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2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

夏バテ前のクイズ、って事で(^^ゞ

ぽぽんたです。 私のブログをいつもご贔屓いただき、誠にありがとうございます。


今日は更新はお休みですが、しっぽが見えてきた夏を惜しみ、クイズいきます(^^)

次回の記事にしようと思っているのはこの曲です。
曲名と歌手名を当てて下さい! ウルトライントロ、ですよ(^^)

今回は、季節感は全く無視した選曲です。
だから今の時期だと夕暮れ時に聴いてしまうと「え?え?」と困ってしまうかも…。

ヒントはですね…編曲を含め作者の組み合わせが山口百恵さんの「謝肉祭」と同じです。
…でどうすか(^_^;)

今回もコメント欄を「承認後表示」に設定して、回答をお待ちしています。
正解発表、そして頂いた回答の一斉表示は今週金曜(25日)の夜に行う予定です。


では、よろしくです~!

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愛は傷つきやすく / ヒデとロザンナ

生、聴いたぞ~(^^)

愛は傷つきやすく.jpg

チャートアクション

「愛は傷つきやすく」はヒデとロザンナの5枚目のシングルとして1970年5月に発売され、
オリコンシングルチャートで最高1位(同年8月3日~31日付、5週連続)、同100位内に25週、
売り上げ枚数65.5万枚の大ヒットであり、またヒデとロザンナの最大ヒットでもあります。


作家について

作詞は当時も筒美京平氏とのコンビで大ヒット曲を量産していた橋本淳氏。

作曲は「今は幸せかい」(佐川満男)に始まり、後に桜田淳子さんの初期のシングル曲、
さらに後には「北酒場」(細川たかし)など、長きに渡りコンスタントにヒットを
出し続けた中村泰士氏。

編曲は1960年代から1970年代にかけて多くの楽曲のアレンジを手掛けた森岡賢一郎氏です。


楽曲について(1)

歌詞には当時終わりかかっていた「サイケデリック」の影響か、
退廃的な雰囲気がふんだんに感じられます。
「自由にあなたを愛して私はこんなに傷ついた」「二人で命を断てば…」と、
身勝手としか思えない言葉を並べた後で「蘇る日々、愛」「やさしい言葉で…結ばれた」と、
途中の成り行きをパスしていきなり結果となる展開に、それを強く感じます。

特に「自由」は当時の若者には何よりも魅力的な単語であったようで、
当時のフォークソングや和製ロックでも散見されます。


男女2人組のデュエットは多く存在しますが、音楽的な役割分担では次の3種類に分けられます:
1.男性がメインで、女性はハモリなどのサブ的存在。
2.女性がメインで、男性は添え物的(に見えてしまう)存在。
3.男性、女性対等に、互いに重要なパートを受け持っている。

多くのデュオでは楽曲によって1~3のいずれにもなるのですが、
テレビ出演などに限った場合にそれぞれの代表を挙げると
1…日本ではほぼいない(グループだと森田公一とトップ・ギャラン等)
2…チェリッシュ、ダ・カーポ
3…畑中葉子&平尾昌晃、ヒデとロザンナ、トワ・エ・モア、さくらと一郎

ヒデとロザンナのシングル曲は、バランスにはいくらか男性中心に感じられるものの、
歌としてはどちらかがいないと全く成り立たない作りが多いんですね。

ただ、デビュー曲の「愛の奇跡」は主旋律は男性側であり、女性側はハモリ専門です。
そこで間奏でロザンナさんに「アモーレ!」と絶叫させ、存在感を打ち出したのでしょう。

メロディーの音域は男性の下限から女性の上限までフルに使っていて、
各々の役割分担が明瞭なのが特徴と言えます。

「愛は傷つきやすく」は男女それぞれのソロパートと追っかけが次々に出てくるのに、
二人でハモるパートが無いのは少々変わっています。
そのあたり、次の歌メロ譜で確認してみて下さい:
愛は傷つきやすくscore.jpg


楽曲について(2

構成は、イントロ→A→B→A→間奏→A→B→コーダ となる、やや変則的な2コーラスです。

リズムは16ビート on 8ビートと言った感じで、
慌ただしく進行しているようでふと気づくとゆったり感もある、ちょっと不思議な音空間です。

キーはEマイナー(ホ短調)で始まり、イントロとA以外はEメジャー(ホ長調)です。
面白いのはBメロに入る前に「ここから転調しますよ~」とばかりに1小節入る事で、
そこで聴く方も次の展開に向けて身構えてしまうような、独特の効果があります。
短調から長調への変化は聴いていてどこかホッとしてしまう効果があり、
歌謡曲でも時々耳にするパターンです(判りやすい例としては「ちいさな恋」(天地真理)など)。

