So-net無料ブログ作成

芽ばえ(第2回) / 麻丘めぐみ

このブログ始まって以来、初めて同曲2回目の記事です:
芽ばえジャケ.jpg

チャートアクション

「芽ばえ」は麻丘めぐみさんのデビュー曲として1972年6月に発売され、
オリコンシングルチャート最高3位(同年9月4日付)、同100位内に34週もの間ランクされ
42.0万枚の売り上げを記録する大ヒットとなりました。
麻丘めぐみさんの全シングルの中でも「わたしの彼は左きき」(1973年7月発売、49.5万枚)
に次ぐものとなっています。


作家について

作詞は千家和也氏。 当時、氏は京都を拠点として仕事をしていたとの事で、
それを知っていた麻丘めぐみさんは、この曲を歌う時にも京都の街をイメージしていたそうです。

作曲は筒美京平氏。 麻丘めぐみさんは元々声域が女性としては低めで、
高音部になると地声ではやや苦しく泣き声のようになる音色を氏は「日本人の好み」と判断し、
高音部を多用するメロディーを書いたようです。

編曲は高田弘氏。 この曲のヒットに、氏のストリングス・アレンジは大きく寄与しますね。


楽曲について

リズムは8ビートを基本に、アコースティックギターが16ビートで忙しくアルペジオする、
当時のアイドル歌謡によく聴かれたパターンです。

キーはC(ハ長調)で、転調はありません。
通常長調の曲では、歌メロが展開する途中で平行調の短調(この曲の場合はAマイナー)
に数小節寄り道するパターンが多いのですが、
「芽ばえ」の歌メロでは、コードのAmが最後に一度現れるだけです
(間奏にもう一度だけ出てきます)。

歌メロの音域が下のCから上のCまでのわずか1オクターブである事も考えると、
歌唱力を誇示するのではなく、楽曲の親しみやすさとアイドル歌手らしい可愛らしさを
演出するのが最優先だったのでは、と思われます。
前回の記事にも書きましたが、麻丘めぐみさんはビクターレコードの女性アイドル歌手第一号で、
関係者には何が何でも成功させたいとの思いがあったようです。

当時の歌唱シーンを観ると、キーを全音下げたB♭(変ロ長調)にしている事が多いのですが、
それはテレビ等での生歌唱ではオリジナルキーでの最高音のCが出しにくかったからでしょう。


コード進行は C→Dm→G7→C…と言った平易なもので、augやdimのような特殊なものは出て来ませんが、
Aメロではよく聴くとアコギが C・CMaj7・C・CMaj7・Dm…と弾いていて、
さりげなく哀愁感を醸し出しているのがわかります。


サウンドについて

今回、初めて過去に採り上げた曲を再び書こうと思った理由がサウンド解説です。

「芽ばえ」については、現在までに
1.シングルミックス(シングル盤、ベスト盤に収録)
2.シングルミックスでのカラオケ(FM東京「サウンドインナウ」でオンエア、但しモノ状態)
3.カラオケレコード用ミックス(「あなたが唄う桜田淳子・麻丘めぐみビッグ・ヒット」等に収録)
4.4チャンネルステレオミックス(CD-4方式レコード「麻丘めぐみベスト・ヒット」等に収録)
5.ハイレゾマスタリング(配信のみ、ミックスはシングルと同じ)

の5種類が商品化されています。

3はオリジナル・カラオケとして紙ジャケシリーズCDにも収録されましたが、
シングルとは全く別物のミックスで、またフルートで歌メロをなぞっているために
ひんしゅくを買ってしまったようです。
残念な事にシングルと同じミックスのカラオケはビクターにもテープが残っていないため
(私もその事は最近知りました)、苦肉の策だったようです。

2はこれまた残念な事にモノラル状態なのですが、
歌入りver.そのままのリバーブやエコーのかかり方、
歌メロ最後の ♪離れないわ♪ の追っかけが残されている事で、
紛れもなく本物のオリジナル・カラオケと言えるでしょう。

そして、そのカラオケに次いでレアと言えるのが4のCD-4バージョン。
当然ながら、シングルやベスト盤などに収録されている通常ミックスとは
全く違うミックス、サウンドです。

ではここで、それぞれのイントロ部分を聴き比べてみましょう:

1.シングルミックス
2.シングルミックスのカラオケ
3.カラオケレコード用ミックス
4.CD-4方式ミックス
(音源は削除しました)

1と2はサウンドが似通っているのは当然として、3と4ではシングルとは違った、
リバーブが極めて少なくストリングスの動きもハッキリわかるものとなっています。


「芽ばえ」のレコーディングは、驚く事に8トラックで行われていたそうです
(8トラックと言っても昔のカーステレオの事ではないですよ、念のため(^^;))。
麻丘めぐみさんのシングルでは「芽ばえ」から3作目の「女の子なんだもん」までが8トラック、
4作目「森を駈ける恋人たち」以降が16トラックで制作されているそうです。


「芽ばえ」では一人二重唱が採り入れられているため、ボーカルだけで2トラック使います。
と言う事はオケには最大6トラックしか使えないわけで、現在のようにほぼ無制限に
トラックを生成できる環境と比較すると大変な制約と言えます。

