉山)に似てるかな(^^ゞ

ごくオーソドックスな2コーラス構成で、イントロから歌メロの終わりまでを2回繰り返す、
都倉氏の作品で多く見られる作りです。

リズムはシンプルな8ビート。 ギターの裏打ち演奏がアクセントになっています。

イントロや間奏等のメロディーと歌メロが全くの別物で、
やや派手で流麗なバイオリン(ホーンもかぶっていますが)のフレーズに続いて
温かな声で穏やかに ♪こぼれちゃいけないと…♪ と歌い出す、
そのコントラスト(落差、かな)が印象的です。

歌メロはコードの構成音を逸脱しない、即ちテンションと呼ばれる音を殆ど使わない
わかりやすい音使いがされています。
その分、メロディーの美しさが素晴らしく、例えばピアノなどで歌メロだけを演奏しても
自然と和音まで感じとれるような豊かさが感じられます。

シンコペーションも必要最小限と言った感じで、そのあたりは作家の壁を超えて
堺正章さんのヒット曲「さらば恋人」「まごころ」「街の灯り」などとも共通しているのは、
タレントとしての親しみやすいイメージに重きを置かれているからかも知れませんね。


歌メロの音域は10度と決して広くはないのですが、メロディーラインの起伏が大きく、
また動きが器楽的なので、親しみやすいわりには歌いやすくはないようです。

例えば Bメロ ♪悲しみの時も 喜びの時も♪ ではそこのコードをアルペジオで弾く
ようなメロディーですし、
♪涙ってやつは♪ では音の飛び方が大きく、音程をしっかりつかまえないと
ただの音痴にしか聞こえなくなる危うさがあります(^^;)

今回も楽譜を作成したので参照して下さいね:(サムネイル上クリックで大きく見られます)
涙score.jpg

キーは Cマイナー(ハ短調)で、他調に渡る転調はありません。
コーダの最後が Cメジャーに転じて終わるのはよくあるパターンですね。

難しいテンションコードなどは一切なく、コード進行も流れ重視と思える
ごくオーソドックスなものです。

ただその中で注目して頂きたいのが、要所に登場する Fm7 の使い方です。
メロディーの流れからして、もし筒美京平氏ならば必ず Fm6 としたはずです。
6thを追加するとより当時の歌謡曲らしく、やや湿っぽい感じとなり、
よく筒美氏が発言するところの「日本人が好きな」響きとなります。

都倉氏はそこに6thの代わりに7thを入れ、その結果日本人からすると欧米風な、
やや曖昧で乾いた響きを得ています。
わずか半音の差なのですが、それほどの違いが出てくるんですね。

作家によるコードの選択の好みがわかる好例とも言えるでしょう。


アレンジについて

一聴してわかるようにストリングス、特にバイオリンを活躍させたアレンジで、
サビになるとピアノのアドリブのような演奏が絡んでくる、
やはり当時の都倉氏のアレンジによく聴かれるパターンですが、
そのメロディー自体がスリリングでインパクトが強く、
自身がバイオリンから音楽に親しむようになったと語る都倉氏の思い入れが感じられます。

ただ、派手なイントロ→やや地味な歌い出し→派手なサビ→イントロと同じ間奏…
と言った構成についてはパターン化している感が否めず、それが後の山本リンダさんの
イメージチェンジヒットやピンク・レディーのミリオンヒット曲などにも用いられているため、
イントロと間奏とが違うメロディー・アレンジである事が多い筒美京平氏と比較されてか、
一部の音楽ファンが都倉氏の作品を酷評している要因とも思えます。

しかしイントロや間奏でバイオリン隊とホーンがユニゾンで演奏されて新しい音が感じられる事、
ストリングスはチェロが担当する低音部にも印象に残るフレーズを演奏させている点
(♪…お前は出てくるの♪ に続くフレーズ等、ですね)など、
後の都倉サウンドでも生かされている手法が早くも聴かれるのが興味深いところです。


ボーカルサウンドについて

イントロなどで高音部の強いサウンドのため、歌に入ると急に沈み込むように感じられます。
そのままだと歌が目立たなくしまうからか、ボーカルはダブル(一人二重唱)で
ミックスされ声にハリを持たせています。

井上順之(順)さんの楽曲では殆どの曲でボーカルはダブルであり、
当時から「歌が下手だから二重にしてゴマ化している」などと言われていましたっけ(^^ゞ
しかし井上順さんの声質には、そのような音作りは大変合っていると思います。


付記

まず、先月は結局半端な記事一つしかアップできず、申し訳ありませんでしたm(_ _)m


我々の年代だと、井上順之さんと言えばコニカカメラのCMが特に印象的でしたね(^^)
当時新婚で、テレビに出てくるたびに「エミちゃん」を連発していましたっけ(^^;)