また楽譜をご覧になるとお判りかと思いますが、Bメロの ♪やさしい言葉~で♪ 部分に
字余りを吸収するように2/4拍子の小節が一つだけ入っています。
しかしメロディーの流れが良いので、不自然さはほとんど感じませんね。

間奏に希望を感じさせるようなトランペットのソロが聴かれますね。
当時はイントロや間奏などにトランペットのソロが入るのはよくあるパターンの一つで、
ビリー・バンバンの「白いブランコ」では、イントロにトランペットソロが入る
オケを聴いて菅原進さんが拒否反応を起こした…そうです。

そして間奏が終わるとまた1小節入り、そこで今度は長調から短調へ転調します。
この部分のように曲のトニック(Iの和音)が長調から静かに短調に変わるパターンは
ありそうでなかなか例がなく、何かがしぼんでいくような独特な効果をもたらします。
私はその雰囲気が好きで、自作の曲にも間奏に取り入れた事があります。
良かったらご一聴を(記事の最後に貼っておきます)。


コード進行は難しい個所は一つもありませんが、Bメロ最後 ♪結ばれた♪ の部分、
それとトランペットソロがフィーチャーされた間奏の終わり近くのサブドミナント(Ⅳの和音)
に6th系コードが使われているのが、当時では新しい試みであったと思われます。
6th系コードはこれまで再三述べてきたように筒美京平氏もあらゆる曲で使用している、
哀愁感と曖昧感を程よく醸し出す日本人好みと言って良い和音で、
もしすると1960年代後半に日本でも大ヒットした「恋はみずいろ」(ポール・モーリア楽団)で
効果的に使われているのをお手本にしているのかも知れません。


楽曲について(3)

「愛は傷つきやすく」よりも数ヶ月前、森山加代子さんの「白い蝶のサンバ」が大ヒットしました。
前例のない早口歌謡として話題を集め、誰もが歌まねをするほど大衆に浸透した1曲でしたが、
「愛は…」はそれを見本としたと思われる、16分音符を多用したせわしいメロディーで作られています。
奇しくもレコード会社も同じですし(^^;)

またAメロからBメロへ、短調から長調へ転調する雰囲気とイメージには、
この曲の前年にヒットした「アクエリアス(輝く星座)」(フィフス・ディメンション)
の影響が感じられ…と言ったように、当時大衆に受けそうな要素を複数盛り込み、
1つの歌謡曲として昇華させ作り上げたと推測できます。

そこに当時の若者が好みそうな退廃的な歌詞を乗せる事で、
ヒットする要素を詞・曲両面から重ね上げ、制作者の意図通りに大ヒットになったのでしょう。


サウンドについて

アコースティックギターの、16ビートでやや複雑なアルペジオのイントロで始まり、
それにベースギターとビブラフォンが乗り、ストリングスがかぶり、 
転調してドラムスとストリングスの駆け上がりで盛り上げにかかる、
カラオケだけを聴いていてもドラマティックな展開を楽しむ事ができます。

時代的に全楽器同時録音と思われますが、各楽器の音は極めて明瞭であり、色彩感があります。
カラオケ録りの段階で、後にかぶせるボーカル込みのバランスを決める必要があるため、
また楽器別の録り直しなどはできないので、エンジニアは大変苦労した事と思います。


付記

実は今回の選曲は急きょ変更したものだったんです。
なぜかと言うと…

先日、今私が住んでいる地域で夏祭りがあって、
そのゲストとしてロザンナさんと三原綱木さんが来たんです(^^)
夜8時に特設ステージに登場して、ヒデとロザンナのヒット曲、
ブルー・コメッツのヒット曲を中心に1時間のライブが繰り広げられました。

勿論ヒデさんはいませんでしたが(ロザンナさんは「そこにいると思うよ」と言ってました(^^))、
三原綱木さんがヒデさんの代わりとなり「愛の奇跡」「愛は傷つきやすく」、
そして「望むものはすべて」を、ほぼ完璧なデュエットとして聴かせてくれました。

できれば「真夜中のボサ・ノバ」も聴きたかったけど…わがままですね(^^;)

で、その後、改めてヒデ・ロザの音楽を聴き返してみると、これがやはりいいんですよね。
ハッキリ言って二人とも歌唱力はほどほどですが(^^;)、楽曲自体、とてもいいものが多く、
見直す良いきっかけとなりました。

もっとわがままを言うと…つなき&みどりの「愛の挽歌」も聴きたかった…けどね(^^)


「愛は傷つきやすく」
作詞 : 橋本淳
作曲 : 中村泰士
編曲 : 森岡賢一郎
レコード会社 : 日本コロムビア
レコード番号 : P-93
初発売 : 1970年(昭和45年)5月25日

「夕立ち」ぽぽんた

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