「芽ばえ」のオケにはドラムス、ベースギター、トライアングル、カスタネット、ハーモニカ、
フルート2本、マリンバ、アコースティックギター2本、そしてストリングスと言った楽器が使われており、
6トラックにそれらを詰め込まなければならないわけです。

ストリングスはそれだけでステレオ効果重視で2トラック使っていますから、
残りをどうやって4トラックに収めたのかが、非常に興味のあるところです。

「芽ばえ」の前あたりの時代では、オケは全楽器同時演奏でその場で2チャンネルにミックスし、
それがカラオケテープとなり後にボーカルをかぶせていたわけですが、、
「芽ばえ」もオケは恐らくほとんどの楽器が同時演奏で、トラックをストリングスに2つ、
リズム・コード関係(ドラムス、ベース、ギター、マリンバ)はその場ミックスで2トラックに、
トライアングルとカスタネット(同じ演奏者の持ち替えかな)に1トラック、
そしてハーモニカとフルートに1トラック、と言った振り分けにしているのでは…
と、私は推測しています。


上記3と4では、1・2とはリバーブのかかり具合が全く違う事がわかります。
1(と2)では、ストリングスやボーカルは一度マスター用レコーダーに通して
録音ヘッド・再生ヘッドの時間差をつけた上で「最大に突き上げた」(残響時間を最大にした)
鉄板エコー(リバーブ)に入れる事で独特のサウンドを作り上げたそうで、
例えばレコーダーでの遅れ時間、リバーブマシンやエコーマシンの音色、
ミックスの際のリバーブの量など、練りに練った結果のサウンドなのでしょう。

蛇足ですが、そのようにリバーブに入れる前にごく短い時間遅らせる事は
現在では「プリ・ディレイ」と呼ばれ、デジタル・リバーブでは重要なパラメータの一つです。

当時の機器はアナログですから、ミックスのセッティングは保存できません。
なので4チャンネルの音源を創るにはミックスを最初からやり直しになります。
なので4チャンネルバージョンがシングルのミックスとまるで違うのは当然なんですね。

3に関しては、カラオケレコードが発売されたのは1975年ですから、その時点ですでに
シングルと同じミックスのカラオケのマスターテープは無かった…のかも知れません(^^;)


付記

音楽ファンを長年やってると、気づかないうちに色々な音源を持っていたりするもので、
今回も久しぶりにLPレコードをパタパタと見ているとCD-4方式のレコードが出て来て
「あれ、こんなの買ったっけ」と久しぶりに針を落としたのが、
今回の記事を書こうと思ったきっかけでした。

4チャンネル、特にCD-4方式は、正常な再生には
・カートリッジは高域が50KHあたりまで再生できる必要がある
・プレーヤーのケーブルは低容量で高域のロスが少ないものでなければならない
・2チャンネルの信号から4チャンネルに生成する復調器が必要
…と言った敷居の高いシステムであり、私もそれらの機器は所有していないため、
今はそのレコードも2チャンネルステレオとして聴くしかないのが悔しいところです。
このレコードもきちんとした装置で聴くときっともっともっと楽しいだろうなぁ(>_<)

CD-4盤「麻丘めぐみベスト・ヒット」には、「芽ばえ」から「ときめき」までの7曲と
そのB面曲が収められています。
「芽ばえ」以外でも、「森を駈ける恋人たち」や「アルプスの少女」は
シングルのミックスとはボーカルのテイクや扱い方が違っていたり、
「わたしの彼は左きき」ではブラスがトランペットとトロンボーンに分かれていたり等々、
シングル(オリジナル)のミックスに親しんでいるほどその違いがわかる、
CD-4バージョンならではの音を楽しめます。

最後におまけとして、そんな「アルプスの少女」のイントロを…。
ヤッホー!に全くエコーがかかっていなくて声が極めて鮮明なのが新鮮ですよ(^^)

******************************

年内は今回が最後の更新です。
今年は休んでしまう事が多く、また合間にクイズでごまかしのようになったりで、
ちょっと後悔が残っています。

来年もペースは上がらないかも知れませんが、
今後も楽しく続けていきたいと思っていますので、
よろしくお願い致しますm(__)m

では皆さま、良いお年を(^^)/

nice!(4)  コメント(24)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 4

コメント 24

ゆうのすけ

今年も押し迫ってきましたね。
いろんな事があって私自身のブログを動かすことが精いっぱいで
なかなか時間が取れなかったり 書きたいこといっぱいなのにコメントが残せなくて。。。^^;
それでも いつももぽぽんたさんの記事には え!そうだったの!と
とてもマニアックな事がいっぱいで再発見したり 記事を楽しませていただいて 後の作品を聴いた時にあ!そういうことなんだと なかなか音楽をじっくり聴くことが出来ない中 新たな音楽の楽しみ方を発見できたりするんですよ。♪~
・・・「アルプスの少女」 エコーなし”やっほ~!”それ以外のヴァージョンとちがって 傍に(彼女が)一緒にいる(すぐ脇で歌ってくれてる)シチュエーションで この作品を聴いているように気分になれそうです!^^

今年は お引っ越しされたりお忙しい一年でいらっしゃられましたよね。
年末年始はゆっくりお過ごし出来ますように!
来たる年も宜しくお願い申し上げますと共に
御自愛下さり 佳い年をお迎えくださいね!☆
by ゆうのすけ (2016-12-26 07:31) 

ぽぽんた

ゆうのすけさん、こんばんは!