子供だった私にとっては、井上順之さんの笑顔がとても優しく思えたものでした。
現在は高齢となってしまいましたが、当時のイメージがほとんど崩れていない、
貴重な存在だと思います(堺正章さんの方はちょっと大物感を出し過ぎのような…)。


「涙」のジャケットのコピー: 「ジュンチャンが心をこめて歌いあげた感動の新曲!」

何だかあたたかいなぁ(^o^)


「涙」
作詞 : 阿久悠
作曲 : 都倉俊一
編曲 : 都倉俊一
レコード会社 : フィリップス
レコード番号 : FS-1235
初発売 : 1972年1月25日

nice!(2)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 12

Massan

ぽぽんたさん、こんばんわ。今回は当って良かったです。。
今回、真っ先に思いついたのが実は「涙くんさよなら」だったのですが、故・坂本九さんを元GSメンバーというには時代が合わないので違うなぁ・・と思っていたら井上順之(当時)さんの「涙」のタイトルがポンと頭に浮かんだのです。ただ、前回も書いたようにどんな曲だったのか覚えていなかったのは残念でした。
この当時の井上順之さんの曲は、自分が大人になってから聴いたとき、なんとなく私をふっと癒してくれたような気がしたものです。この曲も詞の内容はともかく、仕事で疲れたときに聴くと優しく頭に響くような感じですね。
それでは。
by Massan (2016-03-06 21:10) 

元花牧スタジオ主人

昔、ラジオで堺正章さんが井上順さんの歌を評して
「GS界で1番、声域の狭い男」
と言っていたのを思い出します。
もちろん、この2人の仲だからこそ言えるイジリなんでしょうが。

確かに声域が広いとは言いがたいですが、
朴訥とした歌声には何とも言えない味があります。
天衣無縫といった感じの堺正章さんとは非常にいい対比になっていて、
それもスパイダースの大きな武器だったように思います。
by 元花牧スタジオ主人 (2016-03-06 22:29) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、こんばんは!

今回のクイズ、井上順さんの歌だとは思ったのですが、順さんの歌は「昨日・今日・明日」と「お世話になりました」しか思い浮かばず、ヒントと合わないなあと思っていました。
青大将さんとMassanさんのコメントから調べてみて、「涙」という歌なんだなとは思ったのですが、こんな歌があったんだ、知らなかったなあというのが正直なところでした。(72年の歌なら、ある程度の歌は知っているはずなのですが・・・)

そしてこの記事で楽譜を見たところ・・・音符を見ているとメロディーがどんどん浮かんできました。「あったあった、この歌!よく聴いた。 『涙』っていう歌だったのね。」と。 思い出せてすごくうれしいです。懐かしい感じの歌ですね。ぽぽんたさん言われるように、たしかに「学生時代」と雰囲気が似ていますね。

順さんはやはりあのやさしい笑顔が大好きです。「ヒットスタジオ」での芳村真理さんとのかけあいもとてもおもしろかったし、ゲストの歌手に対してその歌手をたてたり和ませたりしながらの司会ぶりも好きでした。「ヒットスタジオ」は司会者の存在がとても大きかったと思います。
by ゴロちゃん (2016-03-06 22:47) 

オリ25

早速youtubeに行ってきましたが、本人のオリジナルが落ちてませんでした
都倉さんは、んちゃ・んちゃ・んちゃ・・・ってリズム好きなんでしょうかね
「学生時代」と似た雰囲気ってのは、納得しました

話は全く変わるのですが、DU BOOKS ってところから「ニッポンの編曲家」という本が発売されています。
川口真・萩田光雄・星勝・瀬尾一三・船山基紀・大村雅朗・佐藤準・・・・・
そうそうたる面々のインタビューや、逝去された方は係ってきた方々からのコメント、スタジオミュージシャンのインタビューなどもあり、ぽぽんたさんに絶対お勧めです。
・・・って、書いてみましたが既にご存知でしたらごめんなさい。
by オリ25 (2016-03-08 19:11) 

ぽぽんた

Massanさん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

男性歌手でタイトルに「涙」がつく曲は少ないですよね。
井上順之さんの歌は声の温かさはもとより、妙な演出が感じられない素直な歌い方が、
聴いていてホッとさせてくれるように思います。
私はふとした時に思い出すのが「お世話になりました」で、子供の頃にその曲を耳にした時、
何て優しい声なんだろう、と感じていた気がします(^^)

by ぽぽんた (2016-03-08 23:38) 

ぽぽんた

元花牧スタジオ主人さん、こんばんは! お返事が遅くなり、申し訳ありません。

今思うとスパイダースは個性派ぞろいでしたね(^^;) 今、当時の映像を観ると
何だかコミックバンドにも見えてきます。
しかしメンバーのその後の活動をみると本格的なバンドであったのがわかりますね。
井上順之さんのような声は低音を生かす事が大切なので、もし高い声も出せても
イメージが変わって使いにくかったのかも知れません(^^;)

by ぽぽんた (2016-03-08 23:44) 

ぽぽんた

ゴロちゃん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

私が作成した楽譜が役に立ったようで嬉しいです(^^)
当時は他にも良い曲が山のようにあったので、 ゴロちゃんの記憶の中で「涙」は
埋もれてしまっていた曲なのかも知れませんね。 これを機に、改めてその良さを
かみしめてもらえると、やはり嬉しいです!