そうですねぇ、クリスマスも終わってしまいましたし(>_<) 私は昔は年末年始が
大好きな人間だったのですが、今はただの通過点としか感じてないようで、
そんな感覚の変化が妙に寂しかったりします。

こちらこそ、いつも読んで頂いているのに今もってお邪魔する事もしていなくて、
申し訳なく思っていますm(__)m
ゆうのすけさんは唐津のご出身だそうですが、私は昔働いていた会社の関係などで
九州に友達が何人かいて、佐賀出身の人もいるんですよ。 私自身も半分長崎人ですし、
沖縄(宮古島ですが)にも親戚がいたりで九州は身近な存在です。

私のブログがお役に立てているようで嬉しいです(^^)
CD-4の「アルプスの少女」は私も好きで、仰るように麻丘めぐみさんが近くに
感じられるんですね。 それはヤッホー!も勿論そうですし、曲全体もそんなサウンドです(^^)

今年も毎回nice!を入れて下さったりコメントを下さったりと、ありがとうございました。
ゆうのすけさんにとって来年が素晴らしい時間でありますように…。
良い年をお迎えください!

by ぽぽんた (2016-12-26 23:24) 

きゅーぴー

誠にけしからんことですが、近頃はこのブログのチェックを怠っておりまして、気が付いたら何回か進行していました。

4チャンネルオーディオの話があったので「オッ」となりました。
このブログの主題である70年代音楽事情の記念碑に4チャンネルオーディオ(オーディオ)がありました。私も秋葉原でパーツを買って自作したスピーカーを使って「4チャンネルステレオ」にチャレンジたことを思い出しました。
ぽぽんたさんのCD-4は正式・高性能なタイプですが、こちらは庶民派のマトリックス方式でした。最初はスピーカーの能率を考慮せず、前後の音量が残念なことになりました。

このころは麻丘めぐみのルックスを高く評価していませんでしたが、オヤジになってから当時の写真を見ると、ずいぶん魅力的に思います。ヒトを見る目がなかったのでしょうと反省している今日この頃です。

新参者でしたがお相手いただき感謝します。
良いお年をお迎えください。


by きゅーぴー (2016-12-29 12:56) 

もとまろ

ぽぽんたさん、こんばんは。

やっと聴き比べをしました。
ラジオで歌を聴いてきて、同じカラオケで歌手の歌い方の違いはわかるけど、カラオケの微妙な違いまでは…何年も後のカラオケの再録は違いがわかりますけどね。
「芽ばえ」の聴き比べ、並べていただくと違いがよくわかります。
それと、違いを聴き分けられて、各トラックの音を推理できて、ぽぽんたさんはスゴイなぁと思いました。
カラオケレコードは、カラオケブームが昭和52年ごろからと聞きますが、その2年ぐらい前から出回ってたんですね。

それと、「過去のデビュー曲」は全然気づきませんでした。
私の感覚で、聖子ちゃんや明菜ちゃんあたりではないな…過去はもっと前だな…と思って。
めぐみさんは本名がファンに浸透してたんですね。知らなかったです。そこが珍しいなと思いました。

ずっと読ませていただくばかりでしたが、今年は思い切ってコメントにお邪魔しました。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
更新、どうか無理なさらないでくださいね。来年もよろしくお願いします。
来年もぽぽんたさんにとって良い年でありますように…。
by もとまろ (2016-12-29 21:34) 

ぽぽんた

きゅーぴーさん、こんばんは!

いえいえ、本文にも書きましたが、今は私もCD-4を再生する設備は持っていないんですよ(^^;)
マトリクスも色々な方式があって、サンスイのQSとソニーのSQが最も知られていましたが、
きゅーぴーさんが書かれている「庶民派のマトリクス」とは、恐らくスピーカーの結線だけで
構成するスピーカー・マトリクスの事だと思います。
これは左右のチャンネルの差信号を取り出して、位相などがめちゃくちゃな状態で
収録されているリバーブなどがリアチャンネルに回って広がり感が出る…と言うもので、
正式なマトリクスではないんですね。 仰るようにリアの音量が足りないなどの
困った事も起きやすいのですが、うまくいくとサラウンド感が出て楽しいサウンドになりますね(^^)

麻丘めぐみさんは幼少の頃からモデルをやっていた事もあるのでしょうが、
ルックスは抜群でした。
小学生だった私はマルベル堂のプロマイドを何枚も買い(当時はモノクロ1枚60円でした)、
額に入れて机に飾ったりしたものです。

こちらこそ、楽しいコメントをありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します!
良い年をお迎え下さい(^^)/

by ぽぽんた (2016-12-30 00:11) 

ぽぽんた

もとまろさん、こちらでもこんばんは!

今回はサウンドの違いと言う事であれこれ書いたのですが、こういう記事はあまり、
ウケが良くないんですよ(^^;)
オレだけがわかっているんだぞ!などと言う気持ちで書いているのでは決してないのですが、
何だか重箱の隅をつつくような書き方になってしまってるのかな、と反省したりします。
しかしもとまろさんのように、しっかり聴いて下さってコメントを頂けると書いてよかった、
と思うんです。 ありがとうございます!

そうですね、確かに本名からニックネームで呼ばれるパターンは少ないですね。
そう言えば当時、同期の森昌子さんは、本名が森田昌子でそこから田を取って
芸名にしたからと「たぬき」なんて言われていましたっけ(^^;)

こちらこそ、真剣に読んで下さった上で心のこもったコメントを下さって、
心から感謝致します。
来年もあれこれ書くと思いますので、良かったらまたコメントを書き込んで下さいね。
どうか良い年をお迎え下さい!

by ぽぽんた (2016-12-30 00:22) 

とわのえ

CD-4版はエコー成分をリアに振ってたのですかね。あの深い深いエコーに部屋で包まれるような感じでしょうか。一度聴いてみたいですね。
by とわのえ (2016-12-30 00:23) 

ぽぽんた

とわのえさん、こんばんは!

私もちゃんと4チャンネル状態で聴いた事がないので断言はできないのですが、
当時の4チャンネルは楽器に取り囲まれるような定位である事が多く、残響をリアに回して
自然なサラウンド感を…と言った感じのものは少ないと思われるので、
恐らくオリジナルミックスの残響感はほとんどなく、ストリングスなどがリアに…
と言った定位ではないかな、と推測してます。
もしご存知の方がおられたら、ぜひレポートをお願いします!

by ぽぽんた (2016-12-31 17:36) 

nuko222

ぽぽんたさん、皆さま
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

昨年最後のお題(曲あて)では楽器名で痛恨のミスがあり、めげていましたが、今年もぽぽんたさんの出題に挑戦したいと思います。(所要で忙しい時はスミマセン)

さて、「芽生え」の録音時期は8トラックのマルチレコーダー(1インチ幅テープの8chマルチレコーダー)だった頃なんですね。
当方はそのようなレコーダー(スカーリー社)を触った事はありますが、それで録音の経験はありません。
録音を仕事にしていた時代に先輩から8chレコーダー時代にピンポンしたり、2chレコーダーへコピーして戻したりする話を聞いたことがあります。
8chの前は4chのレコーダーで録音していたのですが、基本は2ch同録が原則の社会なので、2chで録音時にバランスをとって収録するのが録音エンジニア(ミキサー)の基本技術だった訳です。
その時代は、4chのうち2chにオケ(演奏=カラオケ)を収録し残りの2chを歌用に使用し、これをミックスして2chのマスターとしてトラックダウンしていたようです。
8ch時代はドラムとベース(リズム隊)が一緒の2chで他の楽器を残りのch、歌1chといった配置と聞きました。(会社によって違うかも?)
これでは歌の直しができないので、このマルチでのオケを流しながら2chのテレコを同時に回して歌を何回か録って、編集して、マルチに戻すような作業をしていたと聞いています。
理屈は判りますが、実際に見ていないので当方は伝説のような感覚です。
現在でも初の録音時にバランス(モニターバランス)をとる事が重要で、これが後にミックスする時の基本となるもので、かつてはこれがイコールカラオケとなる演奏の録音になるものだった訳です。
現在でもこの事(生オケ収録時にバランスをとって演奏者にモニター音としてヘッドフォン等に返す)は、生のオケ収録には普通に必要な技術で、
それで演奏者は自分の音量などの加減をしているので。
つまり、「オケ録りのバランスがカラオケすべて」といったところでしょうか。
こうやって色々な楽曲が作られてきましたが、昭和の時代はミキサーはおろか、演奏者やスタジオ等の記録が残っていないものが大半で、その業界の人だけしか知らないものとなっています。
この「芽生え」もミキサーの記録はあるのでしょうか?

by nuko222 (2017-01-01 02:38) 

とわのえ

ぽぽんたさん、なるほどそういうことですか。
私の推論は、CD-4盤にヤッホーのエコーがなかったので、エコー成分がリアに振ってあるのかと思ったのでした。
当時中学生だった私は4チャンネルステレオを持っており、しかしそれはマトリックスタイプで、付録していた4チャンネルレコードをかけるとリアからはフロントの何かの「成分」のようなものは聞こえてきて、なるほどとりあえず包まれた感はあるものの、4つのスピーカーから別々の音が再生されると言われていたCD-4方式は子ども心に憧れの的でした。
by とわのえ (2017-01-01 19:55) 

青大将

(♪ツン・ツクツクツン・・・・ピャラ~・・・・♪)

【一応、毎年恒例・新年のお約束という事で(^^;】
ぽぽんたさん、皆さん、明けましておめでとうございます。m(__)m

すっかりご無沙汰して居り、申し訳無い限りです。 特にコメントはしてませんでしたが、更新の度にチェツクは抜かり無く、記事はしっかり読ませて頂いて居りました。

「芽ばえ」は、偶然にも更新の二日前に突然聴きたくなり、ジャケットを改めてマジマジ見乍ら針を落として居たので、此処を開いた時には驚いた次第なんですよ。

処で、このGAMシリーズって何なんでしょうか?昔からずっと気になって居りました。
シリーズ中に浜村美智子(バナナボードの人ですね)の「男のためなら」とか、ATG映画「午前中の時間割り」主題歌が含まれてる(ウッ、またマニアック(^^;)事は知ってましたけど、「芽ばえ」に始まり、一体、どのくらい続いたシリーズだったのでしょうか。短期間だったのは明白ですが。