司会者としての井上順さんは嫌味がなく、タレントをいじるのが上手なのに
不快になるような事は決して言わない、とても貴重な存在と思います。
井上さんは先日BSで加山雄三さんのトーク番組に出演していましたが、
加山さんに対する態度が本当に一人のファンのような感じで、人柄が表れているなぁ、
と楽しくなりました。
いつまでも元気で頑張ってほしいものですね!

by ぽぽんた (2016-03-08 23:52) 

ぽぽんた

オリ25さん、こんばんは! お久しぶりです。

ちょっと前までは「自分は持ってないけどちょっと聴いてみたいな」と思った時に
YouTubeに行くと大体聴けたものですが、最近は規制が厳しく、
そのようなYouTubeならではの特長が失われつつありますね。

そんな本があるんですか!! まだ内容はわかりませんが、知らせて下さった情報を読むと
きっと、喉からてを出してでも手に入れたくなる本で間違いありません!
必ず買います。 教えて下さってありがとうございました!

by ぽぽんた (2016-03-08 23:59) 

青大将

こんばんは。 この歌は、今日の様な雨の日のイメージが何故か昔からあるんですが、これはおそらく、当時雨の日にでもラジオで聴いたのでしょう。ハッキリとした記憶では無いのですが、どうもそんな気がします。 記事にはソロデビュー3曲目と書かれて居られますが、この曲は4~5曲目だったのではないか、と思います。
「人生はそんなくり返し」(かまやつひろしが作曲を手掛けてバカラック・サウンドに仕立て上げた傑作!)でソロデビューを飾った後、「昨日・今日・明日」「お世話になりました」が在るので「涙」はその次か更にその次辺りに来る筈ですよ。(^^)


この当時は、「友達よ泣くんじゃない」(森田健作)と共に大好きな曲でしたが、当時6~7才児の俺には、この2曲は何処かメロディーがくすぐったかった記憶があります。何故だろう?・・・・・・・・(^^;

♪悲しみの時も~♪のメロは、ムーミンでスナプキンがギターを弾きながらよく歌う「おさびし山の歌」を連想したりしてました。(笑)
井上順(順之)の歌声は、皆さん仰る様に優しく温かみが在りますよね。それプラス安心感。 それは「人生はそんなくり返し」でも既に存分に感じられ、この曲はあの声在って作られた気さえしてきます。 とにかく、暖かな日溜まりを連想させる癒し系のボーカリストだと言えますね。ですので、あまり力強く歌うのは合いませんね。
また、その様な楽曲も見当たりません。あ、「いけネェいけネェもういけネェ」(79年)はどうでしたっけ?結構アップテンポだった様に記憶してますけど。


井上順と言うと、「夜のヒットスタジオ」の司会業の印象が強いというのは我々世代なら大勢居る事でしょうが、俺はそれとは別に「火曜歌謡ビッグマッチ」という黒柳徹子とのコンビで司会して居た歌番組も非常に印象深いです。 昭和48年なので歌番組も凄く華やかな時代でした。番組エンディングで井上順之が出演者全員と並んで歌った「虹」「裸足になろう」という2曲も記憶にインプットされた大好きな楽曲で、こうして思い返せばホントに良い楽曲に恵まれた歌手だったという事がわかります。


「夜ヒット」と並行して司会してた「そっくりショー」(76年~77年)でも「ちんちん電車」という持ち歌を披露してましたけど、これも井上順のキャラクターを活かしたほのぼの系の好きな歌でした。 「虹」のレコードジャケットも「涙」同様マイクを持ってるショットですが、これは「火曜歌謡ビッグマッチ」本番の場面です。見開き裏も、本番かリハーサル風景ですが、表のスーツ姿とは違いラフなTシャツ姿で写ってます。何故かとても好きなんですよ、このジャケ写。一方、「裸足になろう」は顔だけ写真で首から下と全体図が安っぽい絵で何だかな~なんですが、(笑)絵の特長と構図が当時の雰囲気満載です。
「涙」のB面「心の中をみて下さい」も、シャイでつまらない平凡な男の日常を切り取った構成に好感が持てて、これも好きなナンバーです。♪朝来た道を日暮に帰る 毎日同じ 昨日の服を今日またつけて 毎日同じ♪というフレーズは日常で時々過る部分でもあります。(こう見えて結構神経質なので、仕事着以外昨日の服を今日も着る事はありませんが(^^;) 最後に「涙」の、♪こぼれちゃいけないといつもいってたのに♪ ♪そろそろさよならするのもいい頃さ♪のこの部分は、メロディー共々特に好きな箇所です。
by 青大将 (2016-03-09 21:48) 