盤のラベルも当時のビクターの通常盤は黒色だったのに対し、このシリーズ盤はグリーンで差別化を図ってるので、余計に事情が知りたいです。(そう言えば、次の「悲しみよこんにちは」も、未だこのシリーズ内でしたね)

また改めてコメント書きたいと思います。本日はこの辺りで。m(__)m

本年も宜しくです。\(^o^)/
by 青大将 (2017-01-02 00:48) 

ぽぽんた

nuko222さん、あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い致します。

今年はクイズは控えようかなと思っていたのですが、気づくと音楽を聴いていて
「あ、これクイズにできるな」などと考えていて(^^;) 近いうちにまたやります(^^)

今回も貴重な解説をありがとうございます。
私の好きなカーペンターズはデビューアルバムが8トラックで制作されているのですが
(レコーダーはやはりスカーリーだそうです)、音を聴くとそれこそピンポンしまくりで
無理やり重ねているような感じさえ受け、音質的には決して良いとは言えないのですが、
それほど音楽的に多重録音が必要だったからだろう、とどこか納得してしまいます。
アメリカでは、1965年のサイモンとガーファンクルの大ヒット「サウンド・オブ・サイレンス」
でさえマルチトラックで残っているほどで(YouTubeにトラック別になっている音源がアップ
されています)、古くから合理的な制作が行われていた、という事かも知れません。
日本では結構いつまでも2チャンネル同録が行われていたんですね。
「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)はベーシックを16トラックで録って、その後は
2トラック同士のピンポンでブラスやストリングスを重ねていった…と当時のエンジニアが
語っていて、今の感覚では「何でそんな効率が悪くて音質的にも不利な事を?」と
思ってしまいます。 nuko222さんが「伝説のような」と仰っているのは、恐らく
そのような形態のレコーディングの事では、と思います。
ビクター、そして「芽ばえ」のレコーディングは、これは私の推測ですが、
最初から「いずれ4チャンネルステレオでもミックスする」との前提があったのでは、
と思うんです。
「芽ばえ」よりも少し前の「なのにあなたは京都へゆくの」(チェリッシュ)も
CD-4で別ミックスがあり、それも8トラックで制作されていると思われるので、
ビクターはマルチトラックでは他社よりも先を行っていたと言えるかも知れません。
麻丘めぐみさんの楽曲はハイレゾ音源のベストがあり、それを購入すると
担当エンジニアだった高田英男さんのサウンド解説が添付されるそうで、
私はとても興味を持っています(^^)

by ぽぽんた (2017-01-02 15:59) 

ぽぽんた

青大将さん、あけましておめでとうございます♪(今年もBGM付きですね(^^))
今年もよろしくお願い致します。

お、何だかテレパシーですね(^^;) 長年音楽を聴いていると、特定の曲が
ある時突然、無性に聴きたくなるって事はよくありますね。
テレビを観ていて、カバーされている楽曲のオリジナルを聴きたくなったりとか。

GAMシリーズは、1971年頃に「今度ビクターでは外注の作家をどんどん使って
若者向けの新しいイメージのレーベルを創る」(1970年前後までは日本のレコード会社は
専属の作詞・作曲家が曲を作って発売するのが基本で、それを打ち破ったのが
東芝やCBSソニーと言われています)との方針が出されて、その中心人物として
当時ビクターのプロデューサーだった小澤栄三氏が中心になり、立ち上げたレーベルだったんですね。

私も調査不足でGAMレーベルがどれほど続いたのかはわからないのですが、
ビクターは他にもチェリッシュなどのSFレーベルもありましたし、
若者をターゲットにした音楽作りに非常に意欲的だったと言えると思います(^^)

次回のコメント、またお待ちしてます(^^)/

by ぽぽんた (2017-01-02 16:25) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、コメント、ご無沙汰してしまいすみません。
暮れに、コメントを書いて「今年もありがとうございました。どうぞよいお年を。」と挨拶をしたかったのですが、バタバタしているうちに年が明けてしまいました。
なので、改めまして。

ぽぽんたさん、みなさん、新年明けましておめでとうございます。
ぽぽんたさん、昨年も楽しく記事を読ませていただきました。ありがとうございました。このブログをのぞくことは、私の(ほぼ)毎日の日課です。今年もどんな歌が、そしてどんなクイズがでてくるのか楽しみにしています。今年もよろしくお願いします。

さて、麻丘めぐみさんは、私が「アイドル」としてとらえた第1号の歌手でした。前年に、南沙織さんや天知真理さん、野口五郎さんは出てきていましたが、まだ小学生だったためかテレビの歌番組などそれほど観なくて、あまり認識がなかったように思います。

「芽ばえ」は私が中1のときの6月に発売になりました。うっすらと記憶に残っているのですが、長沢純さんだかが司会をしていた番組に、デビューしたての新人歌手が何人か出場し、「デビューしたばかりの新人の皆さんです。」と紹介されていたことがありました。その中にめぐみさんがいて、「がんばります。」というようなことを言っていたのです。そして、「芽ばえ」を歌ったのです。
私の第一印象は「可愛い人だな。」「細い人だな。」でした。「芽ばえ」を聴いたとき、♪足にまめをこさえて♪という歌詞が、私たちが普段使っているような言葉で、歌謡曲っぽくないなと思いました。

そんな、「どこにでもいるような女の子」なんだけど、かわいくてスタイルがよくて、歌もまあまあうまくて、楽曲もいい(中学生の私好み)・・・そういう歌手が私にとっての「アイドル」になったわけです。実際、めぐみさんの後、真理さんもヒット曲連発になったし、五郎さん、秀樹さんもヒットしてきたし、ひろみさん、アグネス、美代ちゃんも出てきたですものね。

「芽ばえ」はいろいろなバージョンがあるんですね。聴き比べてみるとおもしろいですね。でもやっぱり、オリジナルのリバーブがかかったのがいちばん好きです。「アルプスの少女」もやっぱりオリジナルがいいな。

突然話がかわりますが、昨日、今日と実家に行ってきました。高校生(1978年3月)まで過ごしたふるさとです。だから、70年代の歌は、楽しかった小中高の学校時代、仲のよかった友達、家族との思い出、ふるさとの風景・・・いろいろなことを思い出させてくれるのです。年をとったせいかもしれないけれど、ちょっと涙線も弱くなったりして・・・サウンドも全然古いとは思いません。あの頃の歌はバラエティーに富んでいて聴いていてとても楽しいです。懐かしんでいるだけかもしれない、でもいいのです。帰りの車の中では、70年代の「青春歌年鑑」をいろいろ聴きながら帰ってきました。

久しぶりの、しかも新年早々というのに、ちょっと変なコメントになってしまいました。「芽ばえ」のことにもあまり触れてないし・・・すみません。
でも、今年もコメントでおしゃべりに参加したいと思います。よろしくお願いします。
by ゴロちゃん (2017-01-02 21:12) 

nuko222

ぽぽんたさん、お返事ありがとうございます。
ピンポンということで思い出しましたが、当方もアナログ24ch時代にアシスタント(エンジニア)として部分的に演奏パートを別トラックへ移動(コピー)してその部分を開けたことがあったと思いだしました。(色々な曲で)
ドルビーをかけて録っているので、コピー時はドルビーのユニットのトグルスイッチをオフにして、そのパートの空いているchにコピーするのですが、前後に別楽器の演奏が入っていることがあって緊張しながらパンチイン/アウトした記憶があります。(冷や汗ものです)
前回書き込みした2chテレコについてですが、方chにオケを入れて(モノ)もう1chに歌を入れることを付け加えます。(同期は音を聞きながらのキャプスタンの調整だったようです)
麻丘めぐみさんのミキサーは高田さんだったんですね。高田さんというと小泉今日子さんのミキサーとして覚えていますし、スタジオ長(2000年頃~)だったと思います。
当方は多分知らない方かもしれませんが、尾崎紀世彦さんのミキサーの方はどなたですか?(当時の日本フォノグラム)
by nuko222 (2017-01-03 02:38) 

卓

3日ですが、明けましておめでとうございます。本年もサイトの更新を楽しみにしています。(コメントを投稿できず申し訳ないのですが…。)

同じシングルでもこんなに違うんですね?ビックリです。
ピンク・レディーの「Innovation」でこの違いなら納得ですが、同じ曲をここまで変えてしまうミックスに疑問が少し残ります。私はやはりリバーブたっぷりのオリジナルシングルがお気に入りですね。

私が中学生の頃は、コンポーネントステレオの幕開けの時代であったと思います。アンプ一台も高額(そして重かった)で、今ではステレオのセットが購入できますからね?ただし、4chステレオに関しては、コンポーネントでの発売は無く、テクニクスのブランドでも「4chステレオ」のセットもので販売していたと思います。従弟がこのステレオを購入しましたが、4chのレコードがあまり発売されていなくて、確かステレオのセットにテスト盤の4chレコードが付属していたと記憶しています。なので、本体のアンプ部に2chのレコードを疑似4ch(マトリクス方式)化するスイッチがありました。テクニクスのステレオの発表会を近くの電気屋が開催し、レコードの左右横方向の刻みと左右上下方向の刻みで4chを再生すると説明していたと思うのですが…。

それぞれミックスの違いを解説する今回のブログですが、私は同じカラオケでもコーラス(本人のダブリ歌唱を含む)あり・なしのカラオケにも興味を持っていて、これまで手に入れたオリジナルカラオケで、一番ショックを受けたのが、平原綾香さんの「ジュピター」なんです。サビをオクターブでハモりますが、1オクターブ高いコーラスのパートがすべてカラオケに入っていて、純粋なカラオケとして全く楽しむ事ができなかったんですね。

テレサ・テンさんの「別れの予感」、小泉今日子さんの「あなたに会えてよかった」、松田聖子さんの「ハートのイヤリング」などは、本人がテレビなどで歌唱する際は、コーラス入りのカラオケを使用して、オリジナルカラオケとして発売したカセットやCDには、コーラスが入っていませんでした。偶然だったのか、オリジナルカラオケの意味を分かって販売していたのか分かりませんが…。

で、話がだいぶ逸れてしまいましたが、これからもこのブログの更新を楽しみにしています。無理せず長く続けて下さい。
by (2017-01-03 17:55) 