スイゲン

ぽぽんたさん、こんばんは。
昔聴いたこの曲の印象は、"泣きながら走っている"でした。
詞だけ読んでいると結構ジメっとしてくるんですが、
歌を聴くとあんまり重くならずサラっとしているのは
井上さんのキャラかと思っていたんですが、ぽぽんたさんの
解説を読んで曲も、そういうふうに作られているのがわかりました。

この曲、「昨日・今日・明日」「お世話になりました」よりも
テレビやラジオから聞こえてこなくなったのが早かったのを
意外に思っていたのですが、まえの二作程明るくなかったのが
世間の井上さんへの期待と違っていたせいか、詞に沿って湿っぽく
歌った方が当時は受けだかのか?

阿久悠さんが、晩年「青春時代」について語っていた時。
阿久さんは、もっとスローで、ほのぼのというかしみじみというか
青春時代を振り返るような曲がついてくると思っていたそうです。
(ヒットしたんだから、これで正解。でもスローで一度聴いてみてだか
歌ってみてくださいだか・・と言っていました。)
案外ロマンチストの阿久さんは「涙」も、しっとりした曲を
期待していたのかもしれませんね。

もししっとり歌い上げるなら井上さんより巨匠・堺さんの方が
向いてるかな?
"立ち止まって夕陽を見ながら泣いている"感じになりそうですね。
そうなると筒美さん言うところの、"日本人が好きな響き"使う方が
面白そうですね。

by スイゲン (2016-03-10 23:41) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは! お返事が遅れて申し訳ありません。

ご指摘をありがとうございます! どうもリサーチ不足で不正確な事を書いてしまいました。
私の中では「涙」は「昨日・今日・明日」「お世話になりました」に続く3曲目のイメージが強く、
それはやはり当時はテレビを流し見していたからかな、と思います。
そしてきっと、ウチの親が長髪のGSが嫌いだったので、その中からソロになった
タレントが出てきてもチャンネルを回してしまった可能性があります(^^;)

「メロディーがくすぐったい」と仰る感覚、何となくわかる気がします。
当時子供だった人にとって、歌謡曲はある意味禁断の音楽であって、子供の分際で
大人の聴くものを…と言う意識が大人にも子供にもあった時代ですよね。
それをベースに色々耳にしていると「好きだけど好きって言ったら怒られるかも…」
と言った感じがその曲に色を付ける、そんな感じに近いのではないかな、と。
そんな感覚って、大人になってからは絶対に味わえないものですし、今のように
学校の運動会にEXILEの音楽を使うような時代では子供もそんな事は感じないでしょう。
あ、もし違っていたらすみません。

そして今回のコメント後半はもう、詳しく解説して頂いて感謝です(^^)
実によく憶えておられますね。 青大将さんはその当時の音楽を、その時代ごと
愛しておられるように思います。
これからも記憶にある事、沢山教えて下さい。 きっと青大将さんのコメントのファンで
おられる方々も多いと思います(^^)

by ぽぽんた (2016-03-13 23:04) 

ぽぽんた

スイゲンさん、こんばんは! お返事が遅れてしまい申し訳ありません。

なるほど、同じ曲でもいろいろなイメージを呼ぶものなのですね。
「涙」は仰るようにマイナーの暗めの曲調なので、井上順さんや制作陣にとって
冒険作だったかも知れませんね。
最後の最後で明るいメジャーコードで締めくくっているのが、実は暗い曲ではないんですよ…
と告げているようにも感じます。

「青春時代」がスローな曲だったら、あれほどの大ヒットにはならなかったかも知れませんね。
私の感覚だけで言うと、当時は曲調はマイナーで暗めなのにアップテンポ気味な曲が
ヒットしやすい傾向があったように思います。
そういう意味では「涙」も、もう少し盛り上がっていても不思議でなかったですよね。

堺正章さんが歌ったら確かに、全く違う味が出てそれも良かったかも知れません。
井上順さんの声にはわりとバタくさいものを感じるのですが、堺正章さんの声は
日本人らしさがあるような気がするので、仰るようにコードも筒美さんが好みそうな
つけ方がされていただろう、と推測します(^^)

by ぽぽんた (2016-03-13 23:21) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
メッセージを送る