ぽぽんた

ゴロちゃん、あけましておめでとうございます。
いつも読んで下さって本当にありがとうございます(^^) このブログは、記事を読んで頂きたい
のは勿論なのですが、頂戴するコメントとそれに対するお答えも記事の一部(というよりも
第二部の記事)と思いますし、以前にも言いましたが、コメントを下さる皆さんと作り上げている
と言ったような誇りを持っています。
これからもぜひ、よろしくお願い致します。

クイズ、意外と期待されているようですね(^^;) ではこれからもやります(^_-)-☆

当時の番組の事をよく憶えておられますね!
私は歌唱シーンを断片的にしか憶えていない事が多いのですが、
麻丘めぐみさんについてはなぜか、昭和48年の正月に「女の子なんだもん」を新曲として
歌っていた場面が妙に記憶に残ってます。
FM東京「サウンドインナウ」で初めてきちんと録音したのがその直後だった事も、
その記憶の一助となっているかも知れません(カラオケの方は「芽ばえ」でしたが)。

フォトジェニックと言う意味では、私にとってもアイドル一号は麻丘めぐみさんでした。
今も当時のプロマイドを何枚も持っているほどですし(^^)
当時は仰るように次から次へと、今もしっかりと名を残しているアイドル歌手が出てきた時代で、
それぞれにファンがいたわけですが、私はとにかくその音楽最優先だったために、
この歌手しか聴かない!なんて事は一切なく、まんべんなく受け入れていたように思います。
今ふと思い出したのは、小学6年の夏休みに麻丘めぐみさんが「わたしの彼は左きき」と言う
歌を歌っていると知った時に、それまでのイメージと全く違っていたので「え?冗談でしょ」
なんて思った事です(^^ゞ

いつまでも残るような曲がいくつも出てきた時代に学生時代を過ごせて、実に幸せでした。
これからもそんな時代の曲を中心に、あれこれチャチャを入れていきたいと思います(^^)

by ぽぽんた (2017-01-04 10:34) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんにちは! こちらこそ、いつも詳しいお話をありがとうございます!

部分的に別トラックに音を移動するとは、大変なテクニックですね。 その空けた部分に
新たに演奏を入れる目的(アレンジャーが突然「この音を追加したい!」などと言い出して
仕方なく、と言った状況だったのではないでしょうか(^^;))
アナログではやり直しが利かないので、とても緊張された事とお察しします。
ドルビーをオフにしてコピーと言う事は、エンコードされたままの音を聴きながら…
と言う事と思うのですが、Bタイプだと高域が上がるだけですが、Aタイプだと
どんな音になるのでしょう? 興味があります(^^)

音を聴きながらの同期ですか! もう職人技の世界ですね。
先述のトラック間のコピーを含め、今の、デジタル機器しか経験のない世代には
理解し難いプロセスですよね。
やり直しが利かない、あるいはやり直す事はできてもまた最初から…と言ったご苦労も、
音楽を創る上で大切な「味」につながるような気がします。
そのようなエピソードは、私が最も興味がある事です。 これからも、良かったら
折に触れて教えて下さい!

「また逢う日まで」のエンジニアは、当時ビクターにいた内沼映二氏だそうです。
私が前回書いた事はちょっと誤りがあって、16トラックで録ったのはリズム隊とブラス隊で、
それを2チャンネルにトラックダウンしたものにストリングスやコーラスなどを
重ねていったそうで、ダビングを重ねたためにノイズが…と内沼氏は気にしていたそうです。
尚、「また逢う日まで」のオリジナル・カラオケは、市販されているものは
コーラス入りとコーラス無しの2種類で、コーラス無しの方はリバーブも少なめです。

by ぽぽんた (2017-01-04 11:06) 

ぽぽんた

卓さん、あけましておめでとうございます。 読んで下さっているとわかるだけでも大変
嬉しく思います。 これからもよろしくお願い致します!

私もたまに家電量販店などに行きます(いや、通り過ぎます、かな(^^;))が、最近は
ミニコンなども「え!こんな値段で買えちゃうの!?」とびっくりします。
しかも機能は充実していて…デジタル、恐るべしです。 その代わり面白味は薄いですが…。

4チャンネルステレオが登場した頃は3点セットの、いわゆる「セパレートステレオ」が全盛で、
どっしりとした家具のようなステレオに小さなリアスピーカーを追加、と言った形態が
多かったんですね。 私の家にもトリオの、そんなステレオがありました。
コンポーネントはソニー、サンスイなどから出ていて、私が持っている当時の雑誌には
テクニクス(ナショナル)からもアンプなどが発売されていたのがわかります。
しかし当時はコンポなどは本当にオーディオが好きである程度豊かな人が持つもの、
と言った感じで、まだそう一般的ではなかったように思います。
4チャンネルステレオも派手に宣伝されたわりにはなかなか浸透しなかったのですが、
それはやはり日本の住宅事情が最も大きな原因では、と思います。

2チャンネルステレオを4チャンネル化する回路も色々とあったようですが、
長いパイプの両端にスピーカーとマイクをつけて遅れた音を取り出す…などと言った
原始的な回路であるために音質がひどかったり、
位相をいじっているために音がリスナーの頭の中で鳴る気がして気分が悪くなったり…
など色々問題があったようです。
今思うと、そんな未完成な技術も楽しかったりしますが(^^)

コーラス有り・無しのバージョンについては、これ以前も書いたかも知れませんが、
桜田淳子さんの「三色すみれ」かな。
CDに収められているものはほとんどのパートにユニゾンのボーカルが入っていて、
「これじゃカラオケじゃないじゃん!」と思ってしまいました。
ボーカルが部分的に入ったカラオケは面白いのですが、私はクリーンなバージョンの方が
好みです(^^)

応援して下さってありがとうございます! 今後も色々書かせて頂きます(^^)

by ぽぽんた (2017-01-04 11:31) 

nuko222

ぽぽんたさん、こんばんは。
業務用のドルビーAのエンコード音ですが、Bタイプ(カセットテープに一般的に使用できるようにデッキに装備されていた)と同様な音(ドルビーをかけた音をそのまま聞く)でハイ上がりのシャリシャリする感じになります。
この感じが良くて、あえてデコードせずにそのままミックスすることがありました。
例えば、コーラスを3声(3人)まとめてリミッターでつぶしたものを1トラックに録った時にドルビーをかけて、再生時は外すとキラキラした良い感じに仕上がるんです。
これを2回同様に録って(2トラックになる)をLRに振り分けてそれぞれにショートディレー(ディレーマシン2台で数十ミリ+モジュレーションでディレータイムを変動させる)を逆chに定位させるようにすると、広がりのあるゴージャスなコーラスができるのです。(広がり過ぎた場合はPANを狭めるなど調整)
現代でもドルビーは使っていなくとも、エフェクターでエンハンス(音のメリハリを出すよう強調する効果)することでハイ上がりにすれば、この手法は使えます。
普段はあまり手の内は書かないのですが、お正月ということで。
by nuko222 (2017-01-05 02:26) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

素晴らしい秘技を教えて下さってありがとうございます! 勿論Aタイプのドルビーは
民生品にはないのでその技をそのまま試す事はできませんが、擬似的にやってみるのは
可能な気がします(かなり手が込んでいますが)。
私は個人的に多重でコーラスを作ったりするのが好きなので、そのテクニックを
ぜひ応用させて頂きたいと思います!
エンハンスのエフェクターと言えば、一時期エキサイターなるエフェクター(かな)
を通すのが流行した事がありましたね。
とにかく音が元気になる、と言う触れ込みでした。

40年近く前ですが、ビクターがバイフォニック(だったかな)と言うエフェクトを提案した
事があって、それは原理的には片方のCHの信号を逆相にしてから反対CHに混ぜると
2チャンネルステレオでも左右のスピーカー間の外からも音が聴こえてくる、
と言ったもので、冨田勲氏のアルバムにもそれを応用して広がりを出したものがあります。
私もレコードを持っていますが、確かにその効果は感じられます。
nuko222さんの書いてくださった手法を読んでいてふと思い出しました(^^)

プロのレコーディングにはまだまだ、色々な秘技がありそうですね(^^)
良かったら、また解説をお待ちしてます!

by ぽぽんた (2017-01-05 23:16) 

マコジ

超お久しぶりです、もう忘れられちゃったかな・・・(笑)

鉄板リバーブ懐かしいですね!
キーボードやギターアンプにも鉄板リバーブが内蔵されていたので、貸しスタジオの機器なのに蹴っ飛ばしてとんでもない音を出して遊んだ記憶があります(^^;

nuko222さんの「ピンポン」という単語も30年ぶりくらいに発見しました!
当時ちょっと流行った4トラックのカセットMTRを買って遊んでましたが、ノイズリダクション性能も申し訳程度でどうしても音がこもってしまい、「これじゃない感」がハンパなかった記憶があります。

麻丘めぐみちゃん、当時はあたりまえのようにTVで観てましたけど、今改めて見るととんでもなくカワイイですよね!

今年もよろしくお願いします!(^^
by マコジ (2017-01-14 11:07) 

ぽぽんた

マコジさん、あけましておめでとうございます。 お久しぶりです(^^)
忘れるわけないじゃないですか!ちょっとスパイシーなコメントでしっかりと憶えてます(^^)

えっと、それは鉄板リバーブではなくてスプリングリバーブ、ですよね(^^;)
文字通りバネを使った装置なのでめちゃくちゃ振動に弱くて、それを逆に利用して
アンプを蹴飛ばしてガーンと言わせたり、スプリングをこすったりはじいたりして
効果音のように使う人もいたようです(今はどうなんだろう?)

宅録をアナログで始めた人にとっても、ピンポンなる言葉はなじみ深いですね。
デジタルになってからは、似たような操作をバウンスと呼ぶのですが、音質の劣化が
全くなく、マコジさんもお使いになった4トラックカセットとはまさに隔世の感です。

そうですね~、麻丘めぐみさん!とんでもなくかわいいですよね。 今の時代では
すっかり失われたと言っていい「可憐さ」をとても感じます(^^)

こちらこそ、今年もよろしくお願い致します!

by ぽぽんた (2017-01-15 18:05) 

JP

「芽ばえ」は素晴らしい作品だと思う。筒美氏のベスト5に入れたい。作曲だけでなく、編曲も素晴らしいと思います。エコーを最大限に使ったそのドリーミーなサウンドも、いつ聴いても胸の高鳴りを覚えます。また細かい分析をお願いします。
by JP (2017-04-18 08:20) